作者コメントもお届け

 “第13回えんため大賞”大賞受賞作品『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』第2巻が2012年3月30日にリリースされた。さらに、週刊ファミ通にて、コミカライズが本格連載決定。連載開始時期、作家は未定となっているが、こちらも要注目だ。今回、作者の鳳乃一真氏よりコメントをいただいたので、こちらもチェックしてほしい。

“第13回えんため大賞”大賞受賞作品『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』第2巻が発売!_01

■龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2
著:鳳乃一真 イラスト:赤りんご
定価:651円[税込]
ファミ通文庫/エンターブレイン刊

鳳乃一真氏インタビュー

――えんため大賞を受賞したときの感想はいかがでしたか?
鳳乃一真(以下、鳳乃) 本当にうれしかったです。作家としてデビューすることが夢であり人生の目標でもあったので喜びと同時に大きな達成感がありました。しかもそれが“大賞”という最高の形で叶い、感無量でした。

――アニメPV(※記事の最下部に掲載)をご覧になって、自分の作品がアニメで動いていた感想はいかがでしたか?

鳳乃 興奮したのをいまでも覚えています。1巻が出る前からまさかアニメPVを作っていただけるなんて思っていませんでしたので素直に感動しました。あと1巻のいい場面をピックアップしていただいたので、「見た人が1巻を読む前にけっこう内容解っちゃうんじゃないか?」なんて考えながらハラハラしていた記憶があります(笑)。「映画を作った人が、その映画の予告編を見たらこんな心境になるのかな?」とも思いました。

――コミカライズが週刊ファミ通誌上で本格連載が決定しました。ご感想はいかがですか?
鳳乃 週刊ファミ通は作者にとっても昔から親しみのある雑誌ですので、本当にうれしかったです。文章だけでは表現できない重護や七々々、天災たちの表情や動きなどを交えたやり取りを見れるのをいまから心待ちにしています。

――まだ読んでいないという読者の方々に向けて、このシリーズの見どころを教えてください。
鳳乃 それぞれのパートに見どころがあると思ってますので、“ここがいちばんの見どころです”という場所は“わかりません”。なので作者の代わりにどこが見どころかなのかを読んで発見していただけたらと思います。

――今後の展開の構想につきまして、決まっている決まっていないに関わらず、差し支えない範囲でお教えください。
鳳乃 内容に関してはともかく、登場キャラクターたちの魅力が存分に発揮できるように書いていけたらと思っています。