待望のオープンは目前! 期待以上にスゴいぞ、コレは!!

 ガンダムシリーズの魅力が詰まった最先端エンターテインメントスペース“ガンダムフロント東京”。2012年4月19日からの一般オープンに先駆けて、メディア向けの内覧会が開催されたので、その模様をリポートしよう。

 “ガンダムフロント東京”は、2012年4月19日にグランドオープンする、東京・台場の大型複合商業施設“ダイバーシティ東京 プラザ”7階で開業するエンターテインメントスペースだ。さらにダイバーシティ東京 プラザ1階屋外スペースにも、“GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京 プラザ店”と“RG1/1 RX-78-2 ガンダム Ver.GFT”が設置されており、ガンダムファンにとっては見どころ盛りだくさんの施設となっている。内覧会では、そのすべてをくまなく見て回ることができたので、順に紹介していこう。

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▲ダイバーシティ東京プラザのエントランス。
▲右を向けばフジテレビ社屋、後ろを向けば東京ジョイポリス。観光には絶好の立地だ。
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 ダイバーシティ東京 プラザの1階は、数多くの飲食店が並ぶフードコートとなっている。その中心あたりにある“フェスティバル広場”へのゲートをくぐると、ドーンと目に飛び込んでくるのが、1/1ガンダム立像の雄々しき後ろ姿だ。芝生が敷き詰められたフェスティバル広場は休憩にもってこいのスペースとなっており、ガンダム立像の足下まで近づくこともできる。ガンダム立像は一定時間ごとに頭部が稼動したり、胸部からミストが噴射されたりといったギミックが観られるうえに、夜間には特別なライトアップも披露される。

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▲ギミック稼働中には、付近に設置されたスピーカーから、おなじみのBGMが流れる演出も。
▲足下付近まで近寄れば、迫力満点!
▲芝生の広々としたスペース。すでに寝転がっている気が早い人の姿も!?

 フェスティバル広場の一角には、秋葉原でも展開中の“GUNDAM Cafe”の2号店として、ダイバーシティ東京 プラザ店が営業開始される。こちらでは“ガンプラ焼 シャアザク”や“ガンダムカフェラテ”などの限定メニューを含むフード&ドリンクが販売されるほか、お土産にピッタリの限定キーチェーンやマグカップなどを購入することもできる。

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▲「いらっしゃいませ(ビシッ)」。敬礼付きのご挨拶はデフォルトなんだそうです。
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▲お土産用のお菓子やグッズは、オープン時点で30種類以上が用意されている。フード&ドリンクも20種以上。目移りしちゃいます。

 そしていよいよ本丸、7階のガンダムフロント東京へ。いままでにも、【コチラ】や【コチラ】の記事などでイメージ画像を紹介してきたものの、まぁあくまでもイメージだろう……と思っていたが、入り口からしてあまりにもイメージ画像通りの見事な作りで、否応なく高まる期待感! さっそく内部のリポートを……といきたいところだが、有料スペースの順路で最初に案内される““DOME-G”は撮影禁止となっていたため、テキストのみでのご紹介になることをお許しいただきたい。

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▲ここでも「いらっしゃいませ(ビシッ)」。

 “DOME-G”は、直径16メートル、6台のプロジェクターと13台のスピーカーが設置された特設巨大ドームだ。中に入ると、おなじみシャア・アズナブルこと池田秀一氏によるナレーションとともに、15分弱の映像を鑑賞することができる。映像の内容は、高所クレーンからのガンダム立像実写映像や、天球全体に広がる過去のガンダムシリーズの名シーン、そしてディテールアップされたRX-93 νニューガンダムほか大迫力のモビルスーツに満たされる新作CGイメージなど、見どころもりだくさん。個人的にとくに印象に残ったのは、ジャブロー上空で前方からガウの編隊が迫ってくるシーンや、超至近距離視点からのνガンダムvsサザビーの激闘シーンなどだろうか(前からも頭上からも背後からも一斉に射撃してくるサイコミュの怖さといったら……!)。
 何しろ視界の周囲を覆うドーム型のモニター全面に映像が展開されているため、当然すべてを一度に視界に収めることは不可能。観るたびに新しい発見がありそうな、極めて魅力的な映像となっており、何度でも足を運んでみたくなること請け合いだ。

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 “DOME-G”で映像を観た後は、歴代ガンダム作品の貴重な制作資料、原画などを閲覧できる“ミュージアムスペース”と、体感型エンターテインメントが設置されている“エクスペリエンスフィールド”の中を、自由に見て回ることができる。

