エイダが使えたらもちろんうれしいです!
2012年7月12日~15日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにて開催されているエンターテインメントのイベント“Comic‐Con International”(通称“コミコン”)。開催2日目となる7月13日、カプコンの『バイオハザード6』のセッションが行われ、カプコンの小林裕幸エグゼクティブ・プロデューサー、平林良章プロデューサーらが登壇した。
セッションは、まさかの機材トラブルのため、Q&Aからスタート。熱意溢れる『バイオ』ファンが、我先にとマイクの前に集まり、クリエイター陣に質問を投げかけた。
――エイダはプレイアブルキャラクターなのですか?
平林 エイダが使えたら、うれしいですか?(ここで来場者からは大きな歓声が) イエスかノーかは言えませんが、皆さんが喜べるような情報を今後出せると思うので、お待ちください。
――どうして3人のキャラクターを主人公にしたのですか?
小林 僕は最初、レオンを主人公にしたいと考えていました。そこにディレクターの佐々木(佐々木栄一郎氏)が「クリスのシーンを作りたい」と言ってきまして、さらにベテランふたりだけではなく新しいキャラクターを登場させようということになり、ジェイクが生まれました。
――マルチプレイはありますか?
平林 もちろんありますよ。クロスオーバーのシチュエーションによっては、最大4人でコープできる場所もあります。
――『バイオハザード7』は出ますか?
小林 世界中の方々が『バイオハザード6』を買ってくだされば、あると思います(笑)。
――ハンクは『バイオハザード6』出ないのですか?
小林 『オペレーション・ラクーンシティ』に出たから、もういいでしょう?(笑)
以上のようなQ&Aで会場が温まったところで、レオン編とクリス編の初公開となるステージでのデモプレイが披露が披露された。
レオン編は、ゾンビの巣窟と化した地下鉄の線路を進むというシチュエーション。非常に暗いステージで、敵の姿もあまり見えず、頼りになるのは自身が装着している小型のライトのみという状態。
この線路では、人にコントロールされていないはずなのに動く電車(Zombie expressと称されていた)が走っており、この電車に轢かれてしまうとゲームオーバーとなる。デモプレイでは、一度レオンがあっけなく轢かれてしまい、会場からは嘆きの声が上がった。
一方のクリス編は、B.O.W.(生物兵器)を追って中国にある建物内を探索するというシチュエーション。天井や廊下の奥などから突然現れるB.O.W.に、隊員がひとり、ふたりとやられていく。その死にざまも凄惨で、見ている記者も思わず怖くなってしまうほどだった。ついにクリスとピアーズはB.O.W.と対峙するが……というところでデモプレイは終了。
短い時間ではあったが、さまざまな戦闘シチュエーション、『バイオハザード』らしい恐怖の演出などが楽しめた今回のデモプレイ。ますます発売が楽しみになる内容だった。
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