ゲームの歴史上最高!? 尋常じゃなく豪華な特典を目撃!!
ユービーアイソフトは2012年6月15日、東京・六本木において、2012年7月5日発売予定のプレイステーション3／Xbox 360用ソフト『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』と、2012年6月22日全国公開となる映画『ネイビーシールズ』の特別合同試写会を開催した。
今回の試写会は、『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』の初回特典となる実写ショートフィルム『ゴーストリコン アルファ』と、映画『ネイビーシールズ』の2作品が見られるというもの。『ゴーストリコン アルファ』は、『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』の初回特典として付属するコードを使用することでダウンロード可能となる映像作品で、映画館のスクリーンで見られるのは、これが最初で最後の機会となるとのこと。一方の『ネイビーシールズ』も、アメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsの全面協力のもと制作された話題の大作映画だ。これらを誰よりも早く、いっぺんに見られるという、このうえなく豪華な特別試写会とあって、事前募集には数多くの応募が集まったが、その中から当選した幸運な50組100名が、会場の六本木シネマートに集まった。
上映に先立って、ユービーアイソフトのマーケティングディレクター、辻良尚氏が登場し、来場者に挨拶を行った。辻氏は、今回の合同試写会が実現した背景として、『ゴーストリコン』シリーズを手掛けてきたトム・クランシー氏が、『ネイビーシールズ』の制作に参加していることを説明。そして『ゴーストリコン アルファ』は、巨匠リドリー・スコット氏のスタジオで制作されたこと、そして「24分間の作品に、制作費10億円をつぎ込んでいます」（辻氏）など、ゲームのプロモーションとしては常識外れなほどのスケールで制作された映像作品であることが明かされた。
そしていよいよ、『ゴーストリコン アルファ』が上映された。映像の概要については【コチラ】でも紹介しているので、ぜひチェックしてほしい。また、改めて下でプロモーショントレーラーを紹介するので、見られる環境の方はぜひご覧いただきたい。
プロモーショントレーラーを見るとおわかりの通り、全体に抑え目の色調で構成された映像は、緊迫感満点。徹底的にこだわり抜いた描写はあまりにも生々しく、まるでドキュメンタリー映像を見ているかのようで、「本物の近未来戦を撮影してきたものなのか？」と思い込まされるほどだった。辻氏によると、撮影はチェコの歴史あるロケーションを選んで行われたとのこと。歴史を感じさせる風景も大きな見どころと言える。
また、ゲームファン的に血が騒ぐ点として、『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』のゲーム内で登場する、遠隔操作で偵察・攻撃を行うドローンや、光学迷彩などの近未来技術が、極めて自然に、当たり前のように使われているところが挙げられる。おそらくは、というか当然ながらCG技術を駆使して実現しているのだろうが、「じつは本物です」と言われれば信じてしまいたくなるほど説得力がある映像だった。
なおこの映像は、ゲーム本編にそのままつながる、前日譚を描いたものとなっている。実際、記者は、この映像を見終わった後には、猛烈にテンションが上がり、ゲームをプレイしたい気分にさせられた。ゲームの初回特典としては、これほど理想的なものもそうそうないだろう。
『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』の初回特典には、この『ゴーストリコン アルファ』に加えて、メイキング映像も付いている。辻氏は「どうやって10億円を使ったのか、メイキング映像でぜひご覧ください（笑）」と冗談めかして語っていたが、実際これだけの映像をどうやって実現したのか、非常に気になるところだ。
というわけで、『ゴーストリコン アルファ』のクオリティーの凄さを思い知らされたこの試写会。『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』を購入する予定のある人は、これだけの特典を逃すのはあまりにももったいなさすぎる！ ぜひとも、できれば予約をして、早期に購入することをお勧めしたい。
