全8媒体が優勝を争う!

 2012年4月18日、コーエーテクモゲームスの市ヶ谷事業所において、2012年4月26日に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『真・三國無双 VS(バーサス)』を用いたメディア対抗戦が開催された。『真・三國無双 VS(バーサス)』は対戦に重きを置いたタイトルで、武将を3人選んでチームを組み、1対1やタッグ戦、バトルロイヤルなど、多彩な形式で戦う。プレイヤーどうしでボタンの入力合戦を行う“無双ラッシュ”や強大な効果を持つ必殺技の“チームスキル”など、対戦を盛り上げる新要素が多数導入されているのが特徴で、さらにひとり用のモードも充実。ひとり用、対戦ともに長く楽しめる作りとなっている。

『真・三國無双 VS(バーサス)』メディア対抗戦は激アツ!_01
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 今回の対抗戦に参加したのは全8媒体。ふたりひと組のトーナメント戦で、1位から8位まで順位をつける形で試合が組まれた(ちなみに、ひとりで参加した媒体には、開発スタッフが助っ人に入った)。賞品も用意されており、1位には『真・三國無双 VS(バーサス)』ソフト10本とコーエーテクモゲームスオリジナルQUOカード10枚、2位にはソフト5本とQUOカード5枚、3位にはソフト3本とQUOカード3枚がそれぞれ贈られる。また、ブービー賞もあり、こちらはコーエーテクモゲームスソフトセット(『真・三國無双 VS(バーサス)』、『戦国無双 Chronicle(クロニクル)』、『デッド オア アライブ ディメンションズ』、『FabStyle(ファブスタイル)』)となっていた。

 対抗戦に先立って、『真・三國無双 VS(バーサス)』のプロデューサーを務める小笠原賢一氏が登場。小笠原氏は「『真・三國無双 VS(バーサス)』は、『真・三國無双』シリーズとして初めてニンテンドー3DSに登場する作品です。いままでのシリーズとは異なり、一騎当千の武将を使って“対戦する”、という特徴を持っています。対戦のおもしろさを伝えるには、やはり実際にプレイしていただくのがいちばんということで、ガチンコの勝負をしていただきたいと思います」と挨拶した。また、ディレクターの利川哲章氏はテクニック面でのポイントを解説。それによると、対戦で勝つコツは、画面の情報をしっかり見ながら、武将固有の必殺技である“無双スキル”や“チームスキル”、武将の切り換えなどを行っていく、ということのようだ。

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▲コーエーテクモゲームス広報の桂毅氏がMCを務めた。桂氏は、コーエーテクモゲームスのインターネット番組“コーエーテクモLIVE! チャンネルα”のMCも担当。
▲挨拶する小笠原氏。
▲利川氏は、対抗戦の解説も行った。

 およそ10分ほどの練習を経た後、いよいよ対抗戦がスタート。日ごろゲームに慣れ親しんでいる記者たちが集まったこともあり、発売前のゲームながら、新要素を使いこなしての熱戦がくり広げられた。これには利川氏も、「皆さん非常にお上手で、びっくりしました」と感心しきり。また、開発スタッフの先輩、後輩どうしがお互いの威信を懸けて争うといったひと幕も見られた。この戦いは後輩スタッフに軍配が上がっていたが、彼らの今後の力関係がどうなるのか、若干気になるところだ。なお、対抗戦には週刊ファミ通編集部チームも参戦。戦いの模様をつぶさにお届けしたいところではあるが、結果がまったく誇れるようなものではなかったため、割愛とさせていただく。

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▲モニターに映し出された対戦の模様を、固唾を飲んで観戦。
▲対戦に臨む週刊ファミ通チーム。とにかく顔に余裕がない。

 対抗戦終了後は、利川氏と小笠原氏がそれぞれ総括を述べた。利川氏は、「ガチのアクションで戦う人もいれば、チームスキルや武将の切り換えを活用する人もいるなど、皆さんゲームの特徴を引き出した戦いかたをされており、見ていてとても楽しめました」と語った。また、小笠原氏は、「インターネット対戦も含めて、広く楽しめる作品になっています。シングルプレイもしっかりと遊べますので、ぜひプレイしてみてください」と、『真・三國無双 VS(バーサス)』の魅力をアピール。加えて小笠原氏からは、2012年4月19日からテレビCMが放映されることや、発売1ヵ月後をメドにユーザー大会の開催を企画していることなども明かされた。『真・三國無双 VS(バーサス)』の今後の動きに注目したいところだ。

 なお、『真・三國無双 VS(バーサス)』は現在、体験版が配信されている。気になる人は、ぜひ体験版をプレイしてみよう。また、本大会の模様は、週刊ファミ通2012年5月24日号(2012年5月10日発売)の“ファミキング”コーナーでも掲載予定。読者プレゼントもあるので、こちらもぜひチェックしてもらいたい。