全力のパフォーマンスで会場を沸かせたクリスマスイヴイヴライブ!
全国で展開されているカフェ&ダイニング“アフィリアグループ”の池袋店、上野店、六本木店を代表するメンバーから構成されたガールズユニット、アフィリア・サーガ・イースト。2008年のデビュー以来、さまざまな活動を続けてきた彼女たちの2ndワンマンライブ“聖ナル2ndワンマンライブ2011”が、2011年12月23日(金・祝)Zepp Tokyoにて開催された。2011年6月に初のワンマンライブを行い、大成功を収めた彼女たちが、早くも開催した2ndワンマンライブ。事前に“スペシャル・オーバー・サプライズ”の存在や、7thシングルの先行受付が行われることが発表されるなど、先輩(※アフィリア・サーガ・イーストのファンのこと)たちも超注目したライブであり、また彼女たちの決意を先輩たちに届けるライブともなった。
会場を先輩たちが埋め尽くすなか、幕を切った“聖ナル2ndワンマンライブ2011”。会場の幕が開くと、2ndワンマンライブのために用意したという衣装を身に纏ったメンバーが、キラキラと輝きを放ちながらステージを彩る。メンバー全員の自己紹介ソングでファンとのやり取りを楽しんだあとは、『ルミナスの泉』、『メリディンの祈り』など初期のナンバーで会場を温めていく。続く、つんく作曲による楽曲『ニーハイ・エゴイスト』では、アップテンポな楽曲で一気に会場の熱を上げると、会場のファンもコールをかけて曲の勢いを後押し。事前に有志によって“ロゼが高まる”という理由で配られた赤と緑のサイリュームが会場を埋め尽くしていく。さらに、メドレー形式『恋をゲームにしないで!』、『聖ナルwktkノ星』と歌い上げ、勢いを加速させていく。『聖ナルwktkノ星』では、事前に行われたインタビューで語られた“サザエさんタイム”と呼ばれるダンスも見られ、ラッキィ池田による独創的なダンスもライブを盛り上げる要素として注目を集めた。
『TANTEI☆ラプソディ』では、かわいらしい楽曲で息のあったパフォーマンスを魅せたアフィリア・サーガ・イーストのメンバー。ここで、アフィリア・サーガ・イーストのWプロデューサーのひとり、桃井はるこを呼び込み、初のコラボセッションを行うことに。「サーガのメンバーを見てると青春だなって思う」と語る桃井とコラボレーションして披露されたのは『アキハバラブ』。ショルダーキーボードを掲げた桃井が、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーとともに同曲を演奏しながら、『アキハバラブ』を歌い上げた。さらに、もうひとりのWプロデューサー・志倉千代丸氏が呼び込まれると、「志倉千代丸のコンサートにきてくれて、本当にありがとうー!」という志倉氏のコメントに大歓声が上がる会場と、うろたえるアフィリア・サーガ・イーストのメンバー。「俺の夢もう終了?」などとおどけながらも、会場を盛り上げていく志倉氏と桃井のふたりと、アフィリア・サーガ・イーストの深い絆が感じられるひと幕に、会場の先輩たちも笑顔をほころばせる。そして、ついに実現するWプロデューサーとアフィリア・サーガ・イーストの夢のコラボに、桃井も「これまでにも何度かコラボという話は出ていたんですけれど、いざというときのためにとっておいたんです。今日がその日! (フェイリス・ニャンニャンの声で)ジャッジメントグランドクロスのときなのにゃん!」と興奮を隠しきれない様子。ショルダーキーボードを演奏する桃井と、華麗なギタープレイを見せる志倉氏に支えられながら、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーが披露したのは、『オペラファンタジア』。アヤミ、アリア、コヒメ、マホ、ミィナ、ミクの6人構成のメンバーとともに、アツく盛り上がる。
