ゲームプレイの思い出がよみがえる、感動のライブステージ!
2012年3月25日、東京・品川のライブホール“ステラボール”にて、セガのニンテンドー3DS用ソフト『リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産』(以下、『リズム怪盗R』)の購入者を対象にしたイベント“リズム怪盗R × miwa プレミアムイベント”が行われた。ここでは、イベント会場、そしてリズム怪盗R BANDとmiwaさんによるライブステージの模様をお届け。
本イベントには、『リズム怪盗R』のプロデューサー/ディレクターを務める中村 俊氏も来場。中村氏は、「多くの皆様にいらしていただけてうれしいです。リハーサルで私も涙してしまうような、いいステージができたと思いますので、きっと楽しんでいただけると思います。今後もスタッフ一同がんばっていきますので、怪盗Rというキャラクターを愛し、応援していただければと思います」と語った。
中村 俊氏
リズム怪盗Rバンド
「SHOW TIME」
イベントの開始とともに幕に映し出されたのは、怪盗Rと愛犬・フォンデュの姿。その姿を見ただけで、早くもファンのあいだからは歓声が。怪盗Rからの「楽しんでいってね」という挨拶が終わるとともに幕が落ち、リズム怪盗Rバンドとダンスグループ“KoRocK”が登場! 『リズム怪盗R』内でリズムゲームが始まるときと同じ音楽と映像が流れ、1曲目「SHOW TIME」の演奏がスタートした。「SHOW TIME」はプレイヤーがいちばん最初にプレイするリズムゲーム。この粋な演出によって、来場者は一気に『リズム怪盗R』の世界に引き込まれた。
「パリ市警からの逃走」
「怪盗フォンデュの大作戦」
続いて演奏されたのは、「パリ市警からの逃走」と「怪盗フォンデュの大作戦」の2曲。どちらもノリのいい曲で、ファンは皆手拍子をしながら聴き入っていた。
ここで、リズム怪盗Rバンドのベース担当であり、『リズム怪盗R』のコンポーザー/ミュージックディレクターである大谷智哉氏から挨拶が。大谷氏はファンに感謝の意を述べ、つぎの曲について「聴いたら思わず身体を傾けたくなってしまうはず……前の人にパンチとかはしないでね」と予告。ファンからは大きな笑いが起こった。
「対決 執事ロアン」
「ニセ怪盗R登場! Original Music Taken From スペースチャンネル5」
予告を受けて演奏されたのは、ジャイロセンサーを使い、身体を動かして楽しむリズムゲーム「対決 執事ロアン」の曲。記者の胸には、このリズムゲームでAランクを取るまでの苦労が思い出された。また、この後ふたたびKoRocKが登場。「ニセ怪盗R登場! Original Music Taken From スペースチャンネル5」の演奏に乗せてダンスを披露した。
「Day in Paris」
ノリのいい曲が続いたあとに演奏されたのは、マップ画面で流れるやさしい曲「Day in Paris」。アコーディオン、フルートの穏やかな音色が会場を包んだ。
「月の姫君」
『リズム怪盗R』のヒロイン・マリアが弾く、謎を秘めた曲「月の姫君」。バイオリンと、『リズム怪盗R』のアニメパートの作曲を担当した江口貴勅氏によるピアノ(キーボード)が美しい旋律を奏でた。
「意志を受け継ぐもの」
「LAST DANCE」
「怪盗Rのテーマ」
リズム怪盗Rバンドによるライブもいよいよクライマックスへ。物語終盤で流れる「意志を受け継ぐもの」、物語を締めくくる「LAST DANCE」、そして「怪盗Rのテーマ」が演奏され、終了後、会場は大きな拍手に包まれた。
miwa
「クレアデルネ」
「441」
「Chasing hearts」
「オトシモノ」
「片想い」
イベント後半は、『リズム怪盗R』のオープニングテーマ「クレアデルネ」を歌ったmiwaによるステージ。マリアの気持ちを歌ったという「クレアデルネ」のほか、ファーストアルバム「guitarissimo」から「オトシモノ」を、セカンドアルバム「guitarium」から「441」、「Chasing hearts」、「片想い」を披露した。
発売から約2ヵ月が経った『リズム怪盗R』だが、今回のイベントでは、まだまだ冷めやらぬファンの熱い思いが感じ取れた。今回参加できなかったファンのためにも、ぜひ再び、このようなライブイベントを開催してもらいたいと思う。