WEB小説最終話、神宮寺が危機的状況に!

 アークシステムワークスのニンテンドー3DS用ソフト『探偵 神宮寺三郎 復讐の輪舞』が、2012年6月28日に発売となった。これに合わせて、公式サイトも更新。“オリジナルWEB小説最終話の公開”や“スペシャル壁紙配信”が行われている。

 オリジナルWEB小説は、ゲーム本編で事件が起こる前の神宮寺たちの物語を描いた完全新規書き下ろし作。公開された最終話では、ついに神宮寺が危機的状況に陥いるという。本記事では小説の一部を先行公開するので、興味がある人はチェックしてみてほしい。

『探偵 神宮寺三郎 復讐の輪舞』発売、公式サイトではオリジナルWEB小説の最終話が公開_01
▲シリーズ25周年記念“スペシャル壁紙”の第6弾。

~エピソード10 復讐の輪舞~

『探偵 神宮寺三郎 復讐の輪舞』発売、公式サイトではオリジナルWEB小説の最終話が公開_02

君島親子の依頼を受けてから二週間が経過し、調査は終了した。
小さなトラブルはあったものの、弘樹たちが心配していた車や郵便受けへの被害などはなかった。現状では、運悪く悪戯に遭った……と判断するのが妥当だろう。

「引っかかりを感じるのは、ただの気のせいか……」

俺は昨晩の弘樹の様子を思い出す。
依頼が終わり、昨夜は弘樹とバーかすみで飲んだ。
あれから、父である龍之介が他界したそうだが、他は問題なく生活しているという話だった。

裕太も変わらず元気にやっているだろうか……
俺は弘樹の忘れ物を届けるために、君島工場に向かうところだった。
駐車場に止めてあるミニのドアに手を掛ける。
その時、近づいてくる足音。