カレー好きすぎてトークショウをすることになった声優によるカレーイベント
2012年4月21日・22日の2日間に渡って、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、“春のラジ館まつり2012”が開催。同会場では、14店舗の限定メニューが販売される“秋葉原カレーまつり”が実施されており、このイベント会場で“カレー大好き”を公言している声優、大須賀純と森谷里美によるトークショウが行われた。
「カレーは際限なく食べられる」と豪語する大須賀と、「カレーのハシゴをすることがあります。スープカレーとふつうのカレーは別ものじゃないですか?」と持論を展開する森谷という絶妙のコンビでくり広げられたトークショウ。「カレーが食べたいという理由で、事務所に言われた時間より早く会場に来てカレーを食べていました」と大須賀は今回のイベントを心の底から楽しんでいた様子。また、大須賀はマンガ『華麗なる食卓』の大ファンということで、渋谷にできたという同作の公式カレー店を訪れた際のエピソードを披露。「梅カレーとネギカレーを食べたんですが、梅の酸味とカレーの辛さがピリッとくるカレーでした。あっという間に食べちゃって、食べ足りなくてチキンカレーも食べました」と、どこまでもカレーが好きであることをアピールした。
さらに、イベントには、声優に憧れているというアイドルの麻 友美が登壇。声優になるための心得を聞きたいということで、大須賀と森谷のふたりに「声優になるにはどうしたらいいですか?」、「ケアは何かしていますか?」など、素朴な疑問をぶつける。さらに、カレーを食べて「うまい!」とひと言演じてほしいという要望に、大須賀が「森谷さんやれば?」と先輩としての無茶ぶり。「先輩ひどい!」と言いながらも「うま! バカうま!!」とステージ上で演じてみせた。
そしてここで、トークショウ後にサイン会を行う『華麗なる食卓』の作者、ふなつ一輝が登場。大ファンという大須賀は完全に舞い上がり、一時、会話もできないような状態となる。ふなつは「サイン会自体がすごく好きなので、“カレーまつり”というカレーだらけの場所でやらせていただけて、すごくうれしいですね」とご満悦。そんなふなつに大須賀も「単行本を買ってすぐにやることは、カバーを開けることです!」(※各巻のカバー下には描き下ろしのイラストが掲載されている)とアツい想いを届ける。さらに、「監修をされている森枝卓司さんとはツーカーなんですか?」(大須賀)という質問に「僕自身、最初の頃はカレーに詳しくなかったですが、最近はだいぶ知識もついてきたので、僕からお話をすることもできるようになりました。森枝先生はもともとカメラマンで東南アジアに行くと必ずカレーがあって、そこで“カレーって何だろう?”と思い、カレーにハマったと聞いています」とふなつが返答すると「そのエピソードが佐久間鋭司に反映されている?」(大須賀)とファンならではのトークで会場を盛り上げた。