新システムでさらに戦闘が熱くなる!

 コーエーテクモゲームスより、2012年9月20日(木)発売予定のプレイステーション3用ソフト『真・三國無双6 Empires(エンパイアーズ)』。今回は、新しくなった“生き様”システムや戦術“絶招秘計”などを紹介していこう。

■千差万別の“生き様”で紡ぐ新しい三国志!
在野から君主までさまざまな立場を楽しめるゲームシステム“生き様”が、本作でさらに進化した。“兵士や副将の身分から地道な出世を目指す”、“仲間を集め、義勇軍として名を上げる”といった正道から、“舌先三寸で地方領主に取り入ってそそのかす”、“裏切りを重ねてさまざまな勢力を渡り歩く”といった邪道まで、多彩なプレイスタイルが楽しめるのだ。“行き様”では政略や戦闘で何をしたかによって得られる“名声”が変わり、武将の性格付けとなる“名声レベル”が変化する。

▲イベント:建国
プレイヤー(鍾会)が自分の国を作ることに成功すると発生するイベント。兵士たちの前で、新しい勢力の旗揚げを宣言する。
▲イベント:婚礼
プレイヤー(凌統)が、異性の仲間“星彩”に結婚を申し込むと発生するイベント。このイベントの後、ふたりは“夫婦”の間柄となり、ともに戦場に出撃することで特別な台詞が聞けるようになる。
▲イベント:出世
プレイヤー(郭嘉)が仕官している勢力の中で功績を認められ、高い地位に取り立てられると発生するイベント。君主(曹操)に、新たな役職を言い渡されている。

◆“生き様”によるプレイスタイルの違いが分かる例として、ここでは“武勇”と“悪逆”のふたつを紹介しよう。
“武勇”の場合:堅実に武勇を示して功績を積み、地道な出世を目指す
“悪逆”の場合:自分より優秀な相手を陰謀で排除し、実力以上の出世を目指す

▲“武勇”の場合(1)
プレイヤー(呂布)はどこにも仕官していない“在野”の状態。画面では仕事の依頼とも言える“ミッション戦闘”を選択中だ。まずは、ミッション戦闘をこなして、力と名声を高めよう。
▲“武勇”の場合(2)
ミッション戦闘中。戦闘は名声や報奨金が得られるほか、敵味方として知り合いができることも。
▲“武勇”の場合(3)
その後武名が高まり、かつての敵だった典韋から同じ勢力への仕官を誘われている。武名が高まれば、自分から仕官を願い出るより好条件で誘われるようになる。
▲“悪逆”の場合(1)
プレイヤー(貂蝉)は、曹操勢力の配下武将。画面ではうその報告で他人を陥れる“讒言(ざんげん)”を実行しようとしているところ。手段を選ばなければ、地道な努力よりも早く出世する方法もあるのだ。
▲“悪逆”の場合(2)
“讒言”でライバルの排除に成功! 君主にうまく気に入られておけば、計画はスムーズに進む。
▲“悪逆”の場合(3)
その後工作をくり返して、ついに勢力のナンバー2である大将軍まで上り詰めた。古参の武将を排除しておけば、普通より早く出世し強くなれる。だが、方々から恨みを買うことになるので、別の苦労をするかも。

■新武将“徐庶”の参戦と進化したエディット機能
知勇を併せ持つ軍師“徐庶(じょしょ)”が新たに加わり、無双武将は総勢66人になった。また、『Empires』シリーズでおなじみのエディット機能に完全新規パーツが大量に追加されたほか、アクションの設定、性格付け、各顔パーツの位置や大きさなども新たに設定できるように。

▲エディットでは、目の大きさや角度、腕や足の長さなど、さまざまな部位をより詳細に設定できる。

■戦況を大きく左右する新戦術“絶招秘計”
プレイヤーを含む武将たちは、地位や名声レベルによって“絶招秘計”を習得していく。“絶招秘計”は地形を変える“水計”や“落石計”、周囲に矢の雨を降らす“斉射”、個人の能力を上げる“単騎駆け”など、戦闘の流れに大きく影響してくるもの。名声のタイプに応じたさまざまな“絶招秘計”が存在し、武勇が高ければ戦場で一時的に自身を強化する“絶招秘計”が、知略が高ければ火計や水計など地形に変化をもたらす“絶招秘計”が習得できる。効果的な秘計の活用、敵の使用する秘計への対応、地形や特殊な戦況に応じた秘計の選択など、戦術性がさらに深まっているのだ。

▲絶招秘計発動の際は、武将のカットインが挿入される。
▲絶招秘計“落石”
絶招秘計によってはカットシーンが挿入されるも。これは“落石”のカットシーン。
▲絶招秘計発動後は戦闘画面にも内容が反映される。画面では“落石”によって道が塞がれている。
▲絶招秘計“単騎駆け”
攻撃・防御・速度が上昇し、捕縛されないなどの効果がある。