天狗から九尾、登場キャラクターももちろん和風テイスト

 スターフィッシュ・エスディより、2012年8月30日(木)発売予定のプレイステーション・ポータブル(PSP)用ソフト『エルミナージュ異聞 アメノミハシラ』。本作は、スターフィッシュ・エスディの3DダンジョンRPG『エルミナージュ』シリーズの外伝的作品。『エルミナージュ』シリーズのゲームシステムを継承しながら、これまでとは違った冒険を楽しめるようになっている。今回は本作に登場する各種族の族長“六部衆”を紹介しよう。

■各種族の役割と現状
各種族はそれぞれの聖地に祭られた“思兼の鈴”の力を使い、人間族がアメノミハシラの言葉を伝え、残りの5種族が世界の秩序を支える“天照鏡”を守護して世界を守っていた。しかし、ある事件をきっかけに種族間の信頼関係が崩れ、世界の秩序が崩壊。いまではお互いの聖地を封印しあうようになっている。

◆人間族(陰陽:中立)
常世・葦原の都に住む、常世でも最大の種族。常世の調和を維持するため“識”の力を司り、アメノミハシラの声を人々に伝える役目を持っている。

◆族長:老ナムジ(老穴牟遅・ろうなむじ)
温厚な性格の人格者で、人間族を束ねている。
◆修羅族(陰陽:陽)
修羅族は“火”の力を司り、天人の城砦に住んでいる。人間に近い姿を持つが、額に第三の目がある天女・天人のような存在。“水”の力を司る竜族とは相性が悪い。

◆族長:ルシャナ王(瑠紗那王・るしゃなおう)
その美しい外見に似合わず、意外と頑固で激しい気性を持っている。
◆竜族(陰陽:陰)
竜族は竜の谷に住む、現世で言えば、ほぼ神と同等の存在。“水”の力を司り、聖地である青竜の峡谷の入口を守っている。“土”の力に弱いため、鬼族とは相性が悪い。

◆族長:ゴソウ竜王(五爪竜王・ごそうりゅうおう)
一見荒々しい性格に見えるが、実は思慮深く、柔軟な考えの持ち主。
◆鬼族(陰陽:陰)
鬼の岩屋に住む鬼族は、強靭な肉体の持ち主で“土”の力を司り、聖地・蓬莱洞を守るように暮らしている。また、一族そろって大の酒好き。“木”の力が苦手で、天狗族のことを嫌っている。

◆族長:イバラキ童子(茨木童子・いばらきどうじ)
見た目は恐いが、気前よさ、物分かりのよさも持ち合わせている。
◆天狗族(陰陽:陽)
天狗族は、天狗の森に住み、聖地である木霊の樹海を守る森の知恵者。“木”の力を司るため、“金”に弱く、妖狐族とは相性が悪い。

◆族長:クコチ彦(狗古智彦・くこちひこ)
口うるさく頑固だが、必ずしも人間を嫌っているわけではなく面倒見はよい。
◆妖狐族
妖狐族の街は古今稲荷社という巨大神社で、“金”を司る。ちなみに金とは黄金ではなく金属全般を指す。したがって金を溶かす“火”に弱く、修羅族は苦手な相手である。

◆族長:九尾の姫御前(きゅうびのひめごぜん)
その名の通り九本の尾を持ち、絶大な妖力を誇る妖狐。普段は美しく知性的な女性である。

エルミナージュ異聞 アメノミハシラ
メーカー スターフィッシュ・エスディ
対応機種 PSPPSP
発売日 2012年8月30日(木)発売予定
価格 6090円[税込]
ジャンル RPG / 異世界・冒険
備考 シナリオ:ぶんしょう屋、平松正樹、デジタルデヴィル