「本当にZepp Tokyoが埋まってるんですけどー(笑)」と驚きを隠せない様子の志倉と桃井は、アフィリア・サーガ・イースト結成当時の話や、結成当時に“アフィリール”という名前で呼ばれて取り入れられていた、ヨーロッパの伝統的なフォークダンス“カドリール”を模したダンスの話題など、当時のことを振り返る。また、桃井は「音楽は魔法だと思うんです。明るい曲を聴くと明るい気分になれるし、それって魔法みたいなことですよね。彼女たちが立派な魔法使いになれているか、ぜひ皆さん見届けてください。本気の魔法を受け取って、元気になってください!」と、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーを後押しした。
Wプロデューサーがステージを退場すると、サンタ衣装に身を包んだカレン、クルミ、メイリ、ユカフィン、ルイズ、ロゼの6人が登場し、『恋人がサンタ・クロース』を披露する。元気いっぱいに登場した彼女たちは、思いっきりジャンプしたカレンが転んでしまうハプニングもなんのその、クリスマスイヴイヴということで、会場の先輩たちに投げキッスをプレゼントするなど、サービス満点。続いてアヤミ、アリア、コヒメ、マホ、ミィナの5人が登場し、『遙かなる時空の旅人』を歌い上げる。終始楽しそうに歌い、踊る姿が印象的だった。さらにここで、新たなゲスト! 「浜松町からやってきましたー」とゆるーい挨拶をしながら登場したミクは、文化放送“超A&G!”で放送中のラジオ『ナス☆シスのお願い! ミッドナイトエンジェル』でいっしょにパーソナリティーを務める声優の井澤詩織とともに、同番組の主題歌『エンジェル☆Chu♪ Chu♪』を披露。会場は同曲でピンクのサイリュームに一気に変化。一体となって盛り上がった。
各メンバーからの映像コメント“X’mas Movie”が終了すると、ライブは後半戦へ突入。アフィリア魔法学院の制服姿で登場したメンバーが、『教育的指導!』を披露すると、スペシャル・オーバー・サプライズの発表へ。発表の内容は、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーに新たに2名が加わるというもの。追加メンバーは、上野のアフィリア・シェリーズ所属のローラ・シュクレーヌと、六本木のアフィリア・スターズ所属のエミュウ・ヴァイルシュミット。「ふたりはどんなキャラでやっていくの?」というストレートすぎる質問に、「甘いお菓子が好きなので、アリアさんとかぶっちゃう! でも、お姫様じゃないです」というと、ほかのメンバーもキャラ被りを気にして「委員長じゃないよね?」(ルイズ)、「妹じゃないよね?」(メイリ)と質問攻め。そんな中「眼鏡かけるー?」とのほほんと質問したロゼに、「それはロゼ様がかけておいて!」とユカフィンからきびしくツッコまれていた。また、2012年3月28日にリリースされる7枚目のシングルは、これまでで最高人数となる14人となったアフィリア・サーガ・イースト初のCDとなるとのことだ。
メンバー14人で初のパフォーマンスを披露するのは、『My White Ribbon』と『倍速恋愛時計』の2曲。ふたりの追加メンバーもほかのメンバーとともに力いっぱいのパフォーマンスを見せると「初めての舞台がこんなに大きくてすごく緊張したんですけれど、お店で会っている先輩がすごくたくさんいて安心しました(泣)」(エミュウ)、「裏で緊張しすぎて、エミュウ氏と無言でいたんです。お互いに励ますこともできないくらいに緊張していて。でも、お店で仲よくしてくれている先輩たちがたくさんいてくれたので、全力を出せたと思います!」(ローラ)と先輩たちが支えになったことをアツく語る。
