超常能力でストレスなしのステルス!

 ベセスダ・ソフトワークスが日本でも10月11日に発売予定のステルスアクション『Dishonored(ディスオナード)』。E3バージョンのデモの解説付き動画が公開されたので、ぜひチェックしてみてほしい。記者は本作の発表時は「ふーん」ってぐらいの感想だったが、サンフランシスコで行われたイベントで本作のデモを見せてもらった時から考えを改め、注目するようになった。

 本作は基本的に特定の目標を倒すといった暗殺ゲームなのだが、ほかのタイトルと大きく違うのは、主人公コルヴォが各種ガジェットや超常能力を使って、通常の人間では不可能な行動を取れるということ。デモでフィーチャーされているのは、会員制の浴場“ゴールデンキャット”にいるペンデルトン兄弟を殺害するというミッション。動画のPart1ではステルス系の攻略、Part2では見つかることを恐れずにひたすら攻撃的に攻める攻略を行なっている(Part2の後半は別のミッションの様子を収録している)。

 超常能力について説明しておくと、短距離をワープしているように見えるのは“Blink(ブリンク)”という瞬間移動能力で、時間を止めているように見えるのは“Time Bend(タイムベンド)”という時間操作能力、人や魚などに入り込むのは“Possession(ポゼッション)”という憑依能力、人を吹き飛ばして転落死させたりしているのは“Windblast(ウィンドブラスト)”、敵の位置や視野が見えるようになるのは“Dark Vision(ダークビジョン)”という能力になる。
 本作ではこういった能力やガジェット、遮蔽物から先を覗き込むリーン、ドアの鍵穴の覗き込み動作などを用意することで、超人暗殺者として独特な暗殺プレイを楽しめる。アーティスティックな見た目が渋いのでスルーしていた人もいるかもしれないが、かなりオモロですよ!