みなさんお久しぶりです!
モグル・モグXII世 討滅戦の攻略方法がひとまず完成したので紹介します。
今回はなんとなく勝てそうな感じがありつつも、安定してクリアーできる戦いかたを見つけるのに苦労しました。
よければ参考にしてみてください。

モグル・モグXII世 討滅戦についてはこちら

『FFXIV』モグル・モグXII世 討滅戦攻略【エオルゼア通信blog 出張版】_01

パーティ編成

盾役1名、アタッカー5名、ヒーラー2名を基本の編成として考えます。
今回は"剣斧弓弓弓呪幻幻"という編成を想定して解説していきます。

<盾役>
剣術士は打たれ強く、特性によって範囲化されるフラッシュで一度に多くの敵のターゲットを取ることができます。
斧術士は剣術士よりも攻撃力が高めですが、盾役としての能力はやや劣ります。
今回は複数の敵を相手にするので、剣術士を選択します。

<アタッカー>
攻撃性能だけを見るとどのクラスも高い能力を持っていますが、今回の戦闘では動き回る敵を追いかけながら攻撃することになるので、コンボ発動条件に敵の向きが関係する近接アタッカーは難度が高めです。
その分、弓術士は敵との距離を離すだけでコンボ発動条件を満たすことができますし、敵をバインド状態にする影縫いを使えるので今回紹介する戦術と非常に相性がいいです。
弓術士3名と、臨時の盾役を兼ねることができる斧術士1名を物理攻撃アタッカーに選びました。
呪術士は、魔法アタッカー兼支援役として加えています。
ブリザドやブリザラでの足止め、攻撃魔法コンボによる高い瞬間火力など、非常に優秀です。

<ヒーラー>
MPの回復手段が豊富で、回復量の多いケアルラが使える幻術士が最適です。
アクション再配置によって、呪術士がメインヒーラーを担うことは難しくなりましたが、
大幅に増加したMPをうまく運用して、サブヒーラーとしても臨機応変に立ち回りましょう。

<セットしておきたいアクション>
センチネル(剣22)
フェザーステップ(闘2)
内丹(闘6)
デコイ(弓2)
ケアル(幻2)
レイズ(幻18)
女神の慈悲(幻34)
レゾナンス(呪22)

出現するモンスター

モグル・モグXII世討滅戦では7体のモーグリたちに加えて、1体のボスモーグリが現れます。
名前の後のカッコは想定されるクラスです。『FFXIV』にはシーフや白魔道士などはまだ実装されていませんが、使用する武器やアクションの特徴を踏まえたうえで、それぞれを区別するための便宜的なものです。

・クプディ・クープ(剣術士)
物理攻撃に対して高い耐性を持っています。
また、別のモーグリからの救援要請を受けると、ひとりのパーティメンバーを狙い続けるようになります。
倒す場合は、魔法攻撃を主体にしたほうが効率よくダメージを与えられます。
【固有特殊技】ウィスカーバッシュ=単体物理ダメージ+WS使用不可効果

・クプタ・カパ(斧術士)
クープほどではないものの打たれ強く、一撃の威力も高めです。
モグリーゴーランドを連発するので、後衛は離れて戦ったほうが安全です。
【固有特殊技】モグリーゴーランド=範囲物理ダメージ

・プクナ・パコ(シーフ)
攻撃力、防御力ともにそれほど高くないものの、相手を石化状態にするブレイクとMPにダメージを与えるモグネーシアが厄介です。
後衛はMPにダメージを受けないように離れて戦いましょう。
【固有特殊技】モグネーシア=範囲MPダメージ

・クプク・コギ(弓術士)
弓で遠距離から攻撃してきます。
固有特殊技のモーグル・アイ・ショットを食らうと大ダメージを受けるので、
ターゲットされている人のHPを高めに維持しておくことが重要です。
【固有特殊技】モーグリ・アイ・ショット=単体遠隔ダメージ

・クプロ・キップ(白魔道士)
ケアルで自身や味方モーグリを回復します。
攻撃力や防御力は低めなので、比較的倒しやすいモーグリです。
【固有特殊技】ケアルラ=単体回復

・プクラ・プキ(黒魔道士)
フィールド内をうろうろしながらポンポンフレアを放ちます。
ポンポンフレアは発動までに時間がかかるので離れれば回避できますが、乱戦の中で判断するのは難しいのでつねに距離を取っておくと安全です。
【固有特殊技】ポンポンフレア=広範囲魔法ダメージ

