2012年5月期のメーカー別ソフト販売金額TOP10は、任天堂が2ヵ月連続の首位となった。5月に発売した新作としては、月間ソフトランキング3位の「マリオテニス オープン」のみだったものの、4月発売の「マリオパーティ9」や「ファイアーエムブレム 覚醒」、さらに、「新・光神話 パルテナの鏡」や「スーパーマリオ 3Dランド」など、既に発売されたタイトルの推移が安定していることも寄与した。

 一方、4月期は3位だったカプコンが、1位の任天堂に迫る2位となった。月間ソフトランキングの首位のプレイステーション3版「ドラゴンズ ドグマ」がXbox 360版とともに販売を伸ばしたことが貢献している。4月期発売の「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」も引き続き好調を維持した。

 そのほか、4月期に42位だったブロッコリーが、月間ソフトランキング8位の「うたの☆プリンスさまっ♪ Debut」の好調もあり、6位までジャンプアップ。10位には「シュタインズ・ゲート ダブルパック」などを発売した5pb.が前回の13位から浮上している。

(エンターブレイン マーケティング企画部)

2012年5月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_01
2012年5月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_02