ビジュアルアーツの20年が詰め込まれた、スペシャルな感謝祭!
2012年4月15日、東京・秋葉原のUDX GALLERY NEXTにて、Keyを始めとする数々のゲームブランドを手掛けるビジュアルアーツの20周年記念イベント“ビジュアルアーツ大感謝祭 Shift:NEXT→Generation! -きみとかなでるあしたへのうた-”の報道発表会が行われた。
最初に登壇したのは、ビジュアルアーツ代表取締役の馬場隆博氏。馬場氏は、ビジュアルアーツを設立してからこれまでを振り返ったとき、湧き上がってきたのはただただ“感謝”の思いだった、とコメント。そして、「この20年で学んできたことを、お世話になってきた人みんなにお見せしたい」という思いから、この“ビジュアルアーツ大感謝祭 Shift:NEXT→Generation! -きみとかなでるあしたへのうた-”を企画したのだと語った。
■“ビジュアルアーツ大感謝祭 Shift:NEXT→Generation! -きみとかなでるあしたへのうた-”概要
開催場所:横浜アリーナ
開催日:2012年7月29日(日)
開場時間:14時予定
開演時間:16時予定
※公式サイトは→こちら
本イベントのメインとなるのは、音楽クリエイターチームI'veと、ビジュアルアーツの音楽レーベルKey Sounds Labelが贈る5時間を超えるライブ。ビジュアルアーツ関連ブランドの主題歌を中心とする楽曲が披露される。また、イベントのために書き下ろした記念楽曲を全員で合唱することを企画しているという。
当日会場に行けないファンのために、ニコニコ生放送も企画されている。メインライブの有料配信(予価2000円)のほか、アリーナ内別会場で行われるミニイベント(ネットラジオの公開生放送やミニライブなど)の無料配信も予定されている。
■チケット販売情報
イープラス先行予約開始:2012年4月20日(金)12:00~
イープラス先行予約終了:2012年4月30日(祝・月)18:00
チケット価格:9240円[税込](抽選のうえ、全席指定)
販売サイトは→こちら
一般販売開始日:2012年5月27日(日)10:00~
チケット発売先:ローソンチケット、チケットぴあ、Cプレイガイド、イープラス
※“ローソンLコード”および“チケットぴあPコード”は後日発表となります。ご了承ください。
チケット購入特典:麻枝 准氏書き下ろし記念ソングCD
※会場で、当日半券との引き渡しとなります。こちらのCDの一般販売は予定されていません。
また、ライブ開催前の10時~15時には、横浜アリーナ内にあるサンフォニックスホールで、クラブイベント“OTSU”が行われる。こちらは入場無料で、入退場自由だ。
イベント概要の説明の後は、“ビジュアルアーツ大感謝祭 Shift:NEXT→Generation! -きみとかなでるあしたへのうた-”への出演が決定しているアーティスト・クリエイターが登壇。イベントへの意気込みを語った。なお、下記のアーティスト・クリエイター以外にも、イベントには多数のアーティストが参加するとのことなので、楽しみにしていよう。
■Lia
「ビジュアルアーツ20周年、おめでとうございます。記念すべきイベントにお誘いいただき、誠にありがとうございます。私事で恐縮ですが、このイベントにお誘いいただく以前から、第2子を希望しておりまして、この度授かりましたことをご報告させていただきます。
(ここで来場者から大きな拍手が!)
