マップは3G/Wi-Fiモデル、Wi-Fiモデルのどちらでも利用可能
PS Vitaユーザーの皆様、本日2012年2月8日は、システムソフトウェア バージョン1.60の提供がスタートする日ですよ! 今回のアップデートでは新アプリケーション“マップ”が追加され、“フォト”アプリでは動画撮影も可能になります。PS Vitaが発売されてからもうじき2ヵ月ですが、今回のアップデートは過去最大規模と言ってもいいのではないでしょうか。非常に心が躍ります。そんなわけで、今回はマップなどを実際に触ってみました。
……と、本題へ入る前にアップデートのやりかたをおさらいしておきましょう。まずホーム画面から“設定”アイコンを起動し、“システムアップデート”をタッチ。すると、アップデート方法が3つ表示されますので、自身の環境に併せて選択しましょう。あとは画面の指示に従って進むだけ。だいたい5分くらいでアップデートは完了します。
<マップ>
おなじみの“Google マップ”をPS Vitaでも、という機能なわけで使いやすさは保証済み。地点検索から経路検索まで、マップ表示の切り替えなどなど……基本的な機能はすべて搭載されています。操作はタッチ&スライド&スワイプで行い、キー操作への対応は現状なし。つまり、スマートフォンと同じ感覚で扱えるというわけです。ただ、個人的に少しだけ気になったのはマップが表示されるまでの速度。現在自分はiPhone 4Sを使用しているのですが、そちらの地図アプリと比べるとマップの読み込み速度がやや遅く感じました。一方で、PS Vitaのマップは画面が大きいという利点もあります。画面が大きいというのはじつにステキなもので、出発点と到着点を表示する経路検索などは使いやすさがグッと向上した印象。
なお、僕のPS Vitaは3G/Wi-Fiモデルですが、SCEさんに確認したところWi-Fiモデルでもマップは使用可能とのこと。ただしGPS機能は3G/Wi-Fiモデルのみ搭載されているので、Wi-Fiモデルでマップを使用する際はWi-Fiネットワークに結びついた位置情報をもとに現在地を表示するシステムになっています。
<動画>
フォトの新機能である動画撮影。アップデート終了後にアプリを起動すると、撮影画面に画像と動画の切り替えボタンが表示されるようになるので、それをタッチすればOK。録画ボタンをタッチで撮影がスタートし、停止ボタンで終了。撮影した動画はフォトフォルダー内に収納されます。ちなみに動画はMP4ファイルで640×480で保存。容量は30秒間撮影して約6.5メガ程度でした。
そのほかにも今回のアップデートでは以下の内容が追加されています。詳しくはPlayStationVita アップデート情報サイトを参照のこと。
■コンテンツ管理アシスタント for PlayStationのMac OS対応
コンテンツ管理アシスタント for PlayStationのMac OS版をリリースします。これまでPS Vitaは、PS3とWindowsパソコンの間でのみデータ転送が可能でしたが、Mac OS版のコンテンツ管理アシスタント for PlayStationをインストールすることで、Mac上のビデオ/音楽/画像をPS Vitaに転送したり、セーブデータやアプリケーションデータ(ゲームのデータ)のバックアップが可能になります。コンテンツ管理アシスタントは、下記のサイトからダウンロードできます。
■PS Vitaの電源が入っているときにPSボタンが青色に点灯するようになります。
電源を入れる・スタンバイから復帰すると、PSボタンが青色に点灯するようになりました。また、電源が入っている状態から、スタンバイモードに移行する際には、PSボタンが青色に短く点滅します。上記内容を含むPS Vita システムソフトウェア バージョン1.60の詳細については、2012年2月8日のシステムソフトウェア バージョン1.60提供開始以降、下記アップデート情報サイトにてご確認いただけます。