“黒化現象”に謎の生命体……デジモンワールドは大丈夫なのだろうか?
バンダイナムコゲームスから2012年7月19日(木)発売予定のプレイステーション・ポータブル(PSP)用ソフト『デジモンワールド リ:デジタイズ』の最新情報が到着。今回は物語の鍵を握る科学者や、世界を崩壊へと導く謎の生命体などを紹介しよう。
■巨大企業GIGOカンパニーとクライシス事件
数年前、突如として世界規模で発生した大規模ネットワークダウン現象“クライシス事件”。すべてのウェブサービス、果ては行政中枢の一部までが停止していく中、ただひとつ堅固なシステムを展開しているネットワークカンパニーがあった。それが“GIGOカンパニー”である。その後GIGOカンパニーは、クライシス事件をきっかけにネットワークシェアの拡大のみならず、各種ライフライン管理からオンライントレードといった金融面まで、人々の生活のあらゆる場面に入り込んでいった。その内部的な技術は極秘とされ、人々は自分の暮らしが何によって動いているかさえわからぬまま日々を過ごしている。
■物語の鍵を握る科学者“ペトロフ”
主人公の少年と親友のニコは同じマンションに住んでおり、家族ぐるみの付き合いがあるほど親しい仲。そのニコの父親であり、GIGOカンパニーの研究者でもあるペドロフは、数週間前から連絡のつかない状態となっていた。あるとき、デジモンワールドに飛ばされた少年たちは、デジモンたちからデジタワーに侵入者があったことを告げられる。少年たちが駆け付けると、なんとそこにはペトロフの姿が。なぜペトロフがデジモンワールドに? 彼はいったい、デジモンワールドで何をしているのだろうか?
ニコの父であり、GIGOカンパニーで働く技術者。現実の物質をデジタルデータ化する“デジタイズ現象”の研究中にデジタルワールドの存在を知り、デジタルワールドの技術的利用を推進していた。仕事一途で不器用なところはあるが、息子のニコを大切に思っている。
■世界を崩壊へと導く謎の生命体
デジタルワールド内で頻発している“黒化現象”は、デジモンが黒いオーラをまとって正気を失ってしまう現象。その原因は、“ファイル島”ですべてのデータを記録している端末“メモリアルステラ”の機能が停止したことと関係しているらしい。調査に向かった少年たちの前に、次元のゆがみから謎の生命体が現れる!
デジモンワールドの各地に発生する次元のゆがみから現れる謎の生命体は、デジモンとは異なった構造を持っている。この生物がいかなる経緯でこの世界に産み落とされたのかは、いまのところ不明である。
謎の生命体がデジタルワールドでさまざまなデータを吸収して成長した姿。しかし膨大なデータを吸収し続けたためにその形態を維持できず、体は崩壊しつつある。第1形態よりも凶暴性が増している。
■アクセサリーでパートナーデジモンをカッコよく着飾ろう!
デジモンワールド内のゲームシステムとして、自分の育てたパートナーデジモンに装飾品をつけられる“アクセサリーシステム”がある。帽子やリボン、スカーフなど、さまざまなものがあるようだ。
好奇心がとっても旺盛でイタズラ好き。体は小さいが貴重な神聖系のデジモンであり、見た目にそぐわない力を持っている。身を守るために、サーベルレオモンのデータをコピーした長い爪をつけている。