シリーズの集大成としてかつてないボリュームのゲームモードを内包!

 アーケードから家庭用へ移植される際には、技の調整、新キャラクター、格闘ゲームの枠を越えたゲームモードなど、さまざまな要素が追加される『鉄拳』シリーズ。もちろん本作もその例外ではない。ここでは現時点で判明している追加要素を紹介していく。

アーケード版を超える50以上のキャラクターが参戦!
アーケード版では44体のキャラクターが操作可能な『鉄拳タッグトーナメント2』。これだけでもかなりの数だが、移植に際して複数の新キャラクターの参戦が決定。最低でも対戦で使用できるキャラクターは50体を超えるとのこと。家庭用でしか味わえない、新たなタッグコンビネーションに期待せよ!

『鉄拳タッグトーナメント2』最新情報&開発者インタビュー後編をお届け!【よりぬきXbox 360 6月号】_03
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タッグだけにとどまらない多彩な対戦形式
 本作はタッグマッチのほかに1対2のバトル、最大4人のプレイヤーが1キャラクターずつ担当して闘うペアプレイ(相手プレイヤーがひとりでも成立する)など、じつに幅広い対戦形式が用意されている。また、コンボットに技を覚えさせ、自分だけのオリジナルキャラクターに育てる"FIGHT LAB"モードなど、対戦にひとヒネリ加えたモードも用意されている。このため、自分のペースで対戦やそのほかのゲームモードを楽しむことができるはずだ。

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▲リアルタッグマッチの採用により、最大4人までの対戦が可能になっている。自分は2キャラを使い、相手がふたりといった対戦も行えるようになった。
▲"FIGHT LAB"モードでは『鉄拳』の基礎を学びつつ、自分だけの技構成、外見のコンボットを育成できる。作ったコンボットは対戦で使用することが可能だ。

全世代対応の『鉄拳』を目指して(開発者インタビュー後編)

<移植に際して登場する新キャラクターとは?>

──キャラクターが50体以上になると発表されましたね。
原田 増やしかたとして、大きくふたつ考えています。ひとつは似たキャラの導入。たとえばリリって人気のあるキャラなんですけど、似た操作感のキャラはいないんですよ。この問題を解決しようと思っています。もちろん全員は難しいので、要望の多そうなキャラから増やそうかと。もうひとつは復活要望の多いキャラクターを出すことですね。
米盛 アーケードで『TT2』を出したときにあまり復活キャラクターを用意できなかったので、家庭用はタッグっていうお祭りに恥じない数を用意したいですね。

──6キャラの倍で、12キャラぐらい?
米盛 人数のお約束はできませんが、ギリギリまでがんばります!

──今回とくに気になるのが"FIGHT LAB"モードです。
原田 初心者のかたはプラクティス、チュートリアルって名付けたモードに「めんどくさそう」ってイメージがあって、意外にやってくれないんですよ。でも格闘ゲームはある程度練習したり、システムやセオリーを理解しないと対人戦で勝てる、楽しいという域まで達しない部分がある。だからこそおもしろいんですが、理解するまでの過程がおもしろいとは限らない。そこで生まれたのが"FIGHT LAB"モードです。
米盛 コンボットに技を教えることで、パーツと技をひとつ覚えられるようになっていて、このモードをクリアーするころにはコンボットを自由にカスタマイズできるだけのパーツや技が手に入る。
原田 うまく育てることができれば、崩拳や双掌破や風神拳を全部使えるキャラクターが誕生するってわけです。それと同時にコンボットを育てるというミッションをクリアーすることで、『鉄拳』に必要な知識やテクニックも結果として自然と覚えられると。

── 子どもが遊びながら英語を覚える、みたいな感覚ですね(笑)。
米盛 理想としてはそうですね。
原田 初心者だけのものではなく、このモードは上級者にとってもおもしろいモードなんです。上級者には"チュートリアル"は必要ないでしょうけど、でも今回の"FIGHTLAB"みたいに自分だけのコンボットが作れて、しかもそれを対戦で操作できるってなったらどうですか? チュートリアルではなく、こういう内容なら上級者にとってもおもしろいし、一度はやってみたいモードじゃないですか。
米盛 オンラインの対戦でもランクマッチ以外では使えるようにするつもりなので、コンボット対決もできる予定です。

──アーケードのTEKKEN-NETでできることは家庭用にも搭載されますか?
米盛 移植しておもしろい要素は、なるべく持っていきたいとは考えています。
原田 オンライン対戦自体も前作より快適になるようがんばっています。

──最後に読者にひと言お願いします。
原田 『TTT2』を作った当初は、12年ぶりに発売されるお祭り感を演出して楽しくやろう、っていうコンセプトがいちばん強かったんですけど、そしたら祭りに参加するにはハードルが高い、という人もいて。そういう人も楽しめるようにどんどん改良していたら、全部入りプラス新しい『鉄拳』の形ができあがったという(笑)。1対1が好きな人も、タッグが好きな人も同時に遊べるのは画期的ですよ。いままでの『鉄拳』の基本、1対1での勝負にコアユーザーの多くが求めてたタッグの進化系もあって、さらに新しい1対2、2対1も楽しめる。これがおもしろくないわけがない!
米盛 気がついたら「『鉄拳』の決定版です!」みたいなパッケージになっていましたね(笑)。
原田 『TTT2』が発売されることで、将来『鉄拳7』のハードルが上がるんだろうな、って困ってるところです(笑)。

ファミ通Xbox 360 6月号
■表紙&特集:『Halo 4
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開発スタジオへ取材に行き、実際にプレイしてたっぷり話を聞いてきた!
画面写真とともに、新生『Halo』を君の目で確認してほしい!

■特別付録1:Xbox 360 プラチナコレクションカタログ
人気タイトルをお求めやすい新価格で発売しているXbox 360 プラチナコレクション。
すでに100本以上リリースされているこれらを1冊にまとめたオールカタログ!

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女賞金稼ぎのオーラ・シングが使用可能となるダウンロードコードが付録だ。
ファミ通Xbox 360でしか入手できないキャラクターだ。
(※ファミ通Xbox 360 5月号に添付した付録と同じものです)

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日本では発売されていないKinect専用&対応タイトルをご紹介!
ユニークなタイトルをたっぷり紹介するため、今月は特別に7ページ!

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