イベントのみで体験できた特殊映像の上映も
2012年3月3日、『キングダム ハーツ 3D[ドリーム ドロップ ディスタンス]』の発売と『キングダム ハーツ』シリーズの生誕10周年を記念して、お台場 ヴィーナスフォートにて限定イベント“キングダム ハーツ 10th Anniversary Premiere Event”が開催された。本稿では、同イベントの模様をリポートする。
教会広場で行われたステージでは、スクウェア・エニックスのコーポレート・エグゼクティブであり、『キングダム ハーツ』シリーズのエグゼクティブ・プロデューサーを務める橋本真司氏が登壇。全世界でシリーズ累計1700万本を販売し、今年で10周年を迎える『キングダム ハーツ』シリーズについて、「あっという間の10年でした」と振り返り、「皆さんの応援があって、いまここに立つことができています」と、集まった多くのファンに感謝の言葉を述べた。
続いて、2012年3月29日に発売を控える『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』を紹介。教会の壁面、天上をスクリーンに見立て、大画面で同作のオープニングムービーを使った映像が上映された。映像は、各シリーズ作品の名シーンを再現したものになっており、まさにシリーズの思い出を呼び覚まされる内容。シーンによっては、どよめきや歓声(ロクサス、アクセル、シオンがシーソルトアイスを食べているシーンは悲鳴に近いほど)があがっていた。また、本映像には、シーンに合わせて教会が崩れたり、炎が上がったように見える特殊効果が施され、大画面で臨場感たっぷりに驚きに満ちた映像を楽しむことができた。
映像上映のあとは、この特殊な映像効果を使って、実寸(?)のキーブレードを振るとその動きに連動してスクリーンに閃光が走る“キーブレードエクスペリエンス”も実施された。体験者は初めて持つキーブレードに感激しながら、ポーズを決めたり、ヴェントゥス風に逆手に持ったり、思い思いにポーズをキメていた。イベント後“キーブレードエクスペリエンス”を体験した勇者の方にキーブレードを手にした感想を聞いてみたところ、「実際にキーブレードを持てると思っていなかったので感動しました。想像していたほど重くはなかったです(笑)」とのこと。記者も持ってみたかった……。
※一部誤りのあった箇所を修正しました(3月21日午後2時15分)
『キングダム ハーツ』カラーに彩られた会場で開催された今回の限定アイベント。特殊な仕掛けが施されたイベント限定の映像上映や、キーブレード体験など、ファンにとっては思い出に残る一日になったに違いない。
