『ポケモン+ノブナガの野望』は2012年春の発売予定

 2011年12月17日から千葉県・幕張メッセにて開催中のイベント“ジャンプフェスタ2012”でポケモンの完全新作『ポケモン+ノブナガの野望』(ニンテンドーDSソフト/2012年春発売予定)が発表された。速報でお伝えしたとおり、この作品は、超人気コンテンツのポケモンと、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズとのコラボレーション企画。

 今回発表になったのは、タイトルロゴや対応機種、発売予定時期のほか、主人公の男女と5人のキャラクター、数点のスクリーンショット、デモ映像などなど。以下では、ポケモンブースでの取材からわかったことをまとめてお伝えしていく。

【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_01

PVから見えてきたゲームの概要と目的

 ブースで公開中のPVには、本作に登場するいくつかのキーワードが散りばめられていた。そこからわかることは、本作が「“ランセ地方”を舞台に、ポケモンたちと心を通わせる“ブショー”たちが、17の城を手に入れるべく“イクサ”をくり広げる」作品であるということ。歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズとのコラボレーションを考えると、17の城(国のようなエリアか?)をめぐって、戦国武将たちが覇を争う内容が想像される。『信長の野望』政略コマンドなどが登場するかは不明だが、何かしらのシミュレーション要素はあると考えていいだろう。

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【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_03
■主人公(男の子)と(女の子)

 主人公は男女両方のイラストが公開。『ポケットモンスター』シリーズなどと同じく、プレイの最初に男女いずれかを選ぶ形のようだ。気になるのは、各主人公が連れているイーブイ。ほかのキャラクターも1体ずつのポケモンを連れていることからもわかるように、各キャラクターにはそれぞれパートナーとなるポケモンが存在するようだ。

【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_04
■ノブナガとゼクロム
【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_05
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■ミツヒデとフリーザー
■オイチとプリン
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【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_08
■シンゲンとグラードン
■ケンシンとミュウツー

 主人公のほかに公開されたキャラクターは、上記の5人。名前はカタカナだが、名だたる有名戦国武将をモチーフとしたキャラクターが伝説のポケモンを引き連れて登場する模様。ノブナガとミツヒデ、シンゲンとケンシンなど、歴史的に因縁の深いキャラクターがどのような立ち位置でゲームに登場するのか楽しみなところだ。

スクリーンショットからわかるゲーム内容

 会場には壁一面にスクリーンショットが展示されているのだが、その内容からは、本作のゲーム性を少しだけ垣間見ることができる。ゲームシステムについての詳細はまだまったく明かされていないが、キャラクターやインターフェイスから、ゲーム性を想像してみるといいだろう。

【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_09
【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_11
▲左上の写真には、城らしき建物が写る。これが17の城のうちのひとつなのかも? 左下の写真には、“モトチカ軍”の表記や“1年目9月”の文字が。戦国大名、長宗我部元親をベースとしたキャラクターの存在や、1カ月単位でプレイヤーが行動を取るゲームシステムを伺わせる内容だ。
▲2枚目の写真はバトルの様子らしき内容。行動可能範囲のどこかに自軍のユニットを移動させて敵ユニットを倒していくバトルシステムのようだ。
【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_13
【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_15
▲左上の写真には“ヒデヨシ軍”の文字が。これはおそらく豊臣秀吉をベースとしたキャラクターの軍勢ということだろう。ほかの写真からは、“こうかばつぐん!!”や“キズぐすり”など、ポケモンファンにとってはおなじみの言葉が見られる。“こうかばつぐん!!”があるということは、恐らくタイプ別の相性が存在するということ。ポケモンの知識を活かしたバトルが楽しめそうだ。
▲注目すべきは左上写真に写っているプレイヤーのステータス。“ちから”、“かしこさ”、“みりょく”、“うつわ”、“とくい”、“ブショーパワー”、“どうぐ”など、多くの表記があり、かなり細かくブショーの能力が決められていることがわかる。
【続報】『ポケモン+ノブナガの野望』とは果たしてどんなゲーム? ポケモンブースの出展内容を分析【ジャンプフェスタ2012】_17
▲右下の写真には、“イズミに イクサを いどみます”という文字が見える。『信長の野望』シリーズのように、他国に攻め入って領土を広げるシミュレーションになるのか!?

公式サイトでさらなる情報が公開中

 本日公開の『ポケモン+ノブナガの野望』公式サイトでは、上で紹介した各キャラクターのほか、会場で流れているものと同様のPVが公開中。なお、現在ポケモンブースで配布されているシールに記載されている“あいことば”を入力すると、公式サイトだけのスペシャルムービーをみることができる。こちらも合わせてチェックするといいだろう。