ゲームがほかの芸術分野に与えてきた影響などを紹介する美術展

 KONAMIの『メタルギア ソリッド』と『メタルギア ソリッド 2 サンズ・オブ・リバティ』が、スミソニアン・アメリカン・アートミュージアム(※1)で2012年3月16日から開催される“The Art of Video Games”展(※2)の出展作品として選出された。

 “The Art of Video Games”展は、ゲームを芸術作品としてとらえ、そのグラフィックスやテクノロジーの進化、ゲームが他の芸術分野に与えてきた影響などを紹介する美術展。展示作品は、スミソニアン美術館が選定した芸術性に秀でた240の候補作品から、同館がホームページで募集した一般投票によって最終的に80作品に絞られ、その中から『メタルギア』シリーズ2作品が選出されたという。

 両タイトルは、反戦・反核をテーマとする「メタルギア」シリーズのゲームソフトで、同シリーズは、主人公が戦いを避けながら敵地に単独潜入してミッションを遂行する「ステルスゲーム」というジャンルを確立。1987年の第1作目発売より今年で25周年を迎え、全世界におけるシリーズ累計販売本数は3110万本(KONAMI発表によるもの。2011年12月末時点)を超えている。
 
※1:スミソニアン美術館は、アメリカ・ワシントンD.C.にある世界最大の博物館の集合体であるスミソニアン博物館群内の美術館です。
※2:3月16日から9月30日まで開催(米国時間)

『メタルギア』シリーズ2作品がスミソニアン美術館“The Art of Video Games”の展示作品に選出_01
『メタルギア』シリーズ2作品がスミソニアン美術館“The Art of Video Games”の展示作品に選出_02
展示される『METAL GEAR SOLID』(左)と
『METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』
「メタルギア」シリーズ最新作『METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D』(左)と展示両作品が楽しめる『METAL GEAR SOLID HD EDITION』(プレイステーション3)