今後はライセンス管理や法務職といった求人が増加
日本最大級のIT系求人・転職サイト“IT転職ナビ”を運営するワークポートが、2012年4月のゲーム業界の採用動向を公開した。以下、リリースを抜粋する。
<要旨>
ソーシャルゲーム業界の求人は、コンシューマ、オンラインなどを抑えて依然として好調です。ゲーム関連のエンジニア職種を比較すると、ソーシャルゲームの求人数はコンシューマゲームの求人数の約2.4倍となりました。ディレクター関連についても2倍以上の水準となっています。WEB関連での経験だけでなく、コンシュマゲーム経験のみでも可とする求人が増加するなど、求人の間口も広がっていることがわかります。採用スピードの加速も目立ち、1回だけの面接で結果を出す企業や、会社説明会兼面接会を実施する企業、夜間まで面接を実施する企業など、選考回数を短縮する様々な動きが見られるようになりました。
<今後の見通し>
現在のソーシャルゲーム業界では、大手ゲーム会社やスポーツ業界とのタイアップ作品や有名アニメ、キャラクターを使用した版権関連のゲームが急増しており、人気を博しています。このことから、ライセンス管理や法務職といった求人が増加していくと考えられます。他業界からゲーム業界を志す方 は、頻繁に求人情報をチェックして情報を見落とさないようにしたいものです。