さらにこの日はもうひとつの発表が。7枚目のシングルで卒業することが発表されている、ミィナとロゼの卒業公演が2012年3月2日に新宿BLAZEで行われるというのだ。この発表の最中からメンバーの目には涙が浮かび、委員長のルイズは号泣。「(久々に披露した)アフィリールのように、アフィリア・サーガという伝統をずっとずっと受け継いでいってほしいなって思っています」とミィナが力強く語ると、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーの、そして先輩たちとの絆の曲であるという『術式は誰かのために』を涙を浮かべながら披露する12人のメンバー。号泣していたルイズも「(2012年)3月はまだ先だけど、こうやっていっしょにステージに立てるのはあと何回なんだろうと思ったら、泣けてきて……。ライブが始まる前にミィちゃんに“もっと頼ってくれていいんだよ”と言われたときから、もう泣きそうで……(泣)」と3年間ともに過ごした初期メンバーとの絆を改めて確かめていた。
それぞれの思いを胸に残しつつ、ライブはクライマックスへと向かう。不思議なダンスが魅力のアッパーなナンバー『La*La*La*ラボリューション』に続き、『Triangle Wave』、そして『放課後_ロマンス』と勢いのある曲で一気に畳み掛けるアフィリア・サーガ・イースト。『放課後_ロマンス』では、こちらも有志によって配られた黄色いサイリュームが会場に輝くと、ミィナは大感動。『放課後_ロマンス』がイチバン好きだという彼女のために先輩たちが仕掛けたサプライズで、『ニーハイ・エゴイスト』でロゼのために、『放課後_ロマンス』でミィナのために、卒業するふたりに大きな思い出を届け、また、会場のみんなでその思い出を共有した。
アンコールでは、再び14人構成のアフィリア・サーガ・イーストとして登場。そして、7枚目のシングル『未来が私を待っている』について、ルイズは「等身大の私たちにかぶる歌詞になっていて、素敵な仕上がりになりそうです!」とコメント。このシングルまでは、ミィナとロゼも発売キャンペーンに参加するということで、3月いっぱいは14人のアフィリア・サーガ・イーストで活動するとのこと。そして、ルイズから、メンバー全員で話し合って立てたという目標が発表される。それは「7枚目のシングルで1位を穫りたいです!」(ルイズ)というもの。この発表にざわつく会場。「どうしたの、先輩。ざわざわしてる(笑)。なんで苦笑いなの!(笑)」とユカフィンもうろたえるが、「本当にマジメに考えた目標です。私たちはもっともっと上に行きたいので、どうか応援よろしくお願いします!」(ルイズ)と力強く、その決意を会場の先輩たちに届けた。
アンコールに『残酷な天使のテーゼ』、『ワタシ☆LOVEな☆オトメ!』で会場を盛り上げると、「今日は先輩方のおかげで、すごく素敵なクリスマスイヴイヴを過ごすことができました! みんなの記憶に残るといいな! 本当にありがとうございました!」とミィナ。ラストは、会場の先輩たちとのコール&レスポンスが楽しい『飛行実習~Learn To Fly~』。同曲でアフィリア・サーガ・イーストのメンバーも会場の先輩たちも全力で弾けると、アツく、楽しい、クリスマスイヴイヴの夜を笑顔で締めくくった。
ライブ終了後には、メンバーとのツーショット撮影や、握手ができるグッズ購入特典会が開かれた。最後まで先輩たちとのひと時を噛み締めたメンバーたちは、笑顔で先輩たちと交流を深め、さらなる活力を得た様子だ。
アフィリア・サーガ・イースト
X’mas Live!! 聖ナル2ndワンマンLive2011
01. Dear センパイ~メンバー自己紹介ソング~
02. ルミナスの泉
03. メリディンの祈り
04. ニーハイ・エゴイスト
05. 恋をゲームにしないで!
06. 聖ナルwktkノ星
07. TANTEI☆ラプソディ
08. アキハバラブ(with 桃井はるこ)
09. オペラファンタジア(with 志倉千代丸&桃井はるこ)
10. 恋人がサンタ・クロース
11. 遙かなる時空の旅人
12. エンジェル☆Chu♪Chu♪(with 井澤詩織)
13. 教育的指導!
14. My White Ribbon
15. 倍速恋愛時計
16. 術式は誰かのために
17. La*La*La*ラボリューション
18. Triangle Wave
19. 放課後_ロマンス
【アンコール】
20. 残酷な天使のテーゼ
21. ワタシ☆LOVEな☆オトメ!
22. 飛行実習~Learn To Fly~