ありがとうございます。ビジュアルアーツ大感謝祭は記念すべき大きなイベントですので、体調をみながら、イベントを作り上げる一員として、参加させていただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」
■LiSA
「ビジュアルアーツさん、20周年おめでとうございます。私は2年前、「Angel Beats!」のGirls Dead Monsterとしてビジュアルアーツさんに関わらせていただきました。アニメ関連のお仕事のは初めてだったので、不安もあったのですが、たくさんの方に支えていただいて、すごく愛していただいて、1年間全力で走り抜けることができました。Girls Dead Monsterの曲はいまも大事に歌わせていただいています。今回のイベントで、またGirls Dead Monsterとして歌わせていただけることがすごくうれしいです。私はこのイベントの前にワンマンライブがありますので、そこでもっともっとパワーアップして、7月の横浜アリーナでは、そこでしか感じられない、スペシャルな時間を作れるように一生懸命がんばります。よろしくお願いします」
■KOTOKO
「20周年、本当におめでとうございます。ここまでゲーム業界を牽引なさったのは、本当にすばらしいことだと思います。私にとってもゲーム業界というのは、歌手人生においていちばん大事な存在です。作詞家デビューした「PureHeart ~世界で一番アナタが好き~」も、Outerとして歌手デビューしたときの曲「Synthetic Organism」も、KOTOKOとしてデビューしたときの曲「Close to me…」も、ぜんぶビジュアルアーツさんの作品の曲なんです。これまでどれくらい歌わせていただいていたかを数えたら、なんと26曲も歌わせていただいているんです。私がここまでこれたのも、ビジュアルアーツさんのおかげです。当日はライブでせいいっぱい盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いいたします」
■高瀬一矢氏(I've)
「20周年おめでとうございます。いまいちばん気になっていることは、ニコ生の放送でどんなコメントが流れているかです(笑)。ビジュアルアーツさんと知り合って12年になるのですが、当時、馬場さんと話をするために電話をすると、だいたい5~6時間、ときには7~8時間、平気で話していたことを思い出します。当時のことを思い出すと、目がうるうるしてきます。ビジュアルアーツさんがいなければ僕らもなかったと思いますし、KOTOKOちゃんがいなかったら僕らの快進撃もありませんでしたし、ビジュアルアーツさんがいたからLiaさんと出会えましたし。今回20周年の大感謝祭、皆さん楽しみにしていてください」
質疑応答コーナー
――ライブでは、パートナーブランドさんの楽曲は演奏されないのでしょうか?
馬場 ライブでは、パートナーブランドさんを含めた、ビジュアルアーツ作品の主題歌がメインとして演奏されます。
――動員人数は何人くらいを想定されていますか?
馬場 12000人ほどを想定しています。たくさんお申し込みをいただければ、解放する場所を少し増やせるかもしれません。また、VIP席も予定していまして、これは後日公式ホームページでご案内したいと思います。
――今回のライブイベントに向けて、予習しておくといい曲はありますか?
馬場 I'veさんパートでは、2000年からいまに至るまでのビジュアルアーツ作品の主題歌をメインにしています。セットリストを明かしてしまうと楽しみがなくなってしまうと思いますので言えませんが……。PCゲーム業界を語るにおいては外せない曲だ、と我々が考える曲が入っています。
――麻枝 准さんの弾き語りはありますか?
馬場 いまのところは、やらないって言っています。でも彼は皆さん方のほうをつねに向いているクリエイターでありアーティストなので、皆さんがやってほしいといえばその気になるかもしれません。皆さんの要望が大きければ心変わりするかもしれません。
――ニコ生でのライブ配信は、ノーカットなのでしょうか?
馬場 アーティストさんの中には映像NGの方もいらっしゃいます。その場合は曲だけ流れるのか、ちょっとまだわかりませんが……。
――イベントはライブ中心とのことですが、20周年記念タイトルの発表や、クリエイターの方の登壇などは予定されていますか?
馬場 『リライトハーヴェストフェスタ!』を始め、記念作品と位置づけているものはいくつかございます。クリエイターが会場に来て何かをしようというプランはありますが、すべてが企画段階なんです。舞台のうえに上がるというのは、いまのところは考えていません。
――20周年記念ソングについてうかがいたいのですが、どのアーティストの方が参加されるのですか? 演奏には社員の方が参加されるのですか?
