バリバリの人にも、これからの人にもうれしいアップデート
セガは、好評サービス中のPlayStation Vita専用タイトル『サムライ＆ドラゴンズ』（以下、『サムドラ』)において、本日（2012年6月20日）アップデートを実施した。
今回のアップデートは、新規魔獣の追加や新システムの導入、機能の拡張など、既存のゲームユーザーにとってうれしい内容であることはもちろん、これから『サムドラ』を新規で始めようという人にとっては、より遊びやすいゲーム環境を提供する内容となっている。
今回のアップデートにより、魔獣パックのラインアップに新種族“傭兵族”が登場し、傭兵族と騎士族の新魔獣が多数追加された。またこれに伴い、ゴールドパックとすべてのダンジョンパックの魔獣ラインアップが一新されている。また新鮮な気持ちでパックを引くことができるので、お目当ての魔獣を探してぜひチャレンジしてみよう。
今回のもうひとつの大きなアップデートが、“魔獣の魂（たましい）機能”の導入だ。これは、魔獣を廃棄した場合、もしくは魔獣合成時に失敗した場合に、種族別の“魂”と呼ばれるポイントを獲得することができるというもので、この魂を使用することで、魔獣合成のスキル強化を行うことができる。
さらに今回のアップデートにより、魔獣の所持上限がプラス50され、ゲーム初期状態で最大150体まで魔獣カードを所持できるようになった。もちろん、CPショップで魔獣所持上限アップを購入した場合には、最大で200体までの所持が可能となる。これまで上限いっぱいで魔獣の入れ替えに苦労していた人には朗報と言えるだろう。
■傭兵族と騎士族について
今回のアップデートにより、傭兵族と騎士族の新規魔獣が追加される。傭兵族は“下位ラボ”、騎士族は“上位ラボ”にてそれぞれ研究可能。騎士族は“シャイニング・ブレイド”スペシャルパックで先行解禁されていた希少で強力な上位種族で、味方にすれば心強い種族。傭兵族は徴兵コストなどにやや難があるものの、多彩な攻撃スキルをもつ下位種族だ。これらの新たな魔獣を使いこなして、デブリズタワーの占拠を目指そう。
◆傭兵族：能力傾向のバリエーションが豊かで、自由なユニットが組めるのが特徴的な種族。個性豊かな魔獣が多いが、占拠力は全体的に低い。また、徴兵時も糧が他に比べて多量に必要。
◆騎士族：バランス型の上位種族。初期能力値が他種族と比べても全体的に高い上に、成長する能力値の幅も大きい。特に防御力と知力が成長しやすい傾向にある。
■“魔獣の魂（たましい）機能”について
魔獣に関する新規システムである“魔獣の魂（たましい）機能”。これは、魔獣が廃棄された際に得られるポイントを使うことで魔獣合成のスキル強化が可能になるというシステムだ。
たとえば、巨人族の魔獣を廃棄、もしくは合成素材に使用して失敗した場合、“巨人族の魂”を獲得することができる。魂の獲得量はレアリティや廃棄内容によって異なり、SR＞R＞UC＞C、廃棄＞合成失敗の順でより多くの魂を獲得することができる。そして、この溜めた魂を使用することで、種族ごとに魔獣合成のスキル強化を行うことができる。
従来の魔獣合成のスキル強化は、同名・同レアリティの魔獣を素材に使用することで可能だったが、高レベルにするには多くの同魔獣が必要だった。しかし、魔獣の魂機能であれば種族ごとの魂ポイントでスキル強化が可能になるため、入手が難しい魔獣のスキル強化はしやすくなると言える。ただし、強化に必要な魂はレアリティに比例して多くなり、たとえばSRの魔獣を強化するには相当量の魂が必要になるため、レアリティの高い魔獣のスキル強化が容易になるわけではない。限りあるポイントをどの魔獣に使うか。一点集中かバランスよく使うか。ここもプレイヤーごとの育成方針が色濃く反映される部分となる。
