“アニメロサマーライブ2012”への出演も決定！
2012年6月9日（土）、東京・五反田の五反田ゆうぽうとにて、アフィリア・サーガ・イーストの3rdワンマンライブ“ト☆キ☆メ☆キ☆魔法”が開催された。今回のワンマンライブは、メンバーが12人になってから初、そして彼女たちにとって初のホールでのワンマンライブということで、そのパフォーマンスにも注目が集まった。
志倉千代丸氏とつんく氏がプロデュースするアイドルユニット“バクステ外神田一丁目”によるオープニングアクトが終了すると、暗転した会場に小山力也氏のナレーションが響き渡る。王立アフィリア魔法学院の成り立ちと目的を壮大なストーリーで語るこのナレーションに続いて、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーが登場。『Dear センパイ・～メンバー自己紹介ソング～』を披露すると、会場のファンとともにコール&レスポンスで盛り上がる。
MCでは、ライブタイトルにちなんで、それぞれが得意な“ト☆キ☆メ☆キ☆魔法”を発表。ミクは“にゃんにゃんダンス”、エミュウは“変身魔法”、メイリは“ぴこーん☆彡”、クルミは“オーロラきゅるきゅるフラッシュ”、カレンは“天使のウィンク”、コヒメは“まんまるおめめで上目遣い”、マホは“妹にしたくなる魔法”、ユカフィンは“食べ物を誰よりも美味しく食べること”、アリアは“お菓子を増やす魔法”、ルイズは“読心術”、ローラは“先輩のハートをバッチリつかむ魔法料理を作ること”、アヤミは“寂しがりやの皆さんを癒す魔法”と、それぞれ個性豊かな回答で会場を沸かせた。
「今日はみんなで会場の皆さん全員に“ト☆キ☆メ☆キ☆魔法”をかけちゃいますよ！ いいですかー！」というルイズの呼びかけに、大歓声で応えた会場の先輩（※アフィリア・サーガ・イーストのファンのこと）たち。ここからは、『恋をゲームにしないで！』、『La*La*Laラボリューション』、『ニーハイ・エゴイスト』、『聖ナルwktkノ星』と4曲ノンストップでくり広げる怒濤の構成。先輩たちもこれに応え、会場は熱を帯びる。2011年の12月にメンバーに加わったエミュウとローラは、加入からの半年を振り返り「成長しましたかー？」（エミュウ）と問いかける。また、「前回はサプライズだったので5曲しか歌えなかったんですけれど、今回は最初から歌える」（ローラ）ということを興奮気味に語った。また、五反田ゆうぽうとという会場について、コヒメが「アフィリア・サーガ・イーストは1回立ったことがあるんだよね。それは3年前のLive5pb.のとき。あのときは、“五反田ゆうぽうとは赤い”っていう印象だったんだけど、今日リハーサルのときに会場を見て、座席が赤いからだっていうことに初めて気づきました（笑）。それがわからないぐらい当時は緊張していて」と、初めて五反田ゆうぽうとのステージに立った日のことを思い返した。
ルイズが「アフィリア・サーガ・イーストの思い出の曲です！」と紹介して披露したのは、『My White Ribbon』。続いて、クルミ、コヒメ、マホ、ローラ、ユカフィンの5人で『オペラファンタジア』、アヤミ、アリア、ミク、カレン、メイリの5人で『アキハバラブ』と、彼女たちを志倉氏とともにプロデュースする桃井はるこの楽曲を披露して会場を盛り上げる。
アフィリア・サーガ・イーストと言えば、ライブのステージで見せる、メンバー全員による独特のダンスとフォーメーションによるパフォーマンスだ。彼女たちの新曲『禁断無敵のだーりん』でも、その魅力は健在。より洗練され、パワーアップしたパフォーマンスを披露すると、新衣装の話題に。ミクは「触らないとわからないんですけれど、ツルツル素材がお気に入りです」と語ると、アリアは「女の子らしいフワフワのスカートがいいなって」とそれぞれにオススメポイントを伝えた。そして、ここからはライブ後半戦。『メリディンの祈り』では、コヒメが「先輩とこんなに楽しい時間をいっしょに過ごすことができて、私たちとっても幸せな気持ちでいっぱいでーす！ 私たちの渾身の歌とダンスと“ト☆キ☆メ☆キ魔法”を、先輩、いっぱい受け取ってくださいね！」とメッセージを送ると会場も呼応。続く『Triangle Wave』、『教育的指導！』、『ワタシ☆LOVEな☆オトメ！』で、さらなる盛り上がりを見せる。
