開発スタッフとプロゲーマーによる対決も
2012年6月30日、7月1日に東京ビックサイトで開催されるカプコン最新タイトル体験イベント“CAPCOM SUMMER JAM～カプコン サマージャム～”。同イベントの2日目（7月1日）にステージイベント“『ストリートファイター X（クロス） 鉄拳』格闘ステージ”が行われた。ステージには、プロデューサーの綾野智章氏とアシスタントプロデューサーの中村真一氏に加え、ゲストとしてプロゲーマーのウメハラ氏、ときど氏が登場。プレイステーション Vita（以下、PS Vita）用ソフト『ストリートファイター X（クロス） 鉄拳』の魅了を実機を使ったデモプレイを交えて説明した。
まずは、ウメハラ氏とときど氏が実際にプレイしている様子をスクリーンに映しながら、綾野氏がPS Vita版での新機能を紹介。本作には新たに12体のキャラクターが追加されているほか、プレイステーション3版で使用できた機能はもちろんPS Vita版にも使用可能。「リプレイチャンネル、ランクマッチといった、自分に合ったライバルたちを探すモードも搭載されています」（綾野氏）とのこと。とくに“ランクマッチ”は、初心者におすすめのモードで、「自分と同じ強さのライバルと対戦することができます」（綾野氏）と格闘ゲームに慣れていない人も楽しめることをアピールした。さらに、ゲームセンターで遊んでいるかのような臨場感が味わえる“アーケード待ち受け”も実装されており、気軽に対戦することができる。
そして、いよいよウメハラ氏とときど氏による対戦プレイがお披露目に。ウメハラ氏はガイとブランカ、ときど氏はジャックとブライアンを選択。両氏ともPS Vitaの操作にとまどいつつも、ときど氏が2本先取した。
続いて、プロゲーマーのふたりが揃っているということで、プレイステーション3版を使って綾野氏＆中村氏対ウメハラ氏＆ときど氏の対戦プレイが行われた。今回は交代せず常時4人のキャラクターが入り乱れて戦う“ジャンブルバトル”モードを使用。カプコンチームは、「新キャラの対策ができていないと思う」（綾野氏）という理由からエレナとブライアン、プロゲーマーチームはジュリアとリュウを選択。会場の中に綾野氏の声が響き渡るほどの激戦の末、カプコンチームの勝利となった。
大興奮の対戦の後は、プレイステーション Vita用ソフト『ストリートファイター X（クロス） 鉄拳』のパッケージイラストの公開に加えて、“Red Bull 5G”の正式種目タイトルに決定したことが発表され、イベントは幕を閉じた。
