パワフルに暴れまわれ!
ネクソンのオンラインアクションRPG『マビノギ英雄伝』では、2012年2月22日に新キャラクターのカロックを実装する。このたび、ネクソン本社でひと足先にカロックをプレイしてきたので、そのプレイ感をお伝えしよう。
カロックの武器は“バトルピラー”で、Pillarと言ったら柱。つまり、柱をブン回して目の前のものをなぎ倒し、殴り倒していく、完全に重量級のキャラクターとなっている。ちなみに、高レベルのピラーになるにつれ、柱の材質がよくなっていく……。
そのパワーはスゴい。なんと、通常はつかめないモンスターにつかみ攻撃が出せる“スペシャルグラビング”、ボスクラスのモンスターをつかんで攻撃できるスキル“ボスグラビング”や、一部ボスモンスターの攻撃を受け止められる“クラッシュ”という、規格外の能力まで持っている。「俺が止めているあいだにお前ら攻撃してくれっ!」て感じだ。
そのほかのスキルも、ピラーをブン投げたり(以降、拾うまでは素手での戦いに)、バトルピラーを軸にドロップキックをカマしたり、ザコを突進で跳ね飛ばしていったりと、とにかくパワフル。つかみ状態からの投げが、周囲のオブジェクトとの位置関係により、パイルドライバーやバックドロップなど、プロレス技にいろいろと変化するのもおもしろい。
しかしながら、当然動きが重めなのが多少ネックになる。うまくモンスターをさばけているうちはいいが、手が追いつかなくなってきたときにどうするか、仲間の助けを受けられればいいが、ソロで打開しなければならないときなどは、ピラーを振り回して連続回転するSPスキル“旋風”や、ピラーを地面にたたきつけて衝撃波で周囲にダメージを与える“ウォーストンプ”、SPスキル“アースクェイク”で切り抜けられるようにしたい。
基本的には意図をもって立ち回れる中級者向けと言えそうな気もするが、なんせ攻撃が重く、範囲も大きいので、ピラーを振り回していれば何とかなる低レベル帯なら初心者にもオススメできるハズ。とりあえず実装祝いということで使ってみるのもアリなんではなかろうか。