高速道路の長距離移動や渋滞も楽しくなる

 カーナビゲーションシステム(カーナビ)と、ニンテンドーDSが連動。TOYOTAから2012年6月1日に発売される“スマートナビ NSZT-W62G”、富士通テンからこの夏発売予定の“ECLIPSE”2012年夏モデルとなる“AVN-ZX02i”と“AVN-Z02i”が、ニンテンドーDS用ソフト『クルマでDS』(NSZT-W62Gについては別売り)に対応。ニンテンドーDSでカーナビを操作したり、車両の位置情報や地図とリンクしたさまざまなコンテンツを楽しむことができる。ここでは、TOYOTAの“スマートナビ NSZT-W62G”と『クルマでDS』を使った試乗体験の模様をリポートする。

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 カーナビとニンテンドーDSの連動には、Bluetoothが使用されている。『クルマでDS』のソフトには、Bluetoothモジュールが内蔵されており、“スマートナビ NSZT-W62G”(または“AVN-ZX02i”、“AVN-Z02i”)と通信することで、カーナビの位置・情報データがゲームとリンクするほか、ゲームの音声も車内のスピーカーから出力される。

 これまでは、カーナビの画面をタッチして行われていた目的地の検索・設定なども、『クルマでDS』ではタッチペンによる操作で行うことが可能。ニンテンドーDSの下画面に直接文字を入力することで該当場所の検索・設定ができ、その設定がカーナビにも反映される。

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▲ニンテンドーDSでカーナビのリモコン操作が可能。タッチペンで楽に目的地の検索・設定が行える。
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▲まずは、ドライブする人のMiiをクルマに乗せよう。
▲目的地やキーワードを入力して検索。
▲ドライブスタート。ニンテンドーDSには現在地や、実際のスピードメーターなどが表示。また、背景のイラストもエリアによって変化する。

 移動中は、伊達政宗や徳川家康、桃太郎など、都道府県ごとにゆかりのあるキャラクターが登場し、各地の名所を方言を交えて楽しく案内してくれる“観光案内”。ドライブ中のエリアにちなんだ4択クイズが出題される“ご当地クイズ”と、目的地までの道のりも車内でワイワイと楽しむことができる。

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▲地図上に出現する“?”をタッチするとクイズがスタート。乗車している人(Mii)それぞれがクイズの答えを選べる。
▲正解者にはポイントが加算。集めたポイントは、ゲーム内の“名産品”と交換できる。

 そのほか、ご当地クイズで集めたポイントをゲーム内の“名産品”と交換したり、ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続することで旅先で出会った“旅するMii”が登場し、おすすめのクイズやMiiの出身地の民謡などを歌ってくれるといったお楽しみも用意されている。

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 さらに、『クルマでDS』にはドライブ後も大活躍。ドライブ中に出題されたクイズや観光案内や途中休憩した場所(地図)の閲覧に加え、地図上に思い出を書き込んだり、手に入れた名産品を貼り付けることができるので、ドライブの思い出を記録・保存できる。このように、ドライブをさらに楽しく盛り上げてくれる『クルマでDS』。家族はもちろん、恋人や友だちとのドライブで、ぜひ利用してみてはいかがだろうか?

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