拡大する電子取引分野の強化へ

 ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)“mixi”を運営するミクシィと“Mobage”を運営するディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、ソーシャルコマース分野において業務提携を結んだことを発表した。ソーシャルコマースとは、SNSを始めとしたソーシャルメディアを利用して商品やサービスなどの電子取引を促進することを指す。

<以下、リリースより抜粋>

 本提携では、“仲の良い友人同士のつながり”を持ち、国内のソーシャルサービスを牽引してきたミクシィと、コマースに関するノウハウを持ち、『ビッダーズ』を運営するDeNAの両社が当分野において業務提携を行うことで、急成長中のEコマースの世界に新たなソーシャルコマースサービスを構築してまいります。

 両社は、本年3月下旬(予定)、『mixi』内にモール型のソーシャルコマースサービスを立ち上げ、運営してまいります。サービスの開始にさきがけ、既に株式会社ローソンHMVエンタテイメントや株式会社サンリオ、セシルマクビー(株式会社ジャパンイマジネーション)の参画が決定しており、本日からは、参加店舗の一般募集も開始します。参加店舗の一般募集に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。

参加店舗一般募集に関するお問い合わせ先:all-club@dena.jp

 ミクシィは、「mixiタウン構想」のもと、「mixiページ」をはじめとする趣味や嗜好に関する情報発信・収集が可能なサービスの拡大を進めていますが、この度ソーシャルコマースサービスを開始することで、「商品・モノ」を起点としたユーザー間のコミュニケーションの活性化を図ってまいります。

 DeNAは、Mobageの公式サービスとして常時800万品以上の商品点数を誇る総合ショッピングサイト「ビッダーズ」を運営しており、若い世代に支持される運営ノウハウを生かすことで、ソーシャルコマースを重点的に拡大したいと考えています。

 今後、ミクシィがサービス開始当初より追求してきたソーシャルの価値と、DeNAが持つコマース分野におけるノウハウを融合させ、EC市場の牽引と、価値創造を図ってまいります。