ソーシャルゲームの成長で過去最高の経常利益を記録

 2012年1月30日、クルーズは平成24年(2012年)3月期第3四半期決算短信を発表。売上高は過去最高の約27億4900万円(第2四半期比31%増)、経常利益は同じく過去最高の約6億7000万円(同31%増)となっている。

 前年度にソーシャルゲーム市場に参入以来、右肩上がりの成長を続けてきたクルーズ。今期に入っても『戦国バトル!くにおくん』、『天地を喰らう』が主力タイトルに成長し、2011年9月にリリースした『チーム×抗争!ギャングキング』、『究極×進化!戦国ブレイク』、同11月にリリースした『闘将×神化!三国ブレイク』も売上を伸ばすなど、引き続きソーシャルゲームが成長トレンドとなって過去最高の売上高、経常利益を達成するに至ったとのこと。

 また、今後も顧客単価の高いソーシャルゲームを事業の中核としつつ、ソーシャルゲームの開発ラインを大幅に増やすために積極的な人材採用を続けている。そして増加した開発ラインが生み出すタイトルを牽引役として、さらなる成長を見込んでいるようだ。さらにディー・エヌ・エーの世界展開に参画し、世界市場への進出を目指していく。

 併せて、2011年5月9日に公表した通期業績予想を上方修正されている。

○前回発表予想
売上高 78億円
営業利益 20億円
経常利益 20億円
当期純利益 12億円

○今回修正予想
売上高 92億円
営業利益 20億円
経常利益 20億円
当期純利益 12億円