仲間とダンジョンを攻略する“アクションパート”がプレイ可能
ついに発売されたPlayStation Vita。その発売と同日に開催されたジャンプフェスタ2012のセガブースでは、同社のPlayStation Vita向けオリジナル作品『サムライ ＆ ドラゴンズ』が初プレイアブル出展されたので、そのインプレッションをお届けしよう。
本作は侍やドラゴン、鬼、ミイラなどが登場する、さまざまな時代が混ざり合った新感覚のアクションゲーム。大きな特徴は、最大4人での協力プレイが楽しめる“アクションパート”と、領地を拡大するために魔獣カードと呼ばれるモンスター部隊を率いて戦う“バトルパート”で構成されているというところ。プレイヤーは、このふたつのパートをくり返して自国を強化し、覇者への道を歩んでいくことになるのだ。
ジェンプフェスタのプレイアブルバージョンでは、4人での協力プレイが楽しめる“アクションパート”が楽しめた。アクションパートでは、モンスターが徘徊する危険な塔を探索し、最終フロアーに登場するボスを倒せばクリアーとなる流れ。
プレイヤーキャラクターは侍のほか、剣士、魔法使いも用意されており、記者は侍を使用した。戦闘システムはMOアクション風で、4人で協力して戦っていく。攻撃は至ってシンプル。○ボタン連打で4連攻撃、△ボタンが旋風斬、□ボタンで前方回転斬り。テクニックを駆使して戦うというよりは、バッサバッサとガンガン斬り倒していく爽快感を味わう作りだ。ただ、最後に待ち受ける迫力のボスドラゴン戦では、ドラゴンの攻撃をうまくやり過ごし、攻撃するというアクションゲームらしい戦いも楽しめる。
初出展ということで、バトルの基本部分のお披露目といったところだろうが、プレイして感じたのはシンプルで気楽に協力プレイが楽しめるMOアクションだということ。イメージとしては、セガのソーシャルアプリゲーム『キングダムコンクエスト』に近い。つまり、通信機能が充実するPlayStation Vitaにはピッタリで、同作をゲーム機で作るとこうなる（グラフィック、操作性などが向上！）、といった感じだ。
ジャンプフェスタ2012に足を運んだらぜひプレイしてみるといいだろう。
