『スーパーマリオ 3Dランド』、『マリオカート7』が大盛況
2012年1月15日の大阪大会を皮切りに、東京、名古屋、福岡の4都市で開催される“次世代ワールドホビーフェア '12 Winter”。2012年1月21日に千葉県の幕張メッセで同イベントの東京大会が開催された。会場には最新ゲームも多数出展。来場者の年齢層は親御さんを除けば小中学生がメインとなっており、それに合わせて出展タイトルの傾向も、全年齢向けやキャラクター物が中心となっていた。
多くのゲームメーカーがブースを展開するなかで、会場屈指の人気を集めていたのは任天堂ブース。今回出展されていたのはニンテンドー3DS用ソフト『スーパーマリオ 3Dランド』と『マリオカート7』で、ともに発売中のタイトルだったが、それぞれのエリア周辺はまるで初プレイアブルタイトルがあるかのような人だかりに。じつは両タイトルはただのプレイアブル出展ではなかった。『スーパーマリオ 3Dランド』は規定カウント内にクリアーを目指すチャレンジを、『マリオカート7』では勝ち抜きトーナメントをそれぞれ実施しており、それに挑戦する人たちが長蛇の列をなしていたのだ。とくに『マリオカート7』の勝ち抜きトーナメントの人気はすさまじく、先着512名までの参加者受け付けが、お昼ごろには終了。改めて、『マリオ』のすごさを実感できる盛況ぶりとなっていた。
任天堂ブースに並ぶ人気を誇っていたのがレベルファイブだ。同社ブースにはニンテンドー3DS用ソフト『イナズマイレブンGO シャイン/ダーク』、Wii用ソフト『イナズマイレブン ストライカーズ 2012エクストリーム』、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『ダンボール戦機 ブースト』が出展。いずれも人足が絶えない盛況ぶりだったのだが、それにも増して注目を集めていたのが、上記タイトルの関連商品たち。ご存じの通り『ダンボール戦機』ではプラモデルを始めとしたホビーの展開も行われているが、今回その新作が展示(展示はバンダイブース内)され子どもたちの目をくぎ付けにしていた。また『イナズマイレブン』のトレーディングカードも大会を開催するなどして大盛況。『イナズマイレブン』と『ダンボール戦機』はどちらも、ゲーム作品としてだけではなく、コンテンツとして子どもたちにしっかりと浸透しているようだ。
毎回凝ったブース作りが印象的なソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン。今年のコンセプトは初詣ならぬ”初遊”で、正面入り口に鳥居をかまえるというインパクトの強い仕上がりに。出展タイトルはプレイステーション Vitaをメインに据えており、『真・三國無双 NEXT』、『塊魂 ノ・ビ~タ』、『スーパーモンキーボール 特盛あそビ~タ!』、『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスHD』、『サワリ・マ・ク~ル!』、『みんなのGOLF 6』、『リトルビッグプラネット』と7タイトルの試遊台を用意していた。
そのほかKONAMI、バンダイナムコゲームス、、ポケモンなどの大手ソフトメーカーもブースを展開。KONAMIはニンテンドー3DS用ソフト『ペンギンの問題 ザ・ウォーズ』の体験コーナーを設けるとともにミニステージなどを実施していた。バンダイナムコゲームスは『太鼓の達人Wii 決定版』や『ゴーバケーション』、『ファミリーフィッシング』といった家族で楽しめるWiiのタイトルを中心に出展。またバンダイブースにはPSP用ソフト『機動戦士ガンダムAGE』がプレイアブル出展され、子どもたちから人気を集めていた。ポケモンは、話題作『ポケモン+ノブナガの野望』を大々的に展開。等身大のノブナガがお出迎えし、中央のスクリーンではゲームの最新映像を流すとともに、定期的にプレゼンステージも行われていた。