失われた夢を取り戻す、孤独な闘い

 セガより、2012年12月発売予定のプレイステーション3用ソフト『龍が如く5 夢、叶えし者』。今回は主人公ひとりひとりをより深く描く新要素“アナザードラマ”の“品田編”を紹介しよう。

■品田辰雄のアナザードラマ“一打の代償”
品田のアナザードラマでは、名古屋の錦栄町を舞台に品田辰雄のバッターとしての活躍を描く。かつてプロ野球選手として名古屋ワイバーンズに所属した品田。その素性を隠して錦栄町で暮らしているが、困窮した生活のためにコソコソとバッティングセンターで景品狙いをすることも……。そんなある日、品田は高校時代の元チームメイトとの“偶然の”再会を果たしてしまう。それを切っ掛けに、つぎつぎと“奇妙な”バッティング勝負を挑まれることに。いちど捨てたはずの野球への夢。品田はかつての輝いていたころの自分を取り戻すことができるのか? 過去の自分、過去の栄光との孤独な闘いが始まる。

▲バッティング勝負をする際に、演出として流れる映像。何人もの一筋縄では行かない相手と、多彩な形式の勝負を行う。ミニゲームとしてのバッティングの前後に演出シーンが挟まれ勝負を盛り上げる。

■ライバル白河との会話
高校時代のチームメイトだった元ピッチャー“白河”と出会うことで品田のアナザードラマは始まる。彼との勝負をきっかけに、さまざまな相手とのバッティング勝負を行うことになる。

■パラメータアップ画面
コーチの指示をクリアする事で品田のパラメータが強化されていくだけではなく、バッティングに役立つさまざまなスキルをゲットする事もある。

▲過去に指導してくれたコーチとも再会を果たす品田。彼が課す指示を達成していくことで、成長していく。

■バッティングバトル
バッティングバトルでの対決は、ボールの予想位置から、カーソルを合わせてタイミング良くボールを打とう。また、バッティングでは特定の条件で“ヒートアイ”というスキルを発動できる。このスキルを使うと時間がゆっくり進むようになり、ボールをよく見極めて打てるようになるのだ。

▲バッティングセンターと野球場、両方でバッティング勝負が展開される。
▲錦栄町では、さまざまな相手が勝負を挑んでくる。彼らにはそれぞれドラマがあり、ストーリー仕立てのミッションを進めながら勝負を行うのだ。