魂の力（ソール）を駆使して戦い抜け
JRPG（日本製のRPG）のメーカーを標榜するイメージエポックが、完全新作を発表。魂の力“ソール”によって奇跡を起こす能力を持った戦士たちが、彼ら“光の民”を虐げる支配者“神機教会”に立ち向かうRPGだ。そんな本作の中心となる人物とシステムについて紹介しよう。
神機教会の弾圧によって数が減ってしまった光の民のひとり。ごく一部の者だけが扱える“黄金のソール”を求めていると言われる彼は、光の民を救うべく戦う“ソールトリガー”たちを率いる次代のリーダー候補だ。
銃の形をしたSOL-ARM（ソールアーム）を操る、17歳の少女。ファレルの幼なじみであり、光の民が弾圧されるさまを彼とともに見てきた。過酷な戦いの中でも前向きな明るさを失わず、攻撃に加えて回復系のスキルも使いこなす。
神機教会によって親友を殺され、復讐を胸に誓うソールトリガー。本懐を遂げるためなら、みずからの命をも惜しまない覚悟を秘めている。
光の民だけが生み出せる“ソール”を使いこなせ
ファレルたちソールトリガーの敵である神機教会は、光の民からソールを搾取して、高度な科学技術と文明を維持している。ソールを燃やすことで強力なスキルが使えるソールトリガーたちは、神機教会が操る兵器“マキナ”に対抗できる唯一の存在。その中でも、世界に安定と調和をもたらす“黄金のソール”を持つとされる者、すなわちファレルが、仲間たちとともに決死の覚悟で戦いに臨むのだ。
スキルは使い込むほど威力を増していく
バトルでは、ソールを消費してさまざまなスキルが発動可能。また、スキルの使用を重ねるにつれて熟練度が上がり、同じスキルでもより効果を高めることができる。気に入ったスキルには惜しみなくソールを注いで、強力なスキルへと磨き上げよう。なお、スキルに大量のソールを注ぎ込むと、威力だけではなくクエストも大幅に変わる場合がある。
武器を使い続けるとスキルが“覚醒”（アウェイク）する
キャラクターが武器を使い続けると、武器に対応したスキルが覚醒（アウェイク）する。新たな武器を手に入れることが、すなわちスキルの入手にもつながるというわけだ。どのスキルを覚醒させ、熟練度を上げるかによって、キャラクターのバトルスタイルは一変するので、自分好みのスタイルを追求することができる。
ソール＝命を懸けて戦う
圧倒的多数かつ強大な戦力を誇る神機教会に対し、ソールトリガーたちが持つ抵抗手段のひとつが“特攻”。命懸けでソールを燃やし、絶大な力を発揮することが可能だが、ソールを使い果たしたキャラクターには“ニアデス”（臨死）という運命が待っている。ソールトリガーたちの拠点に戻ればニアデス状態のキャラクターを蘇生させることができるが、拠点に備蓄されているソールには限りがある。
クリエイター陣からのコメント
イメージエポック 代表取締役社長 御影良衛氏
「一昨年末のJRPG宣言から早１年あまりとなりますが、ユーザーの皆さまの厚い応援のおかげで、ここにパブリッシャー第3作目となる『ソールトリガー』を発表することができました。本当に、ありがとうございます！ イメージエポックとして手がけるPSP最後の集大成として、最大人数の開発員をもって臨んでおります。どうぞご期待ください！」
シナリオライター 野島一成氏
「『ソールトリガー』は、自由を勝ち取ろうとする若者たちの“戦いと、日々のあーだこーだ”を描いた物語です。昨今、“あーだこーだ”を作る機会があまりなくて悶々としていましたが、『ソールトリガー』、イケてます！」
キャラクターデザイナー 曽我部修司氏（FiFS）
「今回は、色の意味合いなど、世界観の部分も作ることができ、おもしろい仕事でした。キーとなる腕のソールパターンはボタニカル風味、衣裳は忍者、仕事人的スピード感を起点にデザイン。全体では共感8割、ロマン2割のバランスを目指しました。見どころはスキルなどの演出です。キャラが格好よく、かわいく、スピード感に溢れていて、とても満足＆必見です！ 質も量も期待できる、いいゲームになると思います。僕自身、いちJRPGファンとして、完成が楽しみです！」
※詳しくは週刊ファミ通2012年3月22日号（2012年3月8日発売）をチェック！
ソールトリガー
| メーカー | イメージエポック |
|---|---|
| 対応機種 | PSPPSP |
| 発売日 | 2012年夏発売予定 |
| 価格 | 6279円［税込］ |
| ジャンル | RPG / ファンタジー |
| 備考 | キャラクターデザイン：曽我部修司（FiFS）、シナリオライター：野島一成 |
