デジタルエンタテインメント事業は前年同期比を上回る

 KONAMIは2012年2月2日、2011年4-12月期における連結業績(米国基準)を発表した。売上は前年同期比103.3%の1945億2200万円、営業利益は前年同期比186.9%の309億2100万円となっている。また、税引前四半期純利益は300億1800万円(前年同期比197.2%)で、同社の株主に帰属する四半期純利益は170億4600万円(前年同期比177.3%)になった。

 ゲーム分野を含むデジタルエンタテインメント事業は、『ドラゴンコレクション』を始めとするとするソーシャルゲームが好調に推移し、KONAMIグループがサービスを提供する全タイトルの延べ累計登録者数が1500万人を突破。また、サッカー、野球、『メタルギア』などのコンシューマーゲームソフト各シリーズが堅調な販売を記録し、定番の“遊戯王トレーディングカードゲーム”も好調に推移したことから、売上高は前年同期比101.6%の994億6400万円、営業利益は前年同期比187.4%の242億8900万円となった。以下、リリースよりデジタルエンタテインメント事業における2011年4-12月期の概況を抜粋する。

<デジタルエンタテインメント事業>
(1)「ドラゴンコレクション」の登録者数が500万人を突破、GREEの全体ゲームランキングでも総合1位を維持
(2)「戦国コレクション」の登録者数が250万人を突破、Mobage ゲームランキングの上位を維持
(3)サッカー、野球、メタルギア等のゲームソフト各シリーズが堅調に推移
(4)e-AMUSEMENT Participationを導入した「麻雀格闘倶楽部」の稼動が堅調に推移
(5)定番の「遊戯王トレーディングカードゲーム」が好調に推移