アメリカ独立戦争の混沌を奔れ
物語の舞台が中世ヨーロッパから18世紀のアメリカへと変わったことが、ゲームファンのあいだで大きな話題となっている『アサシンクリードIII』。本作では、ネイティブ･アメリカンの血を引く新主人公コナーが、自由を求めてアメリカ独立戦争に身を投じることになる。今回は、E3 2012で公開された新たなゲームプレイ"海戦”を始め、主人公コナーの驚異的な身体能力や、暗殺ミッションのおもな流れ、さらにマルチプレイの概要などをお届け。
カリブ海沖の戦い
■海戦
ネイティブ･アメリカンとイギリス人とのあいだに生まれたコナー。モホーク族の村でイギリスの植民地支配や少数民族に対する迫害に遭った彼は、世界にはびこる不当な仕打ちをなくすために暗殺者となる。
コナーの能力
■移動
コナーは、木から木へと飛び移ったり、切り立った崖にしがみついて上ったりと、自然の中を自在に移動できる。そのうえ、大きな建物がそびえ立つ開拓地の移動も得意で、建物の壁を素早くよじ上ることが可能。ターゲットを暗殺するミッションでは、高所を移動すれば、獲物に発見されづらくなる。
■戦闘
コナーは、木から木へと飛び移ったり、切り立った崖にしがみついて上ったりと、自然の中を自在に移動できる。そのうえ、大きな建物がそびえ立つ開拓地の移動も得意で、建物の壁を素早くよじ上ることが可能。ターゲットを暗殺するミッションでは、高所を移動すれば、獲物に発見されづらくなる。トマホークやナイフなどの近接武器のほか、フリントロック（火打石）式のピストルや弓矢といった飛び道具も使用する。戦況に応じて武器を使い分ければ、効率よく敵と戦うことができる。ちなみに、戦闘中に体力は回復できないので、傷ついたらいったん退却して休む必要がある。
暗殺者のミッション
■依頼
コナーは、ネイティブ･アメリカンへの抑圧やイギリスの植民地支配、そしてアメリカの地にはびこるテンプル騎士団の脅威など、すべての不正をなくすために武器を取る。彼は、確固たる信念のもと行動し、さまざまな人物や集団から暗殺ミッションを請け負うことになる。ゲームのおもな流れは下記の通りだ。
おもな流れ
1、フィールドを探索
2、依頼人と出会う
3、暗殺を遂行する
■狩猟
未開拓地には、さまざまな野生動物が生息している。野生動物を狩るのも、避けて通るのもすべてプレイヤーの自由。なお、動物を仕留めると特定のアイテムを入手することができる。それらを軍の野営地や街に持ち帰れば、サイドクエストや商人との取引などに活用できるのだ。
■暗殺
ここでは、サイラス暗殺のミッションを紹介しよう。アメリカ大陸軍の野営地を訪れたコナーは、ひとりの兵士からイギリス軍の将校サイラス暗殺の依頼を引き受ける。サイラスは、コナーが所属するアサシン教団と対立するテンプル騎士団に深く関わっている人物で、アメリカ大陸軍の野営地を襲撃しようと企んでいるようだ。コナーはテンプル騎士団を叩くため、たったひとりでイギリス軍の野営地に潜入し、サイラスの暗殺に挑戦する。野営地の攻略法とは！？
マルチプレイ
■ペルソナ
それぞれのプレイヤーは、ゲーム開始前に"ペルソナ"を選択することになる。ペルソナとは、プレイヤーキャラクターの見た目を決めるアバターのようなもので、さまざまな種類が用意されている。対戦中は、自分のペルソナと同じ姿をしたNPCとともに行動することで、ほかのプレイヤーの目を欺くことができる。なお、本作に登場するペルソナは、都市に住む入植者や、荒野の集落に住むネイティブ･アメリカンなど、18世紀のアメリカに住んでいた多種多様な人々にインスパイアされて制作されている。ここでは、数あるペルソナの中から、ひとつを紹介しよう。
■対戦
複数のプレイヤーがお互いをターゲットとして暗殺の腕を競い合うマルチプレイ。ゲームが始まると、プレイヤーごとに異なるターゲットが設定され、ターゲットを暗殺すればポイントを獲得。ゲーム終了時にポイントの高いプレイヤーが勝利となる。
■舞台
マルチプレイのステージのひとつ"北西航路"は、無数の船が氷山にぶつかってできた、船の墓場だ。氷山と船の上では有効な戦法がまったく違ってくる。なお、氷山の一部は雨風に浸食されて溝やトンネルができており、プレイヤーが通った直後に崩落する。追手から逃げているときに活用したい。
※詳しくは週刊ファミ通2012年7月12日号（2012年6月28日発売）をチェック
アサシン クリードIII
| メーカー | ユービーアイソフト |
|---|---|
| 対応機種 | Wii UWii U / PS3プレイステーション3 / X360Xbox 360 |
| 発売日 | 2012年11月15日発売予定（※） |
| 価格 | 各7770円［税込］（※） |
| ジャンル | アクション･アドベンチャー / 暗殺 |
| 備考 | 開発：モントリオールスタジオ ※Wii U版の発売日と価格は未定 |