そして、ラストに向けてのMCでは、オープニングのナレーションを小山力也が担当したことを明かしたのだが、その際にルイズが「こやまりきさ……」と噛んでしまうハプニング。これに、小山の代表作である『24』のジャック・バウアーのモノマネで「ルイズが噛んじゃって、本当にすまないと思っている」とすかさずコヒメがフォローするなど、チームワークのよさもうかがえた。ラストは『倍速恋愛時計』、『放課後_ロマンス』を披露。『放課後_ロマンス』では、会場中にウルトラオレンジが咲き乱れ、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーを煌々と照らす。また、会場にはキラキラしたピンクのテープが放出され、華やかなライブの幕を一旦引いた。
会場のアンコールに応えて、メンバーが登場すると、ピンクのテープに関して「じつはメンバーがそれぞれコメントを書いたものがあるんです」（ルイズ）という発言も飛び出し、細かなところまで遊び心が満載となったライブであることを感じさせる。カレンは「リハのときは（人がいないので）会場が真っ赤だったんですよ。それがこんなにたくさんの笑顔が私たちを迎えてくれて、感動しました！」とその喜びを語り、クルミも「初のホールコンサートだったんですが、Twitterなどで“絶対埋まらんねーよ”って書いてたでしょ！（笑） そういうのも見てるよ！（笑） でも、私たちは埋まるって信じていて、本番を迎えたら、こんなにたくさんの人がいっぱい来てくれて本当に本当にうれしいです!!」とコメントし、会場に笑顔を届けた。
アンコールでは、『未来が私を待っている』、『ルミナスの泉』の2曲を披露。『ルミナスの泉』では大きな風船が登場し、会場の先輩たちと楽しそうに風船でコミュニケーションをとった。そして、ここでライブ前より告げられていた、重大発表へ。何も知らされていないということで、内容に恐怖を覚えるメンバー。委員長のルイズが代表として封筒を受け取り、発表した内容は、2012年7月25日に、『聖ナル2ndワンマンライブ』のBlu-rayとDVDが同時発売されるというものと、“HMV アイドル学園 ローソン・HMV限定CD連続発売企画”にアフィリア・サーガ・イーストが参加するというもの。こちらは、アニソンのカバー曲を歌うということで、その曲が坂本真綾の歌う『プラチナ』になることも発表された。この発表に安堵のため息をつくメンバー一同だったが、さらに黒いボードを渡されたルイズ。今度こそ恐ろしい発表があるのだと、戦々恐々とし始めるメンバーに告げられたのは、なんと“アニメロサマーライブ2012-INFINITY∞-”への、アフィリア・サーガ・イーストの出演というもの！ この発表に泣き崩れるメンバー。かねてより熱望したステージへの出演が決定したということで、さらに士気を高めたメンバーは、「もっともっと天高く上っていきたいので、応援してくれますか！」（ルイズ）と先輩たちに呼びかけ、『飛行実習～learn to fly～』を熱唱。間奏で、猛練習中だったというブリッジをアリアが見せるなど、先輩も含めた会場にいる全員が全力で同曲を盛り上げ、ライブは大盛況の中、終了した。ライブ終了後には先輩たちとの撮影会などが行われる。先輩たちとの交流によって、ライブ終了直後の疲れきった身体に、さらなるパワーを蓄えていた。
ロゼとミィナの卒業という大きな転機のあった“聖ナル2ndワンマンライブ2011”とは打って変わっての、笑顔の絶えないライブとなった、今回の3rdワンマンライブ。会場の先輩たちはもちろんのこと、ステージで歌い踊るアフィリア・サーガ・イーストのメンバーが、皆とても楽しそうにパフォーマンスをくり広げている姿が印象的だった。ホールライブの大成功、そして世界最大のアニソンライブイベント“アニメロサマーライブ”（1日目：2012年8月25日）への出演など、ますます見逃せない彼女らの今後の活動に注目だ。
アフィリア・サーガ・イースト3rdワンマンLive
ト☆キ☆メ☆キ☆魔法 2012.6.9 五反田ゆうぽうと
セットリスト
'【'オープニングアクト】''
バクステ外神田一丁目 メドレー
01. Dear センパイ♡～メンバー自己紹介ソング～
02. 恋をゲームにしないで！
03. La*La*Laラボリューション
04. ニーハイ・エゴイスト
05. 聖ナルwktkノ星
06. My White Ribbon
07. オペラファンタジア
08. アキハバラブ
09. エシカル～ありがとうを伝えたい～
10. 禁断無敵のだーりん
11. メリディンの祈り
12. Triangle Wave
13. 教育的指導！
14. ワタシ☆LOVEな☆オトメ！
15. 倍速恋愛時計
16. 放課後_ロマンス
【アンコール】
en01. 未来が私を待っている
en02. ルミナスの泉
en03. 飛行実習～learn to fly～
