Zwei(ヅヴァイ)の歌が、『ロボティクス・ノーツ』の世界を彩る!

『ロボティクス・ノーツ』主題歌「拡張プレイス」を歌うZwei(ヅヴァイ)のふたりにインタビュー!_01

 『カオス・ヘッド』、『シュタインズ・ゲート』に続く5pb.の科学アドベンチャーシリーズ第3弾『ロボティクス・ノーツ』(プレイステーション3/Xbox 360、2012年6月28日発売予定)。本作の主題歌「拡張プレイス」を、ボーカルのAyumu (アユム) とベースのMegu(メグ)によるユニット“Zwei(ヅヴァイ)”が歌うことが明らかに。ここでは、すでに楽曲収録を終えたZweiのふたりのインタビューをお届けする。

『ロボティクス・ノーツ』主題歌「拡張プレイス」を歌うZwei(ヅヴァイ)のふたりにインタビュー!_03
Zwei
Ayumu(左)、Megu(右)

――『ロボティクス・ノーツ』の主題歌を歌うことが決まったときの感想は?
Ayumu もともとロボット系のアニメやゲームに関われたらいいなと思っていたので、お話をいただいてすごくうれしかったですし、気持ちよく歌わせていただきました。
Megu これまで「Zweiって、ロボット系や戦隊モノの曲が似合いそうだよね」というお言葉をいただくことが多かったので、自分たちが『ロボティクス・ノーツ』に関わるのは必然だったのではないかと思っています。

――科学アドベンチャーシリーズ第3弾となる『ロボティクス・ノーツ』ですが、おふたりの科学アドベンチャーシリーズに対する印象は?
Megu 私は最近『シュタインズ・ゲート』をクリアーしまして、『カオス・ヘッド』をやり始めたところなんです。プレイしてみて、科学アドベンチャーシリーズって、教科書みたいだなと思いました。遊びながら、これまで知らなかった科学の用語を学べましたね。
Ayumu “科学アドベンチャー”という名前が単純に好きです(笑)。それと、この絵が好きで(ページ上部のイメージビジュアル)。こういう青空、気持ちよくて大好きなんです。高校時代、私はバレーボールをやっていて、青春を謳歌していたんですよ。そのときのようなドキドキ感が、この絵から伝わってきますね。

――『ロボティクス・ノーツ』は青春群像劇ですからね。Meguさんは、『ロボティクス・ノーツ』のどのようなところが気になりますか?
Megu これまでの科学アドベンチャーシリーズの、どんな要素が取り入れられているのかが気になりますね。それから、“妄想トリガー”、“フォーントリガー”に続く“ポケコントリガー”が、どんなものなのか気になります!

――では、本作の主題歌「拡張プレイス」について伺います。レコーディングを終えてみて、いかがでしたか?
Megu 今回、お話をいただいて、まず「ゲームに対して、自分たちは何ができるのかな」ということを考えました。というのも、ゲームの場合、主役はやはりゲームであって、アーティストは後からついてくるものですよね。私たちの力で、主役をどれだけ引き立てられるのか……ということを考えながら演奏しました。また、今回、大島こうすけさんという、Zweiがずっとお世話になってきた方が編曲を担当されているんですが、大島さんはいつもチャレンジをしてくるんですよね。テクニカルなところを作ってくださったり、キメの部分を多くしてくださったり。そのチャレンジに応えるのが楽しかったです。それから、ライブを想像しながらアレンジしてくださる方なので、曲を聴いた時点で、どんなステージングになるかが想像できました。早くライブで披露したいですね。
Ayumu 今回は、「皆さんの心に届くように」というのをテーマに歌いました。ゲームに出てくる高校生たちが、青空の中で口ずさんじゃうような歌として聴こえてくれたらいいな、と思っています。

