2012年7月――ゴーストが姿を現す
本作は、そう遠くない未来の戦場を描いた三人称視点シューティング。プレイヤーは、"ゴースト"と呼ばれるアメリカ軍特殊部隊を操り、多彩なハイテク兵器を駆使してテロリストと戦うのだ。充実のキャンペーンモードに加え、ネットワークを介したマルチプレイも収録されているぞ。
■エリート揃いの“神出鬼没”な部隊
光学迷彩を始めとするハイテク兵器を駆使して迅速に任務を遂行することから、多くの兵士から"ゴースト"と呼ばれているエリート特殊部隊。彼らは少数精鋭でターゲットの暗殺や要人救助などの極秘任務に臨む。
■クロスコムで現実に情報を付与
ゴーストの隊員たちは、"クロスコム"と呼ばれるヘルメット搭載型ディスプレイを着用している。クロスコムのカメラを通して見る世界には、AR(拡張現実)によってコンピューターが付与した仮想的な情報が表示される。たとえば、自分たちが使っている銃の残弾数が表示されたり、通信衛星が捕捉した敵の位置を確認できたり、ミッションを効率よく進めるために必要な情報が即座に得られるのだ。ARの活用が鍵となるぞ。
■アメリカ軍の研究成果が凝縮された近未来兵器
いまから10数年後の世界が舞台の本作には、"ありそうでない"近未来のハイテク兵器が多数収録されている。本作の開発チームは、アメリカ軍が現在進めている軍事プロジェクト、"フューチャーソルジャー2030プログラム"の研究成果をもとに、さまざまなハイテク兵器をゲームで実現。ここでは、本作でゴーストのメンバーが使用するハイテク兵器の中から、特徴的なものをピックアップして紹介しよう。
舗装路だけではなく、雪面でも走行可能な四足歩行型ロボット兵器。敵を自動的に索敵し、ターゲットを捕捉すると機銃とミサイルによる攻撃を行う。
ハイテク兵器による革新的な"偵察体験"
ゴーストに与えられたミッションは、極秘データの回収やターゲットの殺害など、多岐にわたる。AR(拡張現実)が映し出すさまざまな情報を分析し、戦況を見極めることが重要となってくるぞ。ここでは、敵と遭遇した際のおもな流れを解説しよう。敵を見つけたら、まずはカバーで障害物に身を隠すのが安全。カバー状態から攻撃することもできるが、UAVやセンサーグレネードなどを利用し、事前に周囲の敵の存在を確認しておけば、奇襲を受けるリスクを減らせる。こうして敵との交戦前に多くの情報を集めておくことで、有効な戦術を立ててから攻撃を仕掛けられるのだ。
■偵察
ハイテク兵器を活用した偵察は本作の醍醐味。偵察で敵の戦力を把握したら、相手の弱点を突くように攻撃を仕掛けていこう。
UAVを飛ばしているあいだ、プレイヤーは無防備になってしまうが、センサーグレネードは投擲直後に動けるのが利点。素早く偵察したいときに役立つ。
■攻撃
敵の姿を捉えたら即座に射撃。ゴーストの隊員たちと協力して一斉射撃を行う"リンクアップシステム"という連携技も使用可能。
敵がこちらに気づいていないときは、背後から接近することで一撃で始末できる。ゴーストの隊員は、イスラエル発祥の格闘術"クラブ・マガ"を修得している。
■カバー
遮蔽物の裏にカバーで隠れれば、敵の目をやり過ごせる。敵と撃ち合いになった際は、カバーによって敵の銃撃を回避可能。
カバー可能な遮蔽物は、敵の攻撃を受け続けると壊れてしまうことも。薄い壁や脆いオブジェなどの裏に隠れるときは、注意するべし。
■移動
カバー中に身を乗り出すと、カバー可能な場所がクロスコムに表示される。ワンボタンでつぎのカバーポイントまでダッシュできるぞ。
※詳しくは週刊ファミ通2012年4月12日号(2012年3月29日発売)をチェック
ゴーストリコン フューチャーソルジャー
メーカー | ユービーアイソフト |
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対応機種 | PS3プレイステーション3 / X360Xbox 360 |
発売日 | 2012年7月発売予定 |
価格 | 各7700円[税込] |
ジャンル | アクション・シューティング / ミリタリー |
備考 | 開発:UBISOFT Paris |