サブストーリーとは異なるイベントが展開
セガから2012年3月22日に発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』の最新情報をお届けしよう。本作には、新規要素となる“クライムイベント”が実装されている。これは、街中で起るプレイヤーとは直接関係のない事件を、見たり、関わったり、無視するなど、事件に関与するかどうかをプレイヤー自身が選択することができるというもの。なお、この“クライムイベント”は、サブストーリーとは違い、必ず関与する必要はないので、よりライトに街の息遣いを感じるとることができる。
■サブストーリーについて
今作も悲喜こもごものドラマが巻き起こるサブストーリーが多数収録されている。また、前作でも好評だった“ディアブロ”や“DIS”など、神室町で活動する不良グループを描いたサブストーリーもパワーアップして今作にも収録されている。新しく入ったチーム&リーダーの一部は以下の通り。
チーム名:BURAI(無頼)
リーダー名:水無月透(みなづきとおる)
活動拠点:神室町
神室町のチーム“BURAI”のリーダー。ライダースーツに身を包んだ、謎多き男。2年前、神室町に来たと言うが、それ以前の経歴は不明。ケンカも強く、頭もキレる。左腕に大きなヤケドの痕があるなど、隠された過去があるようだが、水無月は何も語ろうとはしない。蒼天堀の不良チームによる神室町侵攻に対抗すべく、神室町のチームをまとめあげるために動く。信頼できる5人の精鋭だけでチームを作り、神室町のほかのチームと対抗している。
チーム名:WARDOG(ウォードッグ)
リーダー名:黄志克己(きしかつみ)
活動拠点:神室町
神室町の不良チーム“WARDOG”のリーダー。ブレザーを着た、学生主体の不良チーム。一年前、右京龍也が中心となって繰り広げられた神室町の不良たちによる戦争(前作)に参加できなかったを悔んでおり、自分のチームが最強だということを証明しようと、もう一度、神室町にいるすべての不良チームを巻き込んだ戦争を起こそうとしている。闇討ちを得意として、神室町の不良チームのリーダー格を病院送りにしている。目的のためなら、手段を選ばない、神室町で一番危険な男。龍也が神室町に帰ってきたことを知り、龍也を利用して、戦争を一気に拡大させようと画策する。
チーム名:ラバーズ
リーダー名:空也大旗(くうや たいき)
活動拠点:蒼天掘
蒼天堀の不良チーム“ラバーズ”のリーダー。アメカジが好きで、ファッションにうるさく、ケンカよりも酒と女が大好き。毎夜、自分の経営するバーに人を集めて、パーティーをして楽しんでいる。バーやクラブなどの飲食店を多数経営していて金周りはよく、気前がいいので、空也の金を目当てにした不良や女たちが群がってくる。タイマンでのケンカは強くないが、金を使って用心棒を雇うなど、卑怯な戦いをする。蒼天堀を支配することよりも、いかに金を稼ぐかの方が大事に考えている。
チーム名:泉南MAD(せんなんマッド)
リーダー名:雷加宗次郎(らいかそうじろう)
活動拠点:蒼天掘
大阪南部の泉南地方をまとめあげている巨大不良チーム“泉南MAD”のリーダー。蒼天堀を支配下に入れることを狙っており、これまでにも何度か蒼天堀に侵攻したが、ことごとく、撃破されてきた。いまでも、蒼天堀を狙って、力を溜め続けている。新リーダーの雷加宗次郎は、ケンカ上等のお祭り男で、ケンカと祭りが大好き。祭の時期になると、ケンカそっちのけで、祭に参加する。夢はだんじりの大工方。ケンカや戦争も祭のひとつだと考えている。龍也が原因となった、蒼天堀の不良チームの混乱に乗じて、蒼天堀侵攻を企てる。じつは……神室町に、雷加の協力者がいるということだが?
また、『龍が如くモバイル for GREE』とコラボレーションしたサブストーリーも収録。『龍が如くモバイル for GREE』の主人公・銀次と龍也の出会いを描いたストーリーになっており、このサブストーリーをクリアーすると、『龍が如くモバイルforGREE』で連動ボーナスが手に入る。