あのキャラクターでもプレイ可能に?
2011年12月17日に発売されたアクワイアのPlayStation Vita用ソフト『忍道2 散華』。忍である主人公ゼンは、宇高多(うたかた)の地に存在する3つの勢力から依頼を受け、任務を遂行していくことになる。
■ステルスアクション
任務遂行のためにはステルスアクションを駆使することが必須。ここではゼンが行える基本的なステルスアクションをおさらいする。
ダッシュやジャンプの他に、任意の方向に素早く転がることも可能だ。
隣の部屋に敵の気配を感じたら、戸を開け覗き込み、様子を伺うこともできる。
壁走りをすれば行き止まりで窮地に陥っても脱出や形勢逆転のチャンスとなる。
道具は投げることができる。狙い撃ちする際は背面タッチパッドで照準を合わせよう。
ぶら下がりをすることで新たなルートを発見することがあるかも。
敵の体をよじ登り、空中から背後をとる武士登り。反撃の余地すら与えぬ早業だ。
高低差がある移動を可能にする鉤鎖。使い方によって逃亡の助けとなったり潜入手段のひとつともなる。
空中を音もなく自由に滑空できる風黒羽。高低差を利用した自由度の高い攻略が可能となりそうだ。
亡骸を発見されると敵が騒ぎ出してしまうため、隠密に行動したいときは、物陰に隠すことも必要。
■血祀殺法
“血祀殺法”とは、敵を一斬で始末することができるゼン特有のステルスキル。気付かれることなく敵の近くに忍び寄ると“血祀の予感”が発生。発生したタイミングで△ボタンを押すと、殺傷力の高い一撃で音も無く敵を沈めることが可能だ。忍び寄り、倒すという忍らしいステルスキルを、存分に味わおう。
■斬刻
相手の時の流れを止め華麗に葬り去る“斬刻”。画面下部中央に表示されている“斬刻ゲージ”が溜まった状態で△ボタンを長押しすると、斬刻モードに移行する。表示されるコマンドを時間内に入力できると、ダイナミックなアクションとともに敵を仕留めることができるのだ。
斬刻ゲージは消費しても任務中に自動回復していく。これを利用することで、アクションが苦手なプレイヤーでも簡単に敵を倒すことが可能だ。さらに斬刻は、複数の敵を同時に選択し、連続で殲滅することも可能。その場合はつぎつぎに表示されるコマンド入力を成功させる必要があるが、成功したときの爽快感は格別だ。
■宇高多の覇を争う3勢力の大名達
宇高多の地に起きている争乱の中に、裏切り者・シュウの影を感じたゼン。一命を救ってくれた飛鳥への恩に報いるとともに、シュウの足取りを追うべく、各勢力の任務を受けていくことになる。ここでは宇高多の地を巡って争いを起こしている3つの勢力と、その代表となる人物を紹介。
宇高多の地を治める大名。統治能力はお世辞にも高いとは言えず、目先の混乱に動じては、お抱えの飛鳥忍者に依頼を出して事態の集束を図る。
一条譜代の家臣、風天家の長。一条家中では“宇高多の大うつけ”と言われていたが、じつは武勇知略に優れ、統治能力の無い信輝に代わろうと反旗を翻す。
寺社勢力・阿無璃他教の新教祖。何者かに消された前教祖・貞女に代わり、阿無璃他の布教に動き出す。貞女の死体は見つかっていないが、消したのは一条だと信じ切っている。
■ハラキリエンジン
“ハラキリエンジン”とは、宇高多に存在する3勢力に対し、プレイヤーが自由に介入することで情勢が変化し、プレイヤーごとに異なる展開が楽しめる“忍道”シリーズ独自のシステム。プレイヤーの関わりかたにより戦況は変化し、復讐の物語の結末も変化する。
飛鳥の里に届く任務依頼の中から請け負う任務を選ぶ。任務の概要や、その任務が依頼主と敵勢力に与える影響力などはここで確認できる。
受領した任務を遂行するアクションパート。忍者ステルスアクションを駆使し、完遂を目指せ!
任務が終了すると、3勢力や宇高多の地に起きた変化が確認できる。どの勢力に打撃を与えるべきか、どの勢力に味方すべきか、決めるのはプレイヤー自身だ。
■3勢力以外からの任務も
ゼンの元に届く依頼は、3勢力のものだけではない。依頼主が不明な任務も舞い込むのだ。依頼主不明の任務は一度きりのものから、任務を達成する度にさらに難しい任務へと発展することもある。それらの任務のなかには、解決するといいことがあるものも。
■オマケ要素を少しだけ公開
本作ではある一定の条件を満たすことで、通常のプレイではなかなか見ることができないイベントが発生することがある。さらに、条件を満たすことでゼンの衣装に隠し衣装が追加されたり、プレイアブルキャラクターを変更して本編を楽しむことも可能になる。あのキャラクターでもプレイできるかも!?