PS MOVEとの相性もバッチリ
現地時間の2012年4月3日~4日、イタリアのローマにて、欧米メディアに向けたカプコンのプライベートイベント“CAPTIVATE 2012”が開催された。本記事では、会場で出展された『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』試遊バージョンのプレイリポートをお届けする。
本作は、Wiiで発売された『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』と『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』の2作にHD高画質化を施し、1本にまとめたPS3用ソフト。日本では2012年6月28日に発売を予定しているが、それに先駆けて会場では試遊バージョンが出展された。『アンブレラ・クロニクルズ』と『ダークサイド・クロニクルズ』は、いわゆる“レールシューター”と呼ばれるタイプのゲーム。移動は自動的に行い、プレイヤーは出てくる敵を撃って倒していく。ステージには回復アイテムや銃などが落ちており、それらを拾うと有利になる仕組みだ。
まず目についたのが、HD高画質化によるグラフィックの向上。プレイ画面、ムービーシーンともに画質がキレイになっており『ダークサイド・クロニクルズ』1面の最後に登場する少女マヌエラも、心なしかさらに美しくなっているように感じた。また、もともとがWiiリモコンでの操作を前提に作られているだけあって、PS MOVEとの相性も良好。アサルトライフル型のアタッチメント(日本未発売のもの)を使ってプレイしたのだが、照準をスムーズに合わせることができた。なお、今回は体験できなかったが、『HD セレクション』には“AUTO AIM”という機能が備わっている。コントローラでのプレイの際に敵に照準を近づけると、オートでロックオンしてくれるのだ。
2012年は『バイオハザード』シリーズ最新作である『バイオハザード6』の発売が控えている。ファンならば、『HDコレクション』をプレイして、テンションを高めてみてはいかがだろうか。
『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』
■機種:プレイステーション3
■発売日:2012年6月28日発売予定
■価格:4490円[税込]