・プクシ・ピコ(吟遊詩人)
味方モーグリを巨大化させ、無敵状態と攻撃力上昇効果を与えるマキシモーグリを使います。
マキシモーグリで巨大化したモーグリは移動速度が低下するので、狙われている人が走り回ればやり過ごすことができます。
攻撃を受けてしまうと、固定で1000ダメージ食らうので、誰が狙われているのか判断することが重要になります。
【固有特殊技】マキシモーグリ=味方モーグリを強化する

・善王モグル・モグXII世[ボス]
このコンテンツのボスです。
詳しくは後述しますが、メメントモーグリというフィールド全体に及ぶ特殊技を発動するとともに現れます。
このボス自体に特殊な能力は備わっていませんが、倒された味方モーグリの固有特殊技を引き継ぎます。
引き継がれた固有特殊技はより強力なものに変化します。
また、味方の救援要請を受けると、ひとりのパーティメンバーを執拗に追いかけます。

戦闘の流れ

戦闘開始からクリアーまでの流れを解説します。

・戦闘開始~善王モグル・モグXII世出現まで
突入するとフィールド内にクプディ・クープ(以下、クープ)が待ち構えています。
戦闘を開始すると、およそ1分に1体ずつのペースでその他のモーグリが援軍として現れます。
現れるモーグリの順番はランダムです。
ボス以外の7体のモーグリが出揃った後しばらくすると、モーグリたちが戦闘をやめてフィールド中央部に集まり、善王モグル・モグXII世(以下、ボス)を召喚し始めます。
ボスが召喚されると同時にフィールド全体にダメージが及ぶ、メメントモーグリという特殊技を発動します。
この技のダメージは倒したモーグリの数によって変化。倒した数が多いほど威力が下がります。
また、ここまでに倒したモーグリもボスの召喚と同時に復活します。

・善王モグル・モグXII世出現~クリアーまで
ボスが現れたあとは、ボスを含む8体のモーグリとの同時戦闘になります。
出現直後のボスは無敵状態になっていてダメージを与えられませんが、その他のモーグリを倒していくことで徐々に攻撃が通るようになります。
8体のモーグリをすべて殲滅するとクリアーとなります。
なお、ボスだけ優先して倒してもクリアーにはなりません。

攻略に必要なテクニック

クラス改修に伴って、各クラスの戦いかたが大きく変わっています。
このコンテンツの攻略でポイントとなるテクニックをいくつか紹介しておきます。

・コンボで大ダメージを与える
アタッカーはコンボを決めてダメージを与えることが重要になります。
コンボに成功すると初段のWS分のTPしか消費せずにWSをつないでいけるので、非常に効率よくダメージを与えられます。
クラスごとに2パターン、または3パターンのコンボのルートを用意しておきましょう。

(弓術士の例)
ヘヴィショット→クイックノック
ヘヴィショット→レッデンアロー→ワイドボレー
ピアシングアロー→グルームアロー→ブラッドレッター

・バインドで足止めする
弓術士の影縫いや呪術士のブリザラは敵にバインド効果を与えることができます。
影縫いの効果は30秒程度ですがピアシングアローからのコンボでつなぐことで、バインド効果を延長することができます。
ブリザラは範囲攻撃なので一度に多くの敵をバインド状態にできます。
また、バインド効果は上書きができるので、レジストされなければ足止めし続けることが可能です。
バインド効果はダメージを与えると解けてしまうので、範囲攻撃で巻き込まないようにしましょう。

・女神の慈悲でケアルを範囲化する
幻術士以外でも、女神の慈悲を使うことでケアルやストンスキン、ブラッドライトを範囲化できます。
一度に多くの味方を回復できるので、メメントモーグリで受けたダメージを一瞬で回復することができます。
女神の慈悲を覚えているようであれば、ファイターや呪術士も忘れずにセットしておきましょう。

