人気声優と過ごす素敵なクリスマス

 2011年12月17日、12月18日の2日間、パシフィコ横浜 国立大ホールにて、コーエーテクモゲームスの女性向けゲームブランド“ネオロマンス”シリーズを題材にしたクリスマスイベント“ネオロマンス スターライト・クリスマス 2011”が行われた。ここでは、18日昼公演の模様をお届けする。

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聖なる夜に乙女たちが集結! “ネオロマンス スターライト・クリスマス 2011”開催_02
▲ロビーには、“ネオロマンス”シリーズのソフトが飾られたクリスマス・ツリーが。
▲『100万人の金色のコルダ』のキャラクターが、サンタ帽をかぶってお出迎え。
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▲『FabStyle(ファブスタイル)』体験コーナーや、『遙かなる時空の中で5 風花記』(2012年2月発売予定)予約コーナーも設けられていた。
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 18日昼公演に出演したのは、声優の神奈延年(『アンジェリーク』ランディ役)、堀内賢雄(『アンジェリーク』オスカー役)、井上和彦(『遙かなる時空の中で』シリーズ 橘友雅、翡翠、梶原景時、風早役)、鳥海浩輔(『遙かなる時空の中で』シリーズ 藤原泰衡、大伴道臣役)、伊藤健太郎(『金色のコルダ』シリーズ 土浦梁太郎、八木沢雪広役)、前野智昭(『100万人の金色のコルダ』不動翔麻役)、保村 真(『100万人の金色のコルダ』不動葉介役)、高橋広樹(『ネオ アンジェリーク』レイン役)、楠 大典(『ネオ アンジェリーク Special』マティアス役)、武内健(『MISS PRINCESS ミスプリ!』鷹司カオル役)、野島裕史(『MISS PRINCESS ミスプリ!』秋月淳平役)。

 イベントは、キャスト全員が歌う「HOLY SNOW」で幕を開けた。クリスマスソングということで、全員がハンドベルを手にしていた。続けて、クリスマス・スペシャル・ドラマとして、伊藤・前野・保村が出演する“『100万人の金色のコルダ』-クリスマスの過ごし方-”と、武内・野島が出演する“『MISS PRINCESS ミスプリ!』-ライバル・トーク-”が披露された。前者は、クリスマスをどう過ごすかで揉めている不動兄弟を、土浦がみずからが出演するコンサートに誘うという内容。後者は、姫岡こころに出会って自分が変わったという鷹司と秋月が、執事を全員集めてこころを出迎えようとする話で、声優たちの熱演に、ファンたちは歓声を上げていた。

 その後行われたのは、“愛のメッセージ1 ~Xmas Kiss Kiss Kiss~”。各キャラクターが主人公への愛のメッセージを語るというコーナーで、タイトルの通り、必ずキスシーンが入るのが特徴だ。ここでは井上が翡翠、保村が不動葉介、野島が秋月淳平の演技を披露。キスシーンで思わず叫びを上げる女性ファンも多かった。

 愛のメッセージの後は、ライブコーナー。鳥海が「黒き氷塊の楼閣」を、神奈が「I CAN」、そして神奈と堀内がふたりで「Love Express」を歌い上げた。

 ライブ終了後は、高橋による『FabStyle(ファブスタイル)』紹介コーナー。高橋は『FabStyle(ファブスタイル)』には出演していないが、「次回作にはぜひ出たい!」ということで、本コーナーに出演することになった。コーエーテクモゲームスがユーザーに「もし次回作があるならどんな職業のキャラクターに登場してほしいか」とアンケートを行ったところ、1位がミュージシャン、2位が作家、3位がスポーツ選手という結果に。高橋は、ミュージシャンかスポーツ選手を演じたい、とアピールしていた。

 おつぎは“愛のメッセージ2 ~Xmas Kiss Kiss Kiss~”のコーナー。今度は楠がマティアス、武内が鷹司カオル、前野が不動翔麻としてメッセージを読み上げた。そしてファンのテンションがかなり高まったところで、お待ちかねの“愛のキャンドル・トーク”コーナーに突入。これはキャストがアドリブでロマンティックなショートストーリーを作りつつ愛をささやいてくれるというもので、スターライト・クリスマスではもはや恒例のコーナーとなっている。今回のお題は「このソリに乗ってごらん」。キャストは、かならずこのセリフを使ってショートストーリーを作らなければならないのだ。

 このキャンドル・トークコーナーに登場したのは、堀内、鳥海、伊藤、保村、高橋、武内の6人。トークを披露する順番は公平にクジで決められたのだが、なんとトップバッターに選ばれたのは、大ベテランの堀内! 後ろに控えるキャストたちは、そのプレッシャーでおののくことに……。堀内が「このソリに乗ってごらん。……トナカイを変えておいた」と、トナカイを競走馬に変えたというネタを披露すると、続く5人も全員「トナカイを変えておいた」ネタで小話を作り、会場を笑わせた。

 キャンドル・トーク後は『遙かなる時空の中で5 風花記』紹介コーナー。ここで、アーネスト・サトウ役の四反田マイケルと、新キャラクター・リンドウ役の八戸亮がゲストとして登場。ミニドラマ&トークを披露した。四反田によると、アーネストには新しい衣装が用意されているとのことなので、アーネストファンは注目だ。また、八戸は現在『遙かなる時空の中で5』をプレイ中で、「最初アーネストはイヤなやつだと思ったが、途中で意外といいところがある、と思った」と語った。

 『遙かなる時空の中で5 風花記』コーナーの後は、鳥海が大伴道臣を演じる“愛のメッセージ3 ~One More Kiss~”を挟み、ライブコーナーへ。キャンドル・トークが無事終わってハイテンションだという伊藤が「RIGHT BEHIND YOU」、井上が「白檀・遊戯」、楠が「漆黒のLament」、高橋が「Secret Rendezvous」を歌い上げた。

 続くコーナーは、クリスマス・スペシャル・ドラマ“『アンジェリーク Special』-答えを探して-”。ベテランの神奈、堀内が、アドリブを交えつつ、守護聖としてのありかたに悩むランディと、その相談に乗るオスカーを演じた。ふたりの決め台詞の場面では、アニメーションが挿入されるというサービスもあった。

 そしていよいよイベントはクライマックスへ。キャスト全員が、会場と一体となり、「きよしこの夜」、「クリスマスの街角にて」を歌った。なお、「きよしこの夜」では、伊藤がピアノ演奏を披露した。一度幕が下りても、会場の熱は冷めやらず、そのままアンコールへ。ネオロマンスファンにはおなじみ「Promised Rainbow」を全員で歌い上げ、“ネオロマンス スターライト・クリスマス 2011”18日昼公演は幕を閉じた。

 なお、次回のネオロマンスイベントは、2012年3月10日、11日に行われる“遙か祭2012”。こちらは『遙かなる時空の中で5』オンリーイベントとなるとのことだ。ファンはお見逃しなく!

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撮影/大山雅夫