バトルシステムなどについても紹介

 セガから2012年3月22日に発売が予定されているPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』の最新情報が到着した。今回公開されたのは、現在の“ドラゴンヒート”で戦う若き4人のファイターたち。彼らとの出会いにより、本作の主人公“龍也”は自分が忘れかけていたものに気づき、輝かしい未来を捨て“ドラゴンヒート”を守るために戦う決意をするのだ。4人の情報に、バトルシステムの詳細なども併せてお届けする。


<“ドラゴンヒート”で戦う若き4人のファイターたち

八代 誠(CV:福山 潤)
格闘スタイル:喧嘩
4人のリーダー的存在。中学時代から、ストリートファイトで鍛えた喧嘩スタイル。空手、ボクシング、総合格闘など、さまざまな相手と喧嘩することで、独自のスタイルを身に付けた。しなやかな筋肉と、持ち前のリズム感による連続攻撃は、相手に反撃のチャンスを与えることなく、相手が倒れるまで続く。とくに、キックボクサーの信司との喧嘩で身に付けた“飛び膝蹴り”は、信司以上の破壊力を誇る。

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三上 優太(CV:鈴木 達央)
格闘スタイル:ボクシング
柔道や空手を勧めて来る父親に反抗する形ではじめたボクシング。甘えのある優太には、ボクシングはストイックすぎたが、それ以上に父親に対する反発と、強さへの憧れから、ボクシングを続けることに。いまでは、ドラゴンヒートに出場できるほどの腕前に上達した。いまだ精神的には弱く、家族のことなどを言われると、熱くなり過ぎてしまうことがある。得意技は“カミソリアッパー”で、一撃で相手を脳震盪にする。

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斎藤 保(CV:野島 健児)
格闘スタイル:ブラジリアン柔術
小学生時代からイジメられており、強い自分になるために、ブラジリアン柔術を学ぶ。相手を倒すというよりも、自分を守るために柔術を身に付けたので、試合などで相手を倒すのは苦手。性格的にも好戦的ではないため、勝利に固執することがない。攻撃よりも防御主体で、本気で防御に回った保を倒すのは、信司や誠でも不可能に近い。打撃戦などは苦手で、掴んでからの組み技を得意としている。とくに“チョークスリーパー”から逃れた選手は、まだいない。だが……対戦相手が本気で苦しむと、保が技を外してしまうため、チョークスリーパーで試合に勝ったことはない。

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坂本 信司(CV:鈴村 健一)
格闘スタイル:キックボクシング
根っからの格闘マニアで、最強の格闘技はパンチのスピードとキックの破壊力をあわせもつキックボクシングであると考え、キックボクサーを目指す。強くなるために、ムエタイ、テコンドーなど、さまざまな蹴り技の格闘技を学び、自分ならではのキックボクシングスタイルを確率している。“兜割り”などの足技も得意技だが、いちばんの特技は、肘打ちからパンチ連打へと繋がる“ローリングエルボーコンボ”。

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<『クロヒョウ2』バトルシステム

相棒
クロヒョウ2』では、自由に仲間を呼び出してふたりで神室町を歩き回ることができる。仲間を連れているときに不良たちに絡まれた場合は、ふたりで協力して不良たちと戦うことになる。仲間は、それぞれの性格や格闘スタイルに応じて龍也と力を合わせて戦う。仲間バトルの中でも、とくに見せ場となるのが、龍也が敵を仲間に向けて投げつけたときに炸裂する“ツープラトン技”だ。ツープラトン技は、龍也と仲間がふたりで力を合わせて、敵をボコボコにするスペシャル攻撃となっている。それ以外にも、仲間を連れてケンカをすると、仲間が敵を羽交い絞めにして攻撃のチャンスを作ってくれたり、敵に掴まれた時に助けてくれたり……など、“ふたりで力を合わせて戦うケンカ”をリアルに再現。背中を許せる仲間を探して、絆を深めること。これも、危険な神室町で生き抜いていくためには必要なことだ。

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ステージの破壊
本作では街中でのリアルな喧嘩が再現されているので、ステージにあるさまざまなものが壊れる。殴り合いだけでなく、壁にぶつけたり、ショーウィンドウに投げ飛ばしたりすることで、相手に大ダメージを与えることができる。たとえば、壊れた自動販売機にぶつければ電流により追加ダメージが発生し、壁を壊して空いた穴に敵叩きこむことで、相手を一撃でKOするこも可能。ただし、敵も龍也を壁に叩きつけようとするので、壁際の戦いは、スリルのあるものになるだろう。

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観客
バトル中は、龍也たちの喧嘩を街の人たちが応援や妨害をしてくる。さらに、ヒートアップした観客の中には喧嘩へ参加してくるものも。彼らは、龍也や喧嘩している不良たちが近くにきたら、掴んではがい締めにしてくるのだ。また、女性の観客は武器を投げ込んだりと、ときには敵に、ときには味方となる。

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ウォールヒート
敵を壁にぶつけてフラフラにすることができれば、ヒートゲージを使うことなくヒート並みの大ダメージを与える大チャンスが到来。しかし、敵もウォールヒートを狙ってくるので、龍也が壁に叩きつけられたときは最大のピンチが訪れることになる。壁際では、ウォールヒートや観客、壁の穴を使ったお互いに大ダメージ必至のハイリスクハイリターンの戦いが展開。ステージ中央の広いところでは、殴り合い主体の戦いが展開するだろう。自分の戦いのテクニックに合わせてバトルステージのどこで戦うかを考えるのも、ストリートファイトを勝ち抜く大事な戦略となるはずだ。

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