ゲームファン大注目タイトルの最新PV
2012年6月5日~7日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催されている世界最大のゲームの見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2012”にて、カプコンのプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『バイオハザード6』(2012年10月4日発売予定)の最新PVが公開された。
■交差するストーリーとゲームプレイ“CROSS OVER(クロスオーバー)”
レオン、クリス、ジェイク各々の主人公たちの物語はクロスオーバーをする。ただそれは、ストーリーだけではない。ゲームプレイもクロスオーバーし、新たなゲーム体験が広がっていく!
■クロスオーバー/レオン×ジェイク
■クロスオーバー/クリス×ジェイク
スとピアーズが援護する形で行われる。クロスオーバーの形はひとつだけではなく、さまざまな状況で発生する。
【クロスオーバーとは?】
複数の主人公、複数のストーリーが存在する『6』だからこそできるクロスオーバー。各所で起こる運命の交差は、奥深いストーリーテリングだけでなく新たなゲーム体験を生んでいく。クロスオーバーのシチュエーションはさまざまだ。シチュエーションの数だけ、遊びのバリエーションも用意されており、同じ時間軸、同じ場所以外でもストーリーどうしが繋がっている演出も……。
<クロスオーバーのポイント>
・クロスオーバーが発生するタイミングは、各シナリオにより異なる。ジェイクシナリオでは序盤で発生するが、クリスシナリオでは中盤で発生するなどもある。
・クロスオーバーの中は、最大4人同時co-opプレイが楽しめる場合も!
・銃を向け会うレオンとクリス。ふたりは、なぜ対立することになったのか? このようなシチュエーションを見ることができるのも、クロスオーバーの魅力だ。
今回紹介したポイント以外でも、物語はクロスオーバーを重ねていく……
■新たに判明したキャラクター
エイダ・ウォン
1998年、ラクーンシティの惨劇に巻き込まれたレオンの眼前に現れる謎の女性。彼女の目的は、シェリーの父親であるウィリアム・バーキン博士が開発していたGGGG-ウィルスの情報入手、そしてその回収であった。そして2013年--謎めいた地下墓地でレオンとエイダは再会を果たす。ふたりの間で、どのような言葉が交わされるのか。そして、彼女の周りで見え隠れする“ネオアンブレラ”という言葉。いったい、彼女の目的は何なのか……。
国家の安定を望む者
ディレック・C・シモンズ
アメリカ合衆国大統領補佐官。大統領であるアダム・ベンフォードから、30年来の盟友
と呼ばれ、自他共に認める大統領の右腕である。“トールオークス”の事件では、大統領と別行動を取っていたためバイオテロには巻きこまれておらず、ハニガンたちFOSのオフィスで事態収束のために指揮を取る。レオンたちに、大統領暗殺とバイオテロの嫌疑をかける。
恐怖の傘で世界を覆い尽くす
ネオアンブレラ
2003年に壊滅した製薬企業、ラクーンシティの悲劇を起こした元凶“アンブレラ”。それを継ぐような“ネオアンブレラ”という言葉。それは、亡霊のように現れ、世界を恐怖で覆い尽くす。
■E3速報!E3では3つのストーリーがプレイ可能
E3の会場では、『バイオハザード6』の一端がプレイアブルで出展されていた。
<プレイできたストーリー>
PLAYER:Leon S. Kennedy
PARTNER:Helena Harper
LOCATION:Tall Oaks (USA)
“トールオークス”で発生したバイオテロ。大統領暗殺の嫌疑をかけられたレオンとヘレナは、死人の呻きが満ちる大学からの脱出を図る。暗く、荒れた構内、そこかしこに散らばる闇には、いったい何が潜んでいるのだろうか……。ある事件を境に記憶を失ったクリス。ピアーズの必死の説得により、国連要人を救助するため、“蘭祥”の地に降り立った。突然のバイオテロに混乱を極める街、そこには新たな敵“ジュアヴォ”の姿が!クリスたちは、混迷の地で生き残ることができるのか。
PLAYER:Chris Redfield
PARTNER:Piers Nivans
LOCATION:Lan Shiang (China)
ある事件を境に記憶を失ったクリス。ピアーズの必死の説得により、国連要人を救助するため、“蘭祥”の地に降り立った。突然のバイオテロに混乱を極める街、そこには新たな敵“ジュアヴォ”の姿が!クリスたちは、混迷の地で生き残ることができるのか。
PLAYER:Jake Muller
PARTNER:Sherry Birkin
LOCATION:Edonia (Edonia)
東欧“イドニア”にちで突然現れたシェリーに荒唐無稽な事実を告げられるジェイク。世界を救うといわれる“彼の血”を狙い、ふたりの背後に迫る敵。その巨躯は、いかなる攻撃も撥ねつけ圧倒的な力で彼らを追い詰める!
プレイヤーの行動が、ほかの主人公の物語やゲームプレイへ影響を及ぼすことが明らかになり、『バイオハザード2』のザッピング(ふたりの主人公のシナリオの内、片方のクリアーデータを使用することでもうひとりの主人公のシナリオが変化する)に関係が……? と思われたが、本作の“CROSS OVER”はまったくの別物だった。異なる状況に置かれた主人公たちが、ときに出会い、出会った際に同じ出来事に異なる視点で立ち向かう。異なるストーリーが、リアルタイムに交差し、ゲームプレイ体験自体も交差する。このことが、どれほどの膨らみを感じさせてくれるのか、いまから期待がやまない。