ダウンロード販売にはボーナストラックも付属

 日本科学未来館で常設展示されている“アナグラのうた ~消えた博士と残された装置~”の音楽CD『アナグラのうたのうた』(日本科学未来館で先行好評販売中)が、2012年7月15日(日)から、Amazonでも一般販売されることが分かった。また、2012年7月21日(日)からiTunes Music Store、mora、music.jp などの各種音楽ダウンロードサイトで、PC、携帯も含めたダウンロード販売を実施する。ダウンロード販売では、CDに含まれている全曲に加え、ボーナストラックとして「祭りの準備」(「アナグラのうた」で“まつり”が起こる前の待機状態に流れる曲)を追加収録。ジャケットも、ダウンロード販売専用のイラストをデザイナーの納口龍司氏が描き下ろしで用意した。

※『アナグラのうたのうた』Amazon販売ページはこちら

■『アナグラのうたのうた』、音楽CD とは
このCDは未来館の展示の雰囲気をそのままに、“アナグラのうた”のストーリーを歌詞に乗せて、ボーカロイドが歌う楽曲の10曲、特別な条件がそろったときにしか聞くことのできない「まつりのうた」(毛利館長はじめ未来館のスタッフ達もコーラスで参加。)さらに展示内の環境音をそっくり再現した音楽(アンビエントサウンド)1曲など、魅力あふれる全14 トラックを収録。作曲者の中村隆之氏みずからが1枚のCDに仕上げている。また、人気キャラクターであるミーも、デザイナー納口龍司氏がCDのために描き下ろしており、ジャケットや盤面にたくさんレイアウトされている。自分のミーを持ち帰る感覚も同時に楽しめるのだ。今回の一般発売に際し、“手をつなげ”の楽曲を追加収録、ジャケットデザインも変え、装いも新たに登場する。

■“アナグラのうた~消えた博士と残された装置~とは”
お台場の日本科学未来館の2011年8月からの常設展示。2012年2月21日(火)、2011年度、第15回文化庁メディア芸術祭にてエンターテインメント部門優秀賞を受賞。現在活躍するゲームクリエイター(グラスホッパー・マニファクチュアの飯田和敏氏)がゲーム的な演出をし、“空間情報科学”という領域の研究を大人にも子どもにもわかりやすく体験させる同展示は、博物館展示でありながらアート作品としても高い評価を得ている。