一瞬実在の団体の名前が出ている気がしないでもない
サイバーフロントは、4月6日発売予定の『ポスタル3【完全日本語版】』のプレイ動画と、スペシャルエディションに付属するマウスパッドの実物画像を公開した。
プレイ動画で主人公ポスタル様（ポスタル・デュード）が本日遭遇しちゃったのは、ちょっとした揉め事。ラブアンドピースな気分が高まりすぎちゃったあまり、地球を守るためにお立ち上がりなさったハードコアな保護団体“エコトロジスト”の皆様が、貴重な活動資金を獲得しようとして、武力行使による融資の申し込み（強盗とも言う）をやってらっしゃるのだ。対する青コーナーは、おなじみ屈強な公僕の皆様。
さてここでポスタル様に問題だ。どっちを助ける？ ポリスを助けりゃ、頑張ったで賞として褒賞をいただけるかもしれない。ついでに有名になったら、オイシイ目にもありつけるかも。でも、エコトロジストに参加するようなブッ飛んでるオネーちゃんたちは、貞操観念がフリーダムだっていう話だ。こっちを助けりゃ、今夜はポスタル様をラブでピースに手厚く保護してくれるかも。さぁどうする？
うーん、やっぱオネーちゃん？ でもポスタル様が最終的に選択したのは「なんかイラッと来たからどっちも戦う」。SWATが来ようが、エコトロジストのオネーちゃんがアナグマノコギリ（かわいいアナグマちゃんを縛り付けて、悪いお友達をひっかいてもらうという、愛に満ちあふれた武器）を持ちだそうとも「邪魔だボケ！」と暴れ続けるポスタル様。あーあ、もう誰もいなくなっちゃったじゃないの。スイッチ入ったらいつもこうなんだから、台無しだぜまったく。だったら最初っから乱入しなきゃいいじゃねぇか……。
こんな具合に、ポスタルライフは清く正しく生きてもいいし、でろんでろんにダーティーに生きてもいい。まぁ、渡る世間が不条理すぎて、思わず“Going Postal（ブチ切れてアッチの世界に行っちゃう）”せいで、ぐっだぐだな結論に到達することもあるが、それはそれ、これはこれ。本作は18歳以上推奨なので、ゲームと現実の区別のつかない子はプレイしないように。