馬場 「俺にラッパを吹かせろ」などと言っている社員もいますが、まだ企画段階です。歌姫の方については、どの方が参加されるかはまだ申し上げられません。
――チケットについて、アーティストさんのファンクラブ会員の枠はありますか?
高瀬 いまのところは予定はありません。
馬場 検討はしますが、イープラス先行販売については、間に合わないと思います。申し訳ありません。
――ライブDVDの販売は予定されていますか?
馬場 やります! ですが、どういう商品構成にしようとかまったく考えていないので、価格や発売時期は白紙です。
――OTSUのニコ生放送はやらないのでしょうか?
馬場 ドワンゴさんと相談してみます。
――OTSUのタイムテーブルは、事前に公開されますか? また、OTSUの参加アーティストを教えていただけませんか?
馬場 公開します。参加アーティストについては、後日公開させていただきます。
――物販の通販はしますか?
馬場 わかりません(笑)。コミケでもいつも聞かれるのですが、モノがなくなったらどうにもなりませんので……。今回のイベントは、「この1日で我々の思いを届けたい」という気持ちで行うものなので、通信販売中心ではないことはご了承ください。
――展示コーナーで、「リトルバスターズ!」のアニメ関連の展示はありますか?
馬場 やりたいですね。ライブでアニメ映像を流す予定もありますし、秘蔵資料もお見せしたいです。
――ライブのときに、その歌のゲームの映像を流していただけないでしょうか。
馬場 演出の方法を過去考えたことがありまして、ゲームのアニメを後ろで流しながら歌っていただいたこともあるんです。ただ、それを見て思ったのは、みんな映像見ちゃうんですよね。そのとき、ライブでこれやっちゃいけないな、って反省したんです。ライブのときはアーティストさんを見ていただくのが大事かなと思うので……演出方法としては、ご希望に添えられるかはわかりませんが、考えさせていただきます。
――「Angel Beats!」のゲーム制作は進んでいますか?
スタッフ がんばっています!
馬場 本格稼働はできていませんが、それぞれのクリエイターが動き始めています。
――グッズの中に高級グッズというのがあるようですが、決まっていますか?
馬場 ぜんぜん決まっていません(笑)。数が少なくて記念になるものとして、高級なものがいいと思っているのですが。以前シルバーアクセサリーを作ったことがありますが、あまり喜んでいただけた感じもなくて……。反省を重ねつつ作っています。リクエストありましたらよろしくお願いします。
――高級グッズの価格はいくらぐらいですか?
馬場 2~30000円くらいを考えていますが……高いですかね? 値段ではなくモノありきで考えているので、値段のことはあまり考えていません。
――ライブで、アーティストさんのコラボというのはあるのでしょうか?
馬場 「このコラボはあるだろう」というのはありますし、I'veとKey Sound Labelのコラボもあります。ただ、突拍子もないコラボはありません。
――ポスターに描かれているキャラクターの名前は?
馬場 このキャラクターは、20周年を記念して作られたキャラクターです。名前は公式サイトで公募しています。このキャラクターたちのグッズ販売も予定しています。
高瀬 このふたりのキャラクターに歌はないんですか?
馬場 作ってくれる?
高瀬 作りますよ。
――このふたりのインターネットラジオとか。
馬場 いいですね。いただきます!
――このふたりの声優さんのユーザーリクエストも受け付けていただけませんか?
馬場 ご希望の声優さんに演じていただけるかはわかりませんが、ユーザーの皆さんからのリクエストは受け付けられるようにします。
――LiSAさんはGirls Dead Monsterとして出演するのでしょうか?
LiSA はい。1日だけ、Girls Dead Monsterとして立たせていただきます。
――馬場社長は記念ソングの作詞を担当されているということですが、それ以外で、イベントで活躍される場所はあるのでしょうか?
馬場 トークさせろ、ギター弾かせろ、と言っているんですが、「だめです」と言われてしまいました(笑)。
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