『美少女戦士セーラームーン』2013年夏に新作アニメ公開決定! 主題歌はももクロが歌うことが20周年イベントで判明
ゲーム アニメ ニュース●心の中の乙女のポリシー、錆ついてませんでしたか!?
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▲マンガ、アニメ、ゲームなど、さまざまなメディアで展開され、日本中の女の子を虜にした『美少女戦士セーラームーン』も今年で20周年。 |
2012年7月6日、東京・六本木のニコファーレにて行われた、『美少女戦士セーラームーン』20周年トークイベントのリポートをお届け。なお、このイベントの模様は、ニコニコ生放送で配信された。
イベントはアニメ初期のオープニングからスタート。もちろん曲は「ムーンライト伝説」だ。思わず「なつかしい」と声が漏れてしまったのは、記者だけではあるまい。
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▲MCを務めるのはニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏。「あのオープニングの後に登場するのが、タキシードでなくてポロシャツですいません」と挨拶した。 |
オープニング上映後にステージに現れたのは、月野うさぎ/セーラームーン役の声優・三石琴乃と、地場衛/タキシード仮面役の声優・古谷徹、そしてセーラームーンの原作者・武内直子氏の担当である、講談社の小佐野文雄氏。三石・古谷の登場時は、アニメの名シーンも上映された。
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▲これまたなつかしい、うさぎの変身シーン。 |
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▲乙女の永遠の憧れ、タキシード仮面の登場シーン。 |
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『美少女戦士セーラームーン』は、いまから20年前、武内氏が書いたマンガ「コードネームはセーラーV」を東映アニメーション(旧:東映動画)が気に入って、「この作品を広げられないか」と提案してきたことから生まれた作品。もともと武内氏はほかの作品を連載するはずだったのだが、急きょ予定を変更して『美少女戦士セーラームーン』を始めることになった、と小佐野氏は語る。
『美少女戦士セーラームーン』は、当時としてはめずらしく、アニメとマンガがほぼ同時にスタートした作品だった。この点について、「もう、無理、無茶で、死ぬかと思いました」と小佐野氏。アニメの放送開始は1992年3月7日だが、アニメ化が決まったのは1991年の9月ごろ、放送開始のわずか半年前だったというのだから、それはもうたいへんだったことだろう。
この作品が初主演作品だった三石は、オーディション時のことを振り返り、「当時はまだ動画ができていなかったので、シリーズディレクターの佐藤順一氏がみずから「月に代わってお仕置きよ!」のアクションの見本を見せてくれました」というエピソードを語った。また、子どものころから変身の掛け声にあこがれていたので、その気持ちをすべてぶつけて、変身シーンのセリフなどを演じたという。
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▲古谷にとってはハーレムだったアフレコだが、三石は「アニメ開始当時は左に藩恵子さん、右手に古谷さんという配置だったので、かなり緊張した」と、プレッシャーを感じていたことを述べた。 |
一方、古谷はオーディションはなく、「ベテランとして現場を引き締めてほしい」と依頼され、地場衛/タキシード仮面を演じることになったそうだ。タキシード仮面の絵を見た時は「うわっ、なんじゃこれ」、「マジシャンかいな」、「名前、そのまんまやんけ!」と思ったとのことだが、「某作品のライバルがそうなので、仮面とマントにはあこがれていたのでうれしかった」と語った。また、アフレコがハーレム状態だったので、「これはおいしい」と思ったとか。
そうして始まったアニメ『美少女戦士セーラームーン』。視聴者からの評判はよかったが、じつは関連商品の売れ行きが芳しくなく、打ち切りの危険もあったのだという。しかし「年末にムーンスティックがバカ売れし、九死に一生を得た」と、小佐野はいまだから言える秘話を明かした。
ここで、フランスで開催中のエンターテインメントのイベント“Japan Expo”で行われる、アイドルグループ・ももいろクローバーZ(通称:ももクロ)のライブシーンと中継がつながった。ももクロは、“『美少女戦士セーラームーン』アニバーサリーステージ featuring ももいろクローバーZ”という名でライブを行い、コスプレをして登場。「ムーンライト伝説」を披露した。
また、ももクロのメンバーから、『美少女戦士セーラームーン』20周年企画に関する驚きの発表が! 2013年夏に新作アニメーションがスタートすること、全世界同時公開を予定していること、そして、その新アニメーションの主題歌をももクロが歌うことが明らかになった。
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▲三石・古谷と、フランスのももクロが言葉を交わす場面も。 |
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▲三石の「月に代わっておしおきよ!」のセリフに合わせてポーズ。 |
▲「乙女戦争」と「コノウタ」を歌うももクロ。 |
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ついに動き出した『美少女戦士セーラームーン』20周年企画。三石は「『セーラームーン』の20周年について、なんで世間は盛り上がってくれないんだろう、と正直思っていましたが、ここにきて重大なことになっていて、たいへん驚き、これは心してかからないとたいへんなことになる作品なので……“たいへん”しか出てきませんが(笑)。去年、東映さんの『プリキュア』作品に出演したのですが、『セーラームーン』を子どものころに見ていて、そういうアニメを作りたくて東映に入ったんです」って涙しながら話してくださるスタッフさんが本当に多かったんです。そんな、『セーラームーン』が好きなまま大人になった方々が、新しい『セーラームーン』を見るにあたり、制作する私たちは、本当に心をこめて、前作よりパワーアップする気持ちで取り組まなければ、見ている人は納得してくれないと思うので、がんばりたいと思います。楽しみです」、古谷は「20周年、もう20年なんだ……と感慨深いものがあるのですが、当時5年間、琴乃たちと演じ続けてきて、一大ブームを巻き起こした作品じゃないですか。20代の女性の方たちはすごいハマってらしたんですよね。みんなセーラームーンごっこやって。「またやってくれないかな」って期待してくださっていると思うんですよね。僕、なかなかタキシード仮面をやる機会がないですから。琴乃とこうして会うのも久々ですし。ぜひまたいっしょに新作に関われたらいいなと心から思っています。今日のイベントがあって、これからまた、新たな一歩を踏み出すんじゃないかな、『セーラームーン』は。おもしろい作品をみんなで作れば、きっと結果がついてくると思うので、楽しみにしています。あと、小佐野さんがこんなにおもしろい人だったとは、20年経ってようやくわかりました(笑)。今日の収穫でした」と意気込みを語った。
また、小佐野氏は、「僕がしゃべってもしょうがないので、武内直子さんのメッセージを。こういうメッセージって、ふつう担当が代筆するんですけど(ここで「またぶっちゃけた!」とざわめく会場)、今日送ったらボツになって、さっき本人から書きなおしたもののメールが届きました。あ、これは女性に読んでいただいたほうがいいと思うので、三石さんにお願いします」と、武内氏のメッセージを取り出し、三石に渡した。
■武内氏のメッセージ
皆さまこんにちは、原作の武内直子です。連載開始20周年らしいです。また新しい出版やアニメのお話をいただき、とにかくびっくりしています。当時は本当にたくさんの方に愛された幸せな作品でした。いままたこのタイトルを聞くと、ちょっと恥ずかしい感じです。きっとみなさんもそうでしょう。でも昨日、うれしい話を聞きました。ツインテールの元祖はセーラームーンだそうです。いまも世界中から、セーラームーンが大好きでした、とよくお話をいただきます。そんなお話を聞くたび、いつも飛び上がって喜ぶ単純な原作者です。これからどんな展開をしていただけるのか、まだ何も知りません。正直、怖いです。でも、キャラクターたちがまた暴れてくれたら、おもしろいかも。と密かに思っています。まずは今日が最初の一歩らしいです。皆様、どうかおてやわらかに。ニコニコ顔で、温かく「おかえり」と言っていただけるとうれしいです。思い切り懐かしんでいただけるとうれしいです。そうしてくれないと、「月に代わってお仕置きよ!」とうさぎ役の琴ちゃんが言うでしょう。
20周年を迎え、新たな一歩を踏み出した『美少女戦士セーラームーン』。当時好きだった人も、見たことがない人も、これから始まる展開を楽しみにしていよう。
●『美少女戦士セーラームーン』20周年プロジェクト始動!
・愛蔵版『美少女戦士セーラームーン』(全10巻)刊行決定!
2012年10月より、月1冊ペースで愛蔵版『美少女戦士セーラームーン』(全10巻)の刊行が決定。当時の連載を、カラーを含めできるだけ忠実に再現したマニア向けの1冊。A4版、箱入りBOXタイプ。20周年書き下ろしページも。また、愛蔵版『コードネームはセーラーV』1巻も刊行予定。
''・アニメ『美少女戦士セーラームーン』メモリアルDVDコレクション(仮題)発売決定
1992年から1997年まで5年間放映されたテレビアニメーションを、登場キャラクター別に、彼女たちの特徴を活かしてピックアップ。書く戦士につき1巻のDVDにして毎月発売予定。2012年10月発売スタート。
・2013年夏、新作アニメーションがスタート
新しい『美少女戦士セーラームーン』のアニメが2013年夏にスタート! 日本のみならず、世界を視野に入れて企画中とのこと。この新アニメの主題歌はももいろクローバーZが歌う。
・そのほか
以上のほかにも、2012年秋ごろから、復刻版商品の発売や、各種イベントが行われる予定。詳細は決まり次第、美少女戦士セーラームーンチャンネル(→こちら)などで公開されるとのことだ。
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