――「拡張プレイス」の聴きどころはどこですか?
Ayumu 歌が終わった後に、「ウォーウォー」というコーラスが入るんですけれど、そこはぜひ皆さんで手を空に突き上げて歌ってください。ぜったいやってもらいたいんです! ゲームが出るのは夏じゃないですか。夏に叫ばないでどうする!? と思います(笑)。歌詞の中では、2番の「強く大地に立て 僕らが 生きたその証」というところがとても印象に残っています。強く生きたい、っていう心の叫びが、自然と歌に入り込みましたので、ぜひ聴いてください。
Megu 間奏部分のキメですね。ギターとユニゾンのところがあるんですけれど、自分としてはかなり挑戦したフレーズなので。ライブのときは、間奏のときだけでいいから、私を見てほしいです(笑)。

――作詞作曲は志倉千代丸さんが行われていますが、志倉さんは、この歌詞にどんな意味を込めて書かれたと思いますか?
Ayumu 自分で歌詞を読んだときに思ったことで、志倉さんがおっしゃっていたことでもあるのですが……この歌詞には、ひとりの人間が夢を描いて、それがどんどん周りのみんな、日本中、世界中に拡張していく、というイメージが表現されているんです。人のプラスのパワーが集まって、世界中に拡がっていく、というような。それを感じて、プラス思考になって聴いてもらいたいですね。
Megu 夢がある歌詞ですね。どんな人間でも、自分しだいで夢を叶えられる可能性があるんだな、ということを教えてくれる。

――「拡張プレイス」を歌ううえで、これまで科学アドベンチャーシリーズのテーマソングを歌ってきた、ほかのアーティストの方のことは意識しましたか?
Megu 私は意識しないですね。「Zweiがこの曲を歌ってくれてよかった」と思っていただけること、そこに重点をおいて演奏しました。
Ayumu 『カオス・ヘッド』と『シュタインズ・ゲート』の曲は聴かせていただきましたが、とくに意識して変えるということはしませんでした。というのも、『ロボティクス・ノーツ』は夏発売のゲームで、主題歌も爽やかな曲なんですよね。その時点でもう、以前の曲とは違うので。とことん爽やかに、この歌だからできることをやろう、と思って歌いました。

――Zweiらしさは、この曲のどんなところに出ていると思いますか?
Megu ベースを活かしたアレンジになっている、というところがまず違うと思うんですよね。ギターソロもないですし。メロディーラインがゆったりしている中での、バックの弦楽器の激しいプレイも特徴です。Ayumuさんと私の個性が、バランスよく表れていると思います。

――先ほど「ロボットものが向いているとよく言われる」とおっしゃっていましたが、自分たちのどんなところがロボットに合っていると思いますか?
Megu Ayumuさんの力強い声質が、ロボットのガシンという力強さと合っている、と皆さん思われるようです。
Ayumu 私は「宇宙刑事ギャバン」が好きで……(笑)。そこからでしょうか(笑)。
Megu Zweiのイメージとしてカッコいい、男らしいという言葉を挙げてくださる方も多く、そのイメージがロボットと結びついたのだと思います。

――Meguさんもロボットはお好きなのですか?
Megu 「エヴァンゲリオン」などが好きです……(笑)。

――もしおふたりがロボットを作るとしたら、どんなロボットを作りたいですか?
Megu 私はメイドロボが欲しいんです。ごはんを作ってくれて、おかえりなさいませと言ってくれて。欲しくありませんか?(笑)
Ayumu 着せ替えや洗顔までぜんぶ手伝ってくれるロボットが欲しいのですが、つねにいるとジャマなので……必要ないときはコンパクトに納まるようなものが欲しいです(笑)。
Megu 私たち、怠け者みたいだね(笑)。

――(笑)。では、最後に読者へのメッセージをお願いします。
Megu 皆さんが期待されている以上の作品になると思いますので、心待ちにしていてください!
Ayumu 今年の夏は、Zweiと『ロボティクス・ノーツ』を起点にして、拡張していきましょう!

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