攻略

戦闘の流れに沿って攻略していきます。

・戦闘開始~援軍モーグリとの戦闘まで
メメントモーグリのダメージを軽減するために、なるべく多くのモーグリを倒すようにします。
最低でも5体のモーグリを倒すことができれば、センチネルやストンスキンを駆使して、なんとか全員が耐えられるダメージにまで軽減できます。
ボスの召喚までに7体すべてを倒し切るには高い火力と少しの運が必要になってくるので、無理をせずに6体のモーグリを倒す方法がオススメです。
まず、突入時から出現しているクープですが、ほかのモーグリと比べて打たれ強く、倒すのに時間がかかってしまうので放置します。
クープでTPを溜めておき、援軍が現れたらすぐにターゲットを切り替えて全力で攻撃しましょう。
削るスピードが遅いと、つぎの援軍が現れるまでに倒し切れず、同時に相手をするモーグリの数が増えていってしまいます。
ファイターはWSのコンボでダメージを与え、ソーサラーもMPに余裕があれば攻撃に参加します。
クープを放っておくと、ジワジワとダメージを受けるので、バインドで足止めしておくといいでしょう。
とくに、ピアシングアローから影縫いにつなぐコンボがオススメです。
注意するモーグリは、プクシ・ピコ(以下、ピコ)、クプタ・カパ(以下、カパ)、プクラ・プキ(以下、プキ)です。
ピコはマキシモーグリでほかのモーグリを無敵化させてしまうため、もし削っている途中のモーグリを無敵化されてしまうとダメージを与えられなくなります。
カパはやや打たれ強く、撃破に時間がかかるので、ソーサラーも攻撃に参加させると楽に倒せます。
プキはポンポンフレアが強力なので、ソーサラーや弓術士は距離を取って戦うようにしましょう。
クプク・コギ(以下、コギ)、プクナ・パコ(以下、パコ)、クプロ・キップ(以下、キップ)は楽に倒せるほうなので、もしソーサラーのMPがない場合は回復のチャンスになります。
いずれにしても、3体以上のモーグリを同時に出現させないようにすれば、問題なく倒していけると思います。

・ボス召喚~メメントモーグリ
クープ以外のモーグリを倒すことに成功したら、特殊技メメントモーグリに備えます。
フィールドの中央に集まってしまうと、メメントモーグリ後に範囲攻撃を食らいやすくなってしまうので、
フィールドの端でプロテスやストンスキンのかけ直し、HPの回復などを行います。
召喚が始まり、ボスが地中から現れたらセンチネルと女神の慈悲を使用します。
すぐにメメントモーグリが発動するので、それに合わせて範囲ケアルや範囲ストンスキンを唱えましょう。
ちなみに、弓術士は召喚が始まったら乱れ撃ちを発動しておくといいです。
乱れ撃ちの効果時間は60秒と長めなので、リキャスト時間を消化しつつ効果を維持しておくことができます。

『FFXIV』モグル・モグXII世 討滅戦攻略【エオルゼア通信blog 出張版】_02

・ボス出現直後の立ち回り
メメントモーグリを耐えることに成功したら、8体のモーグリとの戦闘になります。
ここで行う最初の行動が重要になるので、クラスごとに分けて解説します。

<剣術士>
フラッシュやランパートなどで、可能な限り多くのモーグリのターゲットを取るようにします。
ターゲットを取ることに成功したら、フィールドの端を円を描くように走り回ります。
適度にフラッシュや自己回復、センチネルなどをすると、ターゲットを維持しつつ、攻撃を耐えることができます。

<斧術士>
挑発やフラッシュでつぎに倒すモーグリのターゲットを取って削ります。
フィールドの端で戦ったほうが範囲攻撃などに巻き込まれにくくなるため安全です。
倒すモーグリの順番については後述します。

<呪術士>
メメントモーグリ後、フィールド中央にいるモーグリたちをブリザラで足止めします。
多くの敵を止めることができれば、かなり楽に戦うことができます。

<弓術士>
影縫いコンボでモーグリを足止めします。
ブリザラよりも効果時間が長いので、優先して足止めしたいモーグリに対して行います。
詳しくは後述しますが、クープを最優先に、剣術士が引き連れるカパ、コギ、パコあたりを足止めしておくと安定します。
弓術士が複数いる場合は、役割分担をしておくといいかもしれません。
足止めが終わったら、斧術士といっしょにモーグリを殲滅し始めましょう。
HPを削っている最中も、ほかのモーグリに対して影縫いコンボを決めたいところですが、削りをおろそかにするのも危険なので、そのあたりのバランスには注意してください。

<幻術士>
パーティメンバーの回復に努めます。
とくに、剣術士は多くの敵に狙われるので優先して回復しましょう。
ポンポンフレアやモーグリ・アイ・ショットを食らっても倒されないように、全快を維持しておくことが重要です。
なお、メメントモーグリ時にMPが減っていると窮屈な戦いになってしまうので、MPを多めに確保しておくように心がけましょう。

・モーグリを倒す順番
安定して戦闘をするためには、モーグリを倒す順番が重要になります。
オススメの戦闘順はこちら。

ピコ(吟遊詩人)→プキ(黒魔道士)→キップ(白魔道士)→パコ(シーフ)→コギ(弓術士)→カパ(斧術士)→ボス→クープ(剣術士)

まず、ピコを倒してほかのモーグリを無敵化させないようにします。
無敵化を封じれば、大ダメージを受ける要素が減るうえ、削っている最中の敵が無敵になって倒せなくなるということも防げます。
さらに、ボスにマキシモーグリを引き継がせると自分自身にのみ使用するようになります。
巨大化中はほかの特殊技を使わないうえに、移動速度も遅くなるので、楽にキープできるという副次的な効果もあります。

プキは逃げながらポンポンフレアを放つため、放っておくと被害が大きくなります。
ボスにポンポンフレアを引き継がせると危険なようにも思えますが、
食らっても即戦闘不能になるほどではなく、ほかの特殊技との抽選で発動されるので使用頻度は下がります。

キップはケアルラをボスに引き継がせるために倒します。
ボスがケアルラを使用すると、3000近くのHPを回復するようになるのでモーグリの殲滅速度が落ちてしまいますが、
その分、ほかの強烈な特殊技の使用頻度が減るので、"攻撃から耐える"という意味ではパーティにプラスに働きます。

パコは倒しやすく、モグネーシアをボスに引き継がせてもそれほど脅威ではないということから、この順番にしました。

コギはモーグリ・アイ・ショットをボスに引き継がせると事故の原因になり、
剣術士がターゲットを取っていればそれほど脅威ではないため、後回しにしました。

カパもコギと同様の理由で、モグリーゴーランドをボスが使わないようにキープ重視にしました。
打たれ強いこともあり、この順番が妥当だと思います。

ここまで来ればボスがかなり打たれ弱くなっているので、倒しにくいクープよりも優先して倒します。
ボスはモグリーゴーランドを連発することが多いので、なるべく近づかないようにしましょう。
近接アタッカーは、自分のHPやヒーラーのMPを考慮しながら、コンボを狙うといいです。
もし削っているときに巨大化してしまったら、もとに戻るまで走ってやりすごしましょう。

最後のクープはかなり打たれ強いですが、ほかのモーグリたちを殲滅し終えていれば幻術士も攻撃魔法を撃つ余裕ができるので、楽に倒すことができます。

・モーグリ殲滅時の注意点
クープとボスは味方モーグリの救援要請を受けて、ひとりのパーティメンバーを追いかけます。
いくら敵視を上げてもターゲットを取ることができないので、狙われている人は走り回って耐える必要があります。
クープはバインドで足止めしておけば、ほぼ無力化できるので楽になります。
ボスはブリザドの持つへヴィ効果を与えておくと、走り回りやすくなります。
キップ、パコ、コギ、カパに関しては、単純に敵視が高いプレイヤーを追いかけるので対処がしやすいです。
クープよりも優先順位は下がりますが、バインドをかけておくと盾役の負担が減ります。

・全滅しそうなときの対処方法
メメントモーグリ後に崩れてしまった場合は、戦闘不能のメンバーにレイズをかけてから倒されることで立て直すことができます。
レイズを受けたメンバーは、全滅する前に起き上がってかつ動かないようにすれば、敵に絡まれずに蘇生することができます。
このとき、幻術士に着替えてレイズをすると、衰弱効果がない状態で蘇生できるのでオススメです。
遠い位置で倒されてしまったメンバーがいるときは、レゾナンスと併用することでレイズの射程を伸ばすことができます。
ちなみに、もとのクラスと幻術士にレイズとレゾナンスをあらかじめセットしておくと、クラスチェンジをしてもリキャストが発生しません。
全員が復活したら、プロテスやストンスキンをかけて、戦闘を再開しましょう。

まとめ

攻略のポイントは、影縫いやブリザラでの足止めと、メメントモーグリ後の殲滅順です。
メメントモーグリ後は役割分担が重要になってくるので、挑戦する前にパーティメンバーどうしで確認しておきましょう。

『FFXIV』モグル・モグXII世 討滅戦攻略【エオルゼア通信blog 出張版】_03

以上が今回の攻略方法になります。
一度も全滅せずに倒すにはかなりの慣れが必要になりますが、メメントモーグリ後の対処をうまくできれば可能です。
攻略法はまだまだ進化する余地があると思うので、なにか大きな発見があったときはまた報告したいと思います。

それではまたお会いしましょう!

Suteki Chuteki/Gysahlワールド

※追ってエオルゼア通信blogでも同じ記事を掲載いたします。