メイキャスト+古橋監督、福井氏がepisode5を大いに語る
2012年5月19日より、全国12館で「機動戦士ガンダムUC episode5」のイベント上映がスタートした。ここでは、新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶の模様をリポートする。
初日の舞台挨拶に登場したのは、声優の浪川大輔（リディ・マーセナス役）、内山昂輝（バナージ・リンクス役）、甲斐田裕子（マリーダ・クルス役）、監督の古橋一浩氏、ストーリー担当の福井晴敏氏の5人。進行役は浪川が務めた。
まず今回の「episode5」について浪川は「前回も言ったんですが、また最高傑作ができました」と、そのクオリティを絶賛。内山は見どころとしてバナージとブライトの会話シーンを挙げ「時間をかけて録りました」。また加えて、そのシーンとの比較で「ガンダムに乗っちゃうと声を張りっぱなしになるので」との発言に、「内山君が自然とガンダムに乗っちゃうと、って言ってるのがいいですよね（笑）」と浪川が突っ込む一幕も。甲斐田は、強化人間として再調整されたマリーダの感情表現の難しさを挙げ「気合を入れて臨んだ」と語った。収録も一筋縄ではいかなかったようで、これについて福井が「最初感情を抜いたロボットのような感じでやってもらったんですが、それよりも普通に抑揚がありつつも話が通じない、という方が恐いかなと思って、途中でやり直しました」と裏話を披露した。自身が演じたリディについて浪川は「前回はまだ馬がいたからよかったけど……」と会場を笑わせつつ、ある場面に関しては「リディの気持ち、すごく分かります! 今回はとても感情が出て人間臭かったですね」と語った。古橋監督は「苦労した点は?」と浪川に振られると「大変だったのはスタッフの皆さん（笑）。僕的にはepisode4で出し切ったので、episode5はその余波で……」と、いたってマイペース。
episode7制作決定も発表されたシリーズの今後の展開については「ゴールが見えてきて走りきれそうだなと。個人的には今後リディがどうなっていくのか楽しみ」（浪川）。「さみしい気持ちもあるけれどチームワークの良さでepisode7に向かっていきたい」（甲斐田）。「バナージのように自分も成長していきたい」（内山）と声優陣が想いを語り、古橋監督は「早くさみしくなりたいな(笑)。っと体力が続く限りがんばります」と変わらぬ調子。最後に福井が「episode7はみなさんのご支援がなければ実現しませんでした。これはつまり、みなさんの”投資”が真っすぐ反映されているということですね。引き続き、投資をよろしくお願いします(笑)」と、独特の語り口でファンへの感謝を述べ、会場の笑いとともに舞台挨拶を締めた。
(C)創通・サンライズ
■機動戦士ガンダムＵＣ episode 5「黒いユニコーン」
イベント上映・有料配信・Blu-ray先行販売5月19日スタート！
Blu-ray＆DVD 6月8日 on sale
【イベント上映】
5月19日～6月1日 全国12館にてイベント上映（２週間限定）
東京：新宿ピカデリー／ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズ
神奈川：横浜ブルク１３
千葉：シネプレックス幕張
埼玉：ＭＯＶＩＸさいたま
栃木：ＭＯＶＩＸ宇都宮
大阪：大阪ステーションシティシネマ／なんばパークスシネマ
京都：ＭＯＶＩＸ京都
愛知：ミッドランドスクエアシネマ
福岡：福岡中州大洋
札幌：札幌シネマフロンティア