 ミュージアムスペースは、展示されている資料のことごとくが目を惹く、ガンダムファンにとってはまさに宝の山状態のエリアとなっている。なかでもユニークなのは、タッチパネルを操作して閲覧する“アーカイブスカウンター”。画面内に並んだ500種類以上のアイコンをタッチすると、ガンダムの作品、キャラクター、MSなどの詳細な解説を観ることができる。しかもタッチしたときに、おなじみの“ピュワワ”的な効果音が鳴ってくれるため、さながらオスカーorマーカーになった気分が味わえる。

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▲富野由悠季氏がみずから描いた絵コンテには、氏による細かい指示がビッシリと。
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▲MSやキャラクターの設定画なども。
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▲懐かしい映画宣伝用ポスターや、“ガンダムフロント東京”のために描き下ろされた新作イラストも展示されている。
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▲アーカイブスカウンターは同時にふたりまでが操作可能。

 エクスペリエンスフィールドには、1/1サイズで再現されたメカや、記念撮影用の機器などが設置されている。いずれも、事前に公開されたイメージ画像をはるかに上回るクオリティーで、とくに1/1コア・ファイターは必見だ。

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▲『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主要モビルスーツ、ストライクフリーダムガンダムの1/1サイズ胸像。手前にいる人と比べると、そのスケールがよくわかるだろう。
▲『機動戦士ガンダム』の最後の戦闘の舞台となった宇宙要塞“ア・バオア・クー”を約1/3000スケール(高さ約4.5m、直径約3m)で再現したもの。これはエクスペリエンスフィールド内壁面への映像投影のためのプロジェクタータワーとなっている。
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▲『機動戦士ガンダム』屈指の名場面である、アムロがア・バオア・クーから脱出するラストシーンのコア・ファイターを1/1で再現した“1/1コア・ファイターVer.GFT”。ボロボロになった機体、むき出しになったコックピットが精巧に再現されている。
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▲記念撮影用の“キャラクターフォトスポット”。タッチパネルでいっしょに撮影したいキャラクターを選択すれば、好きなキャラクターとツーショット写真を撮ることができる。26作品から158体が収録されているので、お気に入りのキャラクターが必ず見付かるはずだ。
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▲こちらも記念撮影用スポット。MSのコックピット風だが、じつは意外にゆったりした作りで、カップルが並んで腰掛けて撮影することもできる。

 ガンダムフロント東京には無料で入場できるゾーンもある。無料ゾーンには、“ガンプラTOKYO”と“STRICT-G”のふたつで構成されており、“ガンプラTOKYO”ではいままでに発売されたガンプラ1000体以上を閲覧できる。“STRICT-G”は、ガンダムの世界観を表現し“COOL JAPAN”を発信するメンズファッションブランドの旗艦店で、有名ブランドとのコラボレーションによるアパレル商品が多数販売されている。

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▲ところ狭しと並べられたガンプラたち。
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▲ガンプラの進化の歴史がひと目でわかる展示コーナーもある。
▲でかっ! でおなじみのHGデンドロビウムも。
(※当初記事内で“PG”と表記していたのは誤りです。訂正してお詫び申し上げます)
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▲“STRICT-G”。定番のTシャツはとくに種類が豊富だが、それ以外にもジーンズやスーツ、アクセサリー、はては名刺入れなどのユニークな商品も並んでいる。

 以上、駆け足で紹介してきたが、見どころがもりだくさんのガンダムフロント東京。これらを見て回るだけでもあっという間に1日が経ってしまいそうだが、万一時間が余っても、周囲には娯楽施設が建ち並びまくりの立地なので、退屈する心配はまったくナシ(ちなみにガンダムフロント東京のお隣には、ボーリングなどが楽しめるラウンドワンが営業している)。ぜひ一度訪れてみてほしい。

 なお、チケットは日時指定の予約制で、翌々月分のチケットを毎月1日より先行予約し、15日より一般発売を開始する仕組みとなっている。スムーズに楽しむためには、事前にチケットを購入したうえで来場したほうがいいだろう。当日でも入場可能な時間帯がある場合には、“ガンダムフロント東京”エントランスゲートにて当日券の販売も行われるが、当然ながら当日の予約状況や時間帯・入場状況によっては、当日券は販売されない場合もある。詳細は、“ガンダムフロント東京”公式ホームページで確認してほしい。

■ガンダムフロント東京 施設概要■
・施設名称: ガンダムフロント東京
・住所: 東京都江東区青海1-1-10
・面積: 約2,050平方メートル(約620坪)
・オープン予定日: 2012年4月19日(木)
・入場チケット(事前予約):
一般・大学生・高校生/1,000円[税込]、中学生・小学生/800円 未就学児童は無料
・入場チケット(当日券):
一般・大学生・高校生/1,200円[税込]、中学生・小学生/1000円 未就学児童は無料
・開館時間: 平日 10:00~22:00 土日祝日 9:00~22:00
・施設運営: ガンダムフロント東京有限責任事業組合