高品質で中国のニーズに合ったゲームアプリを開発・提供
ディー・エヌ・エーと中国のオンラインゲーム開発・運営企業であるNetDragon Websoft
Inc.(ネットドラゴン・ウェブソフト、中国語名:福建網竜計算機網絡信息技術有限公司、本社:中華人民共和国福建省福州市、以下ネットドラゴン)は、中国版“Mobage”向けスマートフォンゲームの開発・運営を目的として、中国に合弁会社を設立することに合意した。新会社の設立は2011年度第4四半期中を目標としており、設立時に30人以上での稼働を見込んでいる。
≪以下、リリースより抜粋≫
このたび設立される新会社では、各国ゲームアプリの中国市場向けローカライズ(中国語化および市場特性に合わせた改良)および運営を行います。ローカライズする対象には、DeNAグループによる自社製ゲームや世界各国のデベロッパーが開発した人気タイトルを含み、ローカライズ後は中国版「Mobage」に展開され、ネットドラゴンのアプリストア(※1)などで配信される予定です。将来的には、中国を含む世界の「Mobage」ユーザ向けに、MMORPG(※2)などの高品質コンテンツを独自開発することも視野に入れています。
新会社の設立により、DeNAは、ネットドラゴングループの有する中国市場向けゲームの開発・運営ノウハウや中国でのマネジメント経験が豊かな人材、さらに中国市場に大きな影響力を持つネットドラゴングループのアプリストアなどの配信チャンネルを有効活用することが可能となります。
ネットドラゴングループは、合弁会社の設立により、DeNAのモバイルソーシャルゲームの開発ノウハウを活用し、自社サイトやアプリストアのコンテンツを日本や米国の高品質なゲームで拡充することができるようになります。
DeNAはネットドラゴンと戦略的提携を結んだことを2011年4月に発表しており、既にネットドラゴングループの運営するアプリストアで中国版「Mobage」の各アプリを提供しています。ネットドラゴングループのアプリストアは中国国内でも特に人気が高く、4,000万人以上が利用しています。
今回の合弁会社設立で、両社は、高品質かつ中国の市場ニーズに合ったゲームアプリを開発・提供することで、スマートフォンの普及が急速に進む中国においてさらなる成長を目指します。
※1:スマートフォン等で作動するアプリケーションソフトウェアを販売・配信するインターネット上のサービス。
※2: 多人数同時参加型オンラインロールプレイングゲーム(Massively multiplayer online role-playing gamesの略)。
■合弁会社概要
商号:未定
所在地:中華人民共和国福建省福州市(予定)
設立:2011年度第4四半期(予定)
資本金:600万USD (約4.6億円)
出資比率:Keen City Holdings Limited(ネットドラゴングループ企業):51%、
株式会社ディー・エヌ・エー:49%
代表者:董事長 劉徳建 (リウ ダージェン)(予定)
事業内容:中国市場向けスマートフォン用ゲームアプリの開発・運営
■会社概要
社名:NetDragon Websoft Inc.(ネットドラゴン・ウェブソフト)
所在地:中華人民共和国福建省福州市
設立:1999年
代表者:主席・執行董事 劉徳建 (リウ ダージェン)
事業内容:オンラインゲームの開発・設計・運営
証券コード:香港証券取引所: 777