クローズドβテストの実施も決定
NHN Japanがサービス中のPC向け3DオンラインFPS（一人称視点シューティングゲーム）『スペシャルフォース』の続編となる、『スペシャルフォース2』のメディア向け体験会が、2012年3月27日に都内で開催された。体験会では、佐野亘運営プロデューサーによるプレゼンテーションも実施された。また、クローズドβテストの募集が2012年4月9日16時より行われることに加え、先行体験会の開催決定も発表に。2012年4月14日に東京で、2012年4月15日に兵庫にて実施される。
まず、佐野プロデューサーは、「FPSユーザーが気にする、“グラフィック”、“銃撃感”、“ゲームバランス”の3つが、しっかりと作り込まれている作品です。 基本がしっかりと作られているため、単純に銃を撃って対戦しているだけでも楽しめますが、韓国の（大規模なゲーム大会）“e-Sports”の種目にもなっており、自分自身が強くなって成長していく課程を対戦を通じて感じられることができます」と、本作のセールスポイントを説明。続けて、本作の特徴を4つの項目に分けて説明した。
■特徴1／圧倒的な臨場感
本作では、Unreal Engine 3が使用されており、前作に比べてグラフィックが大幅に進化。砂漠の砂埃や木漏れ日、雨や煙の表現が美しく再現され、戦場の臨場感が溢れるグラフィックになっている。グラフィックがリアルになったことで、対戦相手の姿がステージ内のオブジェクトと一体化し、見えにくくなってしまうといった問題については、敵の姿が白く服装で統一（相手チームがこちらのチームを見た場合も白い服装で統一）されているため、視認性が平等であるという。さらに、本作では本物の銃声使った音声により、前作以上にリアルな戦闘を味わうことが可能となっている。
■特徴2／対戦の奥深さ
アサルトライフルやスナイパーライフルといった一般的な武器に加え、壁を貫通する能力が優れたマシンガン、近距離で広範囲に攻撃できるショットガンなどが登場。ほかにも、身体に当たれば一撃で倒すことができるクロスボウ、遠くにいる敵に有効な投げナイフといった新しい武器も導入された。また、前作にもあった爆破モードやデスマッチモードのほかに、占領モードや突破モードといった一風変わったモードも多数搭載されている。さらに、前作同様に足音で場所を把握するサウンドプレイも可能となっている。
■特徴3／快適なゲームプレイ
全体的にユーザーインターフェースがシンプルかつ洗礼された使いやすいものを目指して設計されており、さまざまな情報が整理され初心者にもわかりやすくなっているという。さらに、対戦までの時間の短縮も配慮され、既存のFPSにあるようなクイックスタートや基本的な機能は実装されているが、短いロード時間ですぐに対戦が可能だ。また、自分が敵に倒されたときの状況が敵の視点でリプレイされるキルカメラ、武器ごとの戦闘結果が表示されるなど、多彩な機能が新たに搭載されている。
■特徴4／変化する戦場
エレベーターを使って脱出地点へ潜入するなど、移動にオブジェクトを使うことでより緊張感のある戦闘を体験することができるほか、一部のマップには、爆発物を設置して迂回路を作れるものあり、敵の裏を読んで進むといった深い戦術を楽しめるようになった。また、ステージ内には爆発するオブジェクトが設置されており、それを破壊することで敵に大ダメージを与えることも可能だ。
