画面の向こうに広がるのは、7次元さきの世界

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 ガストのプレイステーション Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』(2012年4月26日発売予定、5040円[税込])。7次元さきの世界に住むという少女との、プレイステーション Vitaを介しての生活の模様をお届け。

■イオンとの出会い
 プレイヤーの手元にある端末(プレイステーション Vita)は、インターネットを介し、遥か彼方の世界に存在する一室、イオンの家へと繋がる。彼女はプレイヤーと出逢うまで、ずっとこの家にひとりで暮らしていたという。記憶を失っているイオンだが、プレイヤーはその端末を使って、その失われた記憶を蘇らせることができる。プレイヤーは端末の機能を駆使することで、イオンの精神世界“ジェノメトリクス”へと入り込めるのだ。そしてイオンの精神世界を辿り、少しずつ、彼女の記憶を蘇らせていくことになる。彼女がなぜここにひとりでいるのか、ここはどこかなのかを知る旅へと出るのだ。

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イオン(イオナサル・ククルル・プリシェール)
声:加隈 亜衣
プレイヤーと繋がった先の世界に、たったひとりで生活している女の子。なぜそこにいるのか、そこがどこなのか、そして自分が誰なのかも、彼女は答えることが出来ない。少しおっとり気味で恥ずかしがり屋の少女で、黙々と何かを作るのが好き。なぜか真空管を使った電子工作に目が無く、語り出すと止まらない。
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▲イオンとコミュニケーションをとることで、“ヒュムノポイント”をゲットできるという。

■実時間で進むイオンとの生活
 イオンが住んでいる世界は、プレイヤーの住む世界と同じ24時間で時計が進み、朝昼晩もすべて同じ。イオンは朝に起きて行動し、夜になると眠る。これは毎日の生活サイクルをイオンが行っているということであり、たとえ端末(プレイステーション Vita)を常時起動していなくても、イオンはその生活サイクルを続け、プレイヤーがイオンに逢いたいときに端末を起動すれば、実時間で行動しているイオンが現れる。もちろん常時起動していてもよいが、夜中に起動してもイオンは寝ている可能性がある。

■端末の向こうの世界にいるイオン。彼女はどんな一日を過ごすのだろうか。
 端末から見える彼女の存在。端末を介し、プレイヤーと彼女との生活がはじまる。イオンは自ら考え、自ら行動する。行動時間はリアルタイムで流れる。

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▲小腹がすいたイオンは、自分が作り置きした料理を食べる。ご飯を食べる時間を約束しておくと、一緒に食べることもできる。
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▲イオンは甘いものが大好き。お菓子も自分で作る。作れる料理のレパートリーは、プレイヤーとともに増やしていける。
▲寝起きのイオン。イオンの生活リズムは決まっているが、親しくなるにつれてプレイヤーの行動に近づいていく。

■イオンは何かを作るのが大好き。助言を与えたり、優しく見守ってあげよう。
 イオンが何かを作っている最中、プレイヤーの助言次第で様々な楽しい道具を作ることができる。

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▲おっちょこちょいなイオンは、よく道具作りに失敗する。しかし、優しく教えてあげると……。

■イオンに対するあなたの行動は彼女の心を開くきっかけとなる。
 いっしょに生活するにつれ、プレイヤーの行動次第でイオンは段々と心を開いていく。それらがきっかけでプレイヤーとイオンは、次第に深い絆で結ばれていくことになる。

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▲画面をタッチしてイオンとの会話ができる。アイテムをいっしょに作ったら、デートに誘ってみよう。作ったアイテムに応じてイオンとイベントが楽しめる。イベントはオンライン配信で増えていく予定。
▲イオンの部屋を出て、海岸を歩きながらデート。部屋の外でもイオンと歩きながら会話できる。

■世界背景
 どことなく昭和を彷彿とさせる世界、ラシェーラ。この世界では、真空管を主体とした科学文明が栄え、またその真空管の発展形ともいえる、“想いを力に変える”魔法のツール“シェルノトロン”というものが存在している。誰でもシェルノトロンに想いを託し、詩を謳うことによって“詩魔法”を行使する事ができ、それにより人々の生活は豊かで快適なものとなった。

 だが、この世界は終焉に向かっており、暴れ狂う太陽にはシェルノトロン如きではどうにもならず、人々は日々命の危険に晒されている。そんな太陽の脅威から身を守るために、人々は“コロン”という浮遊する都市を築き上げ、そこで暮らしている。コロンはある程度自治に任せるところとしており、そのためさまざまな個性的なコロンが出来上がっている。年中お祭りのコロン、星空をいつでも見られるコロン、遊園地コロン、四季があるコロン、工場のコロンなど。そしてそれらのコロンにはすべからず、太陽からの有害な波動を遮る術が用意されている。だが、全ての人がコロンに住めるわけではない。コロンに住めるのは有る程度裕福な人達だけであり、最下層の貧困層は今でも危険な地表に住んでいるのである。

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万寿沙羅・縷萌地区 雑貨屋“縷縷”前

昔懐かしい、昭和時代のような風景が、この世界には至る所に存在しています。その中でも特に郷愁を誘う場所が、この雑貨屋“縷縷”前の風景でしょう。今回、本作では“人の心の温かさ”をテーマにしたストーリーを展開していきます。その舞台として、更に物語の雰囲気を盛り上げる魅力的な世界観を構築するために試行錯誤した結果、このような人情味溢れる昔懐かしい世界観に至りました。特に日本人にとっては馴染みの深い、親しみのある今回の世界観。皆さんの心の中でも、そういった“温かいもの”が生まれてくれたら、制作者としてもこれに勝る喜びはありません。